スターフルーツは、経済寿命が30年以上あり、ほぼ永年作物と言って良いでしょう。圃(ほ)場では棚栽培ですが、苗としてある程度大きくなるまで育てる時は垣根栽培です。垣根栽培は、樹が大きくなると場所を大きく取ってしまうのと、実を葉が隠してしまって収穫するのに手間がかかるというけってんがありますが、作業は楽なので苗の時だけ垣根栽培にするのだそうです。そして大きくなれば、圃場に移して棚栽培にします。こうすると、実は棚からぶら下がったように見えるため、収穫が非常に楽になります。
レンブの栽培で大事なのは、ワイ化栽培と剪定の技術だそうです。
落葉した枝に花芽が着くと言うことで、このへんは熱帯果物には珍しいことなのでしょうか。
よく分かりませんが、わざわざそう説明されたと言うことは、珍しいのかもしれません。
病害虫は、夜蛾(ヤガ)がひどいそうです。
夜蛾は、日本で生息しているものだけでも1200種を越えるほどの大所帯で、幼虫は果樹や野菜の葉を食害し、成虫は果実を吸汁するため、吸汁痕(最初は目に見えないくらい小さいが、日が経つと黒くなり腐敗していく)で見栄えが悪くなるだけで無く、腐敗果の原因ともなります。
夜に活動するものが多いのでこのように呼ばれますが、真っ昼間でも飛んでいるものもあります。
農家にとっては、憎たらしい天敵です。
落葉した枝に花芽が着くと言うことで、このへんは熱帯果物には珍しいことなのでしょうか。
よく分かりませんが、わざわざそう説明されたと言うことは、珍しいのかもしれません。
病害虫は、夜蛾(ヤガ)がひどいそうです。
夜蛾は、日本で生息しているものだけでも1200種を越えるほどの大所帯で、幼虫は果樹や野菜の葉を食害し、成虫は果実を吸汁するため、吸汁痕(最初は目に見えないくらい小さいが、日が経つと黒くなり腐敗していく)で見栄えが悪くなるだけで無く、腐敗果の原因ともなります。
夜に活動するものが多いのでこのように呼ばれますが、真っ昼間でも飛んでいるものもあります。
農家にとっては、憎たらしい天敵です。
視察させていただいたレンブは、元々は台湾で「黒真珠」又は「黒ダイヤ」と呼ばれている品種で、色は黒紫色だったそうです。
ところが、なぜか沖縄ではピンク色にしかならないそうですが、味も大きさもこちらの方が上だとか。
収穫最盛期は7月なのですが、これをなんとか前進させて6月中に収穫を終わらせたいのだそうです。
というのも、7月からマンゴの出荷が始まるからで、それが解決できれば、労働力の分散が出来て、非常に楽になるのだそうです。
中々に熱意溢れる方でした。
ところが、なぜか沖縄ではピンク色にしかならないそうですが、味も大きさもこちらの方が上だとか。
収穫最盛期は7月なのですが、これをなんとか前進させて6月中に収穫を終わらせたいのだそうです。
というのも、7月からマンゴの出荷が始まるからで、それが解決できれば、労働力の分散が出来て、非常に楽になるのだそうです。
中々に熱意溢れる方でした。
パッションフルーツには特別の思い入れがあります。
今から47年前、大学2年になる春休みのことです。
1週間前に買ったばかりの中古のバイクに、テントと炊事道具他を積み込んで南九州一周の旅に出たのです。
その時に立ち寄ったのが、薩摩半島南端の亜熱帯植物園(現在は閉園しているそうですが)でした。
一通り見て売店にまで行くと、そこでパッションフルーツの生ジュースを売っていたのです。
でも、1杯が300円!と書いてあったんです。
随分と悩みました。
だって、当時大卒の初任給が4万円くらい、クジラ肉の缶詰が30円、マトンが100gで15円くらい(どちらもよく食べた)の時に300円なんですよ?
ジュース売り場の前で、しばらくうろうろして迷っていました。
そこへ、売り場のお嬢さん(多分高校生くらいだからアルバイトだったと思います)が一言。
「折角だから飲んでみたら?
おいしいですよ~!。」
うん、飲んでみよう!
ということで、やっと決心して飲んでみることに。
件のお嬢さんは、それを聞くとミキサーを回し、紙コップにクラッシュアイスを入れてミキサーの中身を注いでくれました。
それを受け取り、おもむろに一口。
うん?こりゃあなんだ~!
メタクチャ美味いじゃあないか~!
パイナップルにバナナと桃を混ぜ合わせたような香り、甘味とバランスのとれた爽やかな酸味、ヒデキ、カンゲキ!(この元ネタわかる人は、中年以上かな?)
自分がもし果物屋を継ぐことになったら、絶対にパッションフルーツを売るぞ!
と決意したことでした。
今から47年前、大学2年になる春休みのことです。
1週間前に買ったばかりの中古のバイクに、テントと炊事道具他を積み込んで南九州一周の旅に出たのです。
その時に立ち寄ったのが、薩摩半島南端の亜熱帯植物園(現在は閉園しているそうですが)でした。
一通り見て売店にまで行くと、そこでパッションフルーツの生ジュースを売っていたのです。
でも、1杯が300円!と書いてあったんです。
随分と悩みました。
だって、当時大卒の初任給が4万円くらい、クジラ肉の缶詰が30円、マトンが100gで15円くらい(どちらもよく食べた)の時に300円なんですよ?
ジュース売り場の前で、しばらくうろうろして迷っていました。
そこへ、売り場のお嬢さん(多分高校生くらいだからアルバイトだったと思います)が一言。
「折角だから飲んでみたら?
おいしいですよ~!。」
うん、飲んでみよう!
ということで、やっと決心して飲んでみることに。
件のお嬢さんは、それを聞くとミキサーを回し、紙コップにクラッシュアイスを入れてミキサーの中身を注いでくれました。
それを受け取り、おもむろに一口。
うん?こりゃあなんだ~!
メタクチャ美味いじゃあないか~!
パイナップルにバナナと桃を混ぜ合わせたような香り、甘味とバランスのとれた爽やかな酸味、ヒデキ、カンゲキ!(この元ネタわかる人は、中年以上かな?)
自分がもし果物屋を継ぐことになったら、絶対にパッションフルーツを売るぞ!
と決意したことでした。
パッションフルーツはトケイソウの実です。
もっと正確に言うと、クダモノトケイソウの実です。
花として栽培するトケイソウは、花の色が白~赤~紫~青と様々ありますが、クダモノトケイソウは白のみです。
雄しべと雌しべが独特の形をしており、時計の文字盤に見えることから、トケイソウの名前が付きました。
実の大きさは、ぴんぽん玉を少し大きくしたくらいの球形で、色は赤、紫、黄色などがあります。
殻は比較的薄く、中には黄色い果肉と黒っぽい種がぎっしりと詰まっています。
酸味はあるものの糖度が高く、何よりも香りがすばらしい。
バナナにパイナップル、びわ、桃をミックスしたような、いかにも「これぞ熱帯果物」というようなわくわくする香りです。
当店では、バーやカフェ等の飲食店の方が、カクテル用としてよく買われています。