寺地フットボールクラブ

フェアプレイはケーキの決まりです、それは相手を思いやる心です。

平成16年度 秋季親子サッカー大会の結果

2004年10月17日 17時00分00秒 | 親子サッカー大会
平成16年10月17日(日)
場所 寺地小学校 校庭

1位 7勝0敗1分け 勝点22 得失点差33 トップA   
2位 6勝1敗1分け 勝点19 得失点差42 トップB   
3位 5勝1敗2分け 勝点17 得失点差06 父親     
4位 4勝3敗1分け 勝点13 得失点差-8 サテライトC 
5位 3勝4敗1分け 勝点10 得失点差-6 サテライトB 
6位 3勝4敗1分け 勝点10 得失点差-14 キッズA   
7位 2勝4敗2分け 勝点08 得失点差-10 サテライトA 
8位 0勝6敗2分け 勝点02 得失点差-17 母親     
9位 0勝7敗1分け 勝点01 得失点差-26 キッズB

寺地小学校 平成16年度 第6号

2004年10月04日 00時00分00秒 | 学校だより
10月になりました 教頭 高橋俊嗣

 10月になりました。収穫の秋です。小官忠義様の田圃も実りの秋となり、今は稲刈りを待つばかりとなっております。先月は、何号も台風が接近・通過し、各地に甚大な被害をもたらしました。したがって、収穫できる秋を迎えられたことに、ひたすら自然に感謝せざるをえません。
 学校でも、この10月は、今年度からスタートした二期制の前期の収穫の時期、まとめの時期であります。夏休みを挟んでの学習の連続性の成果をみます。また、体育の日を挟んで、この前期のまとめを踏まえて、後期がスタートします。また、新たなる目標をもって学習と生活に力を付けさせたいものです。
 今月は、私が小学3年生の頃、初めて自転車に乗ることができた時のことについてお話します。今のように子供用自転車はなく、もっぱらガッチリとした実用車、大人の自転車です。三角になっているフレームの所に足を入れ、片方の足をペダルにかけ、もう一方の足で地面を蹴り、それを何回か繰り返して勢いをつけ、バランスがとれた頃合いをみて、地面を蹴っていたもう一方の足もペダルに載せ、両足でペダルが1回でも回れば成功です。ガタン、ガタンと音を立てて前へ進むのです。ペダルを何回か回転させ、少しでも前に進むことができた時、そしてその距離が少しずつ伸びた時、その時の嬉しさは、ヤッターと格別でした。努力の賜です。身をもって会得しました。
 それまでには、ずいぶん痛い思いもしました。当然失敗して倒れた時の感じです。練習をしていた場所は、近くに大きな工場があったことから、コークスの燃え殻のような物が敷き詰めてあったので、失敗は、軽くて膝を擦りむくこと必至でした。ですから、失敗を繰り返しながら、その度毎に少しずつ工夫をし、練習しました。その原動力は、何とか自転車に乗りたい、という強い思いからでした。少し乗れるようになると、少しずつ自信やもう少し、といった意欲につながっていくことが自分にもわかりました。何回も血を流し、傷口が膿んでしまいましたが、痛さよりも、できた喜びが増していくのが実感できました。
 今回のアテネでのオリンピックやパラリンピックでの日本人選手の活躍、そして、アメリカ大リーグでの年間安打数で10月1日に新記録を樹立したマリナーズのイチロー選手の活躍、これは今後いろいろな場面で分析され語られることになるでしょう。ここでイチロー選手の言葉を借りて言うならば、「いろいろな怖さを知り、乗り越え、自分の技術を確立した上で残した数字だから、重みが違います」と努力の結果を強調しています。先行き不透明な社会で、上記の選手たちの活躍は、私たちに勇気と希望と励ましを与えてくれました。
 子供たちは、ただ今落ち着いた様子で学校生活を送っています。子供たちの健全な成長を願って、「体験することの大切さ、がんばること、努力することの大切さ」を子供たちに指導しながら、教職員一同頑張っておりますので、保護者の皆様、地域の皆様のなお一層のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

六中だより 平成16年10月号

2004年10月01日 00時00分00秒 | 学校だより
“放任ママ”

 今回は今までとは全く違う視点で、学校だよりを書いてみたい。実はこれからの意見は私の意見ではなく、百マス計算などで有名な広島県尾道市立土堂小学校校長陰山英男先生が師匠と慕う、教育士岸本裕史氏の著書『どの子も伸びる見えない学力』に書いてあるものからの引用です。

~真の教育ママより~
 少しでも悪い点を取ってくると、すぐに怒鳴り散らす“叫育ママ”、ほかの子に負けるなと追い立てる“競育ママ”、子どもの遊びの時間を取り上げて無理やり勉強させる“強育ママ”、テストの成績に一気一憂するだけの“狭育ママ”、怖い目つきで体罰を加える“恐育ママ”、こんなことでは高校には行けませんよと脅しをかける“脅育ママ”…。こんな“えせ教育ママ”になってはいけません。このような親は一面では異常なほどの過保護ぶりを発揮しますが、その実、子どもにとって本当に大切な力を身につけてやることのできない、事実上の“放任ママ”と言えます。
 真の教育ママ、あるべき教育ママとは、文字どおり、子どもに教育を施している母親ということです。生きていくのに必要な知恵や知識を教え、豊かな情感をもって、わが子を健やかに育むことのできる母親、高い知性と深い愛情を兼ね備えた母親こそが、真の教育ママなのです。

 母親のことばかり書いているのではありません。父親についても触れられています。
 疲れ切って帰宅しては、「おい、ビール」、「勉強したんか」、「早よ寝ろや」と言ったきり、あとはテレビの画面に釘づけと言った父親では、子どもの知的発達にほとんどいい影響は与えられません。それどころか、すぐに怒鳴りつけたり、体罰を加えたりといった父親のもとで育った子は、ある種の発達不全になる可能性すらあります。母親には口答えをしても、父親が帰宅してくると黙って縮こまり、顔色ばかりうかがっているような子になります。学校で弱い者をいじめたり、すぐ乱暴したりするのも、この手の子です。性格面で裏表のある、二重人格的な子になりやすいのです。

 健やかな子どもの成長には、親(家庭)の在り方が大変重要です。間違っても、子育てや教育に関して、“放任ママ(パパ)”や“無関心ママ(パパ)”でもいけません。また間違った愛情をかけてもいけません。子どもは<足立区では>学校を選べても、母親や父親を選ぶことはできないのです。最後に、この本では“学力と遺伝は無関係”と、はっきり言い切っています。

校長のつぶやき
 今回あえて“六中だより”の冒頭に“放任ママ”を書いたのか、つぶやいてみたいと思います。
 足立区は今どの学校でも学力向上をめざして一生懸命です。私の考えるは学力の向上には、生徒が学校でも家庭でもきちんとした生活を送ることが、絶対必要だと考えています。
 教育士岸本氏は、先程の本の中で“1日にテレビを2時間以上見る子に、まともな学力の子はいません”と、言い切っています。また、“凶憲な犯罪を犯した子が、幼い頃からゲーム漬けで育っていたというような報告もあります”とも書いてあり、ゲ-ムが子どもの脳に与える影響についての研究にもふれられています。
 昔“勉強は学校で、生活は家庭で”と、よく言われていました。それは昔のことで、今は勉強も生活も、学校と家庭がきちんと協力しなければいけないと、私は考えています。
 私は勉強さえできれば、生活がだらしなくてもよい生徒を育てるつもりはありません。もちろん勉強も生活もちゃらんぽらんな生徒は言語道断です。まず、きちんとした生活があって、勉強も成立します。これはだれでも同じように言います。
今勉強はできなくても、部活動も含めてきちんとした生活を送っている生徒を学校は応援します。必ず成績は伸びると信じているからです。是非ご家庭の協力をお願いします。

 最後のつぶやき。10月15日に英語の検定試験がありました。私は4級対策で、事前に10回ほど朝の試験勉強(7:30~8:10)に取り組みました。そのとき、全学年に参加を呼びかけましたが、参加した生徒はたったの3人でした。…残念!