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”広島の果物屋”トド店長のひとり言

3代目のトド店長が、今日も美味しい果物を求めて東奔西走、果物の豆知識に旬の果物から新品種、はたまた雑感まで呟きまくり!

トド店長の独り言 ナツメ

2017-03-31 17:38:47 | 独り言
ナツメ(棗)は、よくナツメヤシの実(デーツ date 又はjujube)と混同されることがありますが、前者はクロウメモドキ科の落葉高木であり、後者はヤシ科の常緑高木で違うものです。
ナツメは日本ではよく庭木として栽培されていますが、実は2cm前後と小さく、乾果としたり薬用として使われていますが、あまり生食には用いられていません。
私が数年前に台北に行ったときに初めて訪れた果物屋さんでは、長さが4cm以上もある大きな生のナツメを売っていて、さっそく買い求めてホテルまで持ち帰って食べてみたことがあります。
ナツメの実は熟すと黄色になるそうですが、そうなると食感が柔らかくなるので、現地では青いうちに食べるのだそうです。
私が買い求めたのも、ガイドさんのアドバイスに従ってまだ緑色のものでしたが、一口かじれば食感はパリッ、嚙み砕けばシャクシャク、少しぬめりがありますが、ほのかな酸味と梨のような爽やかな甘味で、僅かな青臭さと弱いけどリンゴのような香りがあり、なかなかに美味で思わず4,5個も食べてしまいました。
それ以来、何とか生のナツメを売ってみたいと思うようになりました。
そんな時に、沖縄でナツメを作っているという情報が入り、今回の沖縄視察となったわけです。

トド店長の独り言 ドラゴンフルーツ

2017-03-30 11:56:28 | 独り言
ドラゴンフルーツは長日植物です。
長日植物とはある一定時間明るい時間が続く(暗い時間が短くなる)と、花芽が形成される植物のことです。
ここで注意しなくてはならないのは、花が咲くのではなく”花芽”が形成されるという点です。
例えば、イチゴ(四季生りイチゴは除く)は短日植物ですが、花が咲くのは自然界では4-5月頃です。
つまり、花芽はそれ以前の日照時間が短い時に形成されているわけです。
ドラゴンフルーツは、沖縄の自然条件下では5~11月に開花結実します。
6-9月は病気が多いことやマンゴの収穫時期が重なることを嫌って、10ー11月頃に集中して収穫できるように、電照(日没~夜間に数時間明かりをつけること 15日間くらい)する農家もあります。
沖縄の生産者の方は、「甘いのは赤だが、白のほうがコクがあってうまい。
また、露地栽培よりもハウス栽培のほうがうまいよ。」と言っていました。
ただ、広島の市場に送られてくるドラゴンフルーツは、困ったことに、ハウス栽培とか書かれていないので区別がつかないんだよなあ。

トド店長の独り言 ドラゴンフルーツ

2017-03-27 18:40:09 | 独り言
ドラゴンフルーツには、白、赤、ピンク、黄色、ゴールデンと五種類の色があります。
その中で最も甘いのがイエローピターヤ(ドラゴンフルーツはピターヤ又はピタヤとも呼ばれる)とよ呼ばれる黄色いドラゴンフルーツです。
大きさはあまり大きくないものの、果肉は白色で柔らかくジューシー、私が食べたものは糖度が18度もあり、非常に甘く感じました。
他のドラゴンフルーツは、甘味の主成分がブドウ糖(甘味は蔗糖の7割くらい)なのでそれほど甘味を感じないのに、イエローピターヤが特に甘く感じるのは、甘味の主成分が蔗糖や果糖(蔗糖の1.1~1.7倍くらい)だからだそうです。
近年注目されているのは、2007年に日本で品種登録された「ちゅらみやらび」です。
果肉はピンク色で、糖度も15度以上とかなりの甘さです。

トド店長の独り言 沖縄 ドラゴンフルーツ

2017-03-26 17:21:04 | 独り言
ドラゴンフルーツは、独特の赤色に先のほうが緑色をしている鱗片に包まれていて、「宇宙人の卵ですよ」と言われても信じてしまいそうな不思議な雰囲気を持った果物です。
初めて見たときは、ベトナムからの輸入品だったと思いますが、その後メキシコ産になり、今では沖縄産ばかりになりました。
ドラゴンフルーツは、サボテン科ヒモサボテン属サンカクサボテンの仲間果実です。
名前のいわれは、果皮がドラゴンの肌に似ているからだと思っていたのですが、どうも違うようです。
ドラゴンフルーツがなっているのを遠くから見ると、真っ赤な実がドラゴンの目に見えるからだそうです。
確かに、ひょろっとした緑色のサボテンに真っ赤な実が付いていれば、ドラゴンの目に見えなくもないのかな、と思います。

トド店長の独り言 沖縄 ドラゴンフルーツ

2017-03-26 17:21:04 | 独り言
ドラゴンフルーツは、独特の赤色に先のほうが緑色をしている鱗片に包まれていて、「宇宙人の卵ですよ」と言われても信じてしまいそうな不思議な雰囲気を持った果物です。
初めて見たときは、ベトナムからの輸入品だったと思いますが、その後メキシコ産になり、今では沖縄産ばかりになりました。
ドラゴンフルーツは、サボテン科ヒモサボテン属サンカクサボテンの仲間果実です。
名前のいわれは、果皮がドラゴンの肌に似ているからだと思っていたのですが、どうも違うようです。
ドラゴンフルーツがなっているのを遠くから見ると、真っ赤な実がドラゴンの目に見えるからだそうです。
確かに、ひょろっとした緑色のサボテンに真っ赤な実が付いていれば、ドラゴンの目に見えなくもないのかな、と思います。