スルーじゃなくマスターね。

暗くなりました。浜松市内。夜の帳が・・・なんちゃって。

さて、とっても大切なことなんですけど・・・

ダイビングのスクールでやる内容って、やればいいってもんじゃ無いんです。
1回できればそれでいいってもんじゃないんです。難しいことをしなさいとは一言も言ってません。
慣れてくださいって言ってるんです。

例えばマスクの中に水が入った時に、浮上しなくてもその場で簡単にマスクの中の水を抜く方法。
マスククリアっていうのですが、人によっては苦手って言うケースがあるんです。

鼻呼吸がメインですから、鼻から息を吸うのはふつうのコト。
マスクの中に水が入ってる状態で鼻から息を吸うと・・・結構痛いハズ。

そんなことがあるからこのスキル嫌いっていう人、意外に居るんですけど、このスキル、多分いちばん頻繁に使うスキルです。
これがやっとデキた！っていうレベルでコースが終わってたらダメなんです。
何度やっても同じパフォーマンスでできないと。
ほんとは、いきなりマスク取られても驚かずに何とか対応できないと。

どうすか？

その他に、中性浮力。
例えば講習の時に、『どこかを水底に接触させて息を吸うと浮き上がって、吐くと沈む』っていうスキルの練習をします。
こんなの、コレ単品では多分フツウのダイビングでは使うことはないでしょう。

じゃ、なんでコレ、練習するの？

答えは簡単。
呼吸と浮力の関係を理解していただくためです。
浮いたり沈んだりということがステキなパフォーマンスでできることが求められているのではなく、必要に応じて吸ったり吐いたりすることで、身体が浮いたり沈んだりするってことを理解していただくためのスキルなんですけどね。

あ。分からないインストラクターさんいっぱいいますよねー（笑）。

要は、ダイビングができるようにしてあげることがダイビングの講習ですよ。スキルをカリキュラム通りにやることが求められてるんじゃない。

あーあ。書いちゃった。酔っぱらいはコレだからイカン。

すいません。ほんとにダイビングしたいなら、来てくださいな。
遠方の方もなんとか対応しますよ。

うるさいオジイじゃないんです。ほんとにダイビングを楽しめる人たちを作りたいんですよん。