英語の学習方法 長文編
はじめの投稿にも書きましたが、このブログは、進学教室に通わない中学生を応援しています。
1日23分の自主学習を、ぜひ実践してください。
内訳は、英単語3分、その他の英語10分、数学10分です。
さて、最初の課題の英文法の問題集がひと通り終わったら、いよいよ英語の長文に挑戦です。
高校入試の合否を分けるのが、この英語長文の読解です。
ほとんどの高校生は英語の長文を苦手にしているため、学習を後回しにして、本格的に学習するのが入試の直前ということになりがちです。模試を受けたら、見たこともない長い英語の文章が出ていて、頭がくらくらして解けなかったという人も少なくないでしょう。(私も最初の模試がそうでした)
英語の長文は、慣れれば怖くはありません。だからなるべく早いうちから、長い英語に触れておきましょう。というより、基本的にそれだけをやれば英語は高得点が期待できます。
最近の入試では、問題文の英文が長くなっているようで、特に東京都立高校の問題は長いです。制限時間内に最後まで解き終わるためには、相当長文の英語に親しんでおく必要があります。ということは、逆から見ると、長文の英語に慣れてさえいれば、ほかの受験生よりかなり有利になります。
さらに、これは受験に備えた重要な学習のコツにつながるのですが、都立高校入試の問題文は、文章が長いわりに使われる単語がものすごく限られています。ですから単語はあまり多く覚える必要はありません。おそらく基本の1000語程度で対応できるはずです。
では、具体的な英語長文の学習方法を解説します。
1)教科書ガイド
いきなり入試の過去問レベルではあまりにハードルが高いと思います。
ところが、やさしい単語だけで書かれた英語長文の問題集はほとんどありません。
そこでお勧めしたいのが教科書ガイドです。
ここで、教科書ガイド選びのポイントは、自分が使っている学校の教科書とは違う出版社の教科書に対応した教科書ガイドを買うことです。
自分が使っている教科書のガイドをやると、学校の勉強の延長みたいな気になってモチベーションが極端に落ちます。
そこで、知らない教科書のガイドを購入しましょう。
やさしいところから始めたいので、まずは中学1年生の教科書ガイドから。
本文を読んで、わからないところは日本語訳を参照しましょう。単語の意味も掲載されているのでいたれりつくせりです。
1年のガイドが終わったら2年に進みます。2年が終わったら3年に。でも、もしそこで3年の教科書ガイドが難しすぎるようなら、別の出版社の2年の教科書に対応したガイドをやってみます。
コツは、「易しすぎるくらいがちょうどいい」と思って、無理して難しいものに挑戦しないことです。目的はあくまで、英語の長文になれることなので、「たくさん読む」ことが大事です。
2)問題集
くもん出版の「「中学基礎がため100% 中1英語(中2英語・中3英語)単語・読解編」は、中1レベルからのやさしい英語長文に対応している貴重な問題集です。見開きで、左が単語編、右が読解編という構成ですが、ここは長文に慣れるのが目的なので、左ページはスルーしてください。やるのは右ページだけ。最後までたどり着けれは、入試の過去問に何とか取り組める程度の英語力がついているはずです。
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