こんにちは。
今週初投稿です。m( -- )m。また本日も私見をお許し下さい。
本日は、早良区の紅葉幼稚園様の卒園式に出席させて頂きました。
定期的に園児向け偉人伝講座を行っている幼稚園ですので、園児たちも私のことを「寺子屋さん」と呼んでくれています。
約100名の園児が卒園しますので、結構大がかりに思えるのですが、子供たちは落ち着いていて、式も順調に進みました。
一言お伝えしたいのは、会の冒頭に「国歌斉唱」を行ったことと、「東日本大震災の被災者に黙祷」を捧げた事です。
園児たちは、声高らかに国歌「君が代」を歌い、また心を静めてきちんと黙祷をしていました。
昨今、「式典での国歌斉唱に際しては起立して望むこと」という条例が作られた地域がありますが、私個人の意見としては大変おかしな話だと思います。
一人の子供の成長の節目に当たる式典で、自国の国旗を掲揚し、国歌「君が代」を歌うのは当たり前のことであり、個人の思想信条があるから起立しない、歌わない、などという、公の部分に個の部分を持ち込むことがおかしいと思うのですが、これは私の勝手な考えでしょうか?
では何故私がこの条例に余り賛成ではないかと申しますと、この条例はおそらく、「起立しない者を処罰するために、その法的根拠を求めて制定」したに過ぎないと思うからです。
勿論、これまで法的根拠がないなどという言い訳をしてきた勢力があり、平成11年には国旗国歌法が出来ました。しかし、それでも現場で抵抗する勢力が有ったと言う事で、今回の条例制定になったのだと思うのです。それはよく分かるのですが、では、現在の行政勢力が変わったとき、その「条例」を廃止するという動きが出てしまった場合、国旗国歌に対する礼は無くしても問題ないということになるのか、という話になってきます。
賛否は分れる処と思いますが、「法律だから」「きまりだから」国旗国歌に礼を尽くすというのではなく、「国旗国歌に対しては、日本国に生まれ、国家に感謝し、自然と敬意をもって礼を尽くす」姿勢を身に付けたいと思います。
然しそのためには、日々の私達自身の姿勢にもあらわれると思います。子供たちは私達大人を見て成長していますから、自分自身がお手本となって、国家の在り方をしっかりと考えていなければなりませんね。
今日、声たからかに君が代を歌う子供たちを見て、この幼稚園の教育の向かうところの姿勢が良く伝わってきました。
元気な一年生になって下さいね。
(文責:横畑雄基)