上海てんやわんや洞

ドジ主婦のてんやわんやな中国滞在時の思い出と旅の話

中国の迷信・風習

2012-12-18 14:32:08 | 中国小ネタ

最近、ネットがうまく繋がりません…!

我が家周辺のネット環境がアレなのか、
この国のネット環境がアレなのか…

相方がネットしてる早朝(朝5時頃)は
なんとかわずかマシらしいのですが、
私がネットするような時間(朝8時頃か夕方頃)は
どうにもこうにもダメで、
たとえば自分のブログを開くだけでも
5分ぐらいかかるという遅さ…!

この国ではこんな状況はわりとよくあるので
何故か自然と回復するまで待つしかないのですが、
不便でモヤモヤいたします(涙)


そんなわけで、
このブログもなかなか更新出来ないのですが、
回線に負担をかける写真無しでもUP出来る文字だけネタ
とりあえず今日はなんとかしてみたいと思います。

 

そんなわけで、
今日のネタは
中国の迷信・風習!

私に中国語を教えて下さっている
中国人の先生に教えて頂いた話です。


●『女は男の頭を撫でてはいけない』

大人でも子供でも、女性が男性の頭をさわるのは不吉!
なんだそうです。

何故かといいますと、
中国には陰陽という考え方がありまして、
女は陰気をまとい、男は陽気をまとっているんだそうです。

で、陰気な女が男に触ると
女の陰気が男にうつるので不吉、なんだそうです。

女は流行性ウイルスか!
という感じですが、まあ迷信です、迷信(^^;)


●『夜、人の肩をたたいて呼びかけてはいけない』

中国の古来からの考え方によると、
人間の両肩と頭のてっぺんには
鬼を退ける炎(気のようなもの?)が出ているんだそうです。
その炎が3つ揃っていると、鬼は人間を襲えないと。

しかし、肩をたたかれると
その炎が一瞬消える。
そして肩をたたかれて振り向くと
頭の上の炎も一瞬消えてしまう。
その炎が消えた隙を狙って
鬼が襲ってくる。

と言われているんだそうです。
だから夜に肩をたたかれることは不吉、なんですって。

 

●『「あなたのお体はいつも健康で良いですね」と言ってはいけない』

これは日本人の感覚からすると何故?
って感じがしますよね。
お年寄りに「お元気ですね」と言ったり
子供に「元気がいいね」と言うのは
日本では褒め言葉ですよね。

しかし中国ではそうではないそうで。

中国では『不説満話』という考え方があるそうで。
これは「満たされた後はすぐに無くなって行く」という
イメージで、
つまり今が一番てっぺんの良い時だと感じると、
後は下って行くばかりだから不吉だと。

だから、今が一番元気だとか一番幸せだとか感じるのは
良くないんだそうです。
「私は病気なんかしたことない」と思うとすぐに
病気になる、そういうもんなんだと。

な、なんというネガティブ思考…?!(^^;)

しかし中国の人に言わせると、
今の現状に満足せずにもっと上をと目指している状態が
一番いいのだそうです。
うーむ、そう考えると
つまりは常に前向き上昇志向ということなんですね。


でもそれじゃあ、ご老人に「お元気ですね」と言えないのなら
どうやってご老人を褒めたらいいんですか?と質問したら
「顔色が良いですね」と言うのがいい、って返答でした。

なるほど!

皆さん、中国のご老人への褒め言葉は
「顔色が良いですね」がベストですって。
中国のご老人にお会いした時は是非言ってみましょう(^^)

 

●『置き時計をプレゼントにあげるのは不吉』
これは有名な話ですよね。

中国語で「置き時計」を意味する「鐘」の字と
「終」は発音が同じzhong(ジョン)なので
不吉なんだそうです。

 

●『勝負をしている人に本をあげるのは不吉』
中国語で「書物」を意味する「書」の字と
「輸」は発音が同じshu(シュウ)なので
不吉なんだそうです。

ちなみに何故「輸」が不吉なのかというと、
中国では「輸」は「負ける」という意味だからです。

 

●『4・7は不吉!6・8・9は縁起が良い!』

これはあくまでイメージだそうですが、
中国人はこう感じる人が多いんだそうです。

まず「四」「死」と発音が同じだから不吉。
中国では「四」も「死」もsi(スゥ)と読みます。
これは日本の感覚ととても似ていて面白いですね。

「七」はラッキーセブンのイメージがあるのに何故?
と思いますが、漢字で書くと「七」は曲がった字体なので
順調じゃなくて不吉な感じがするんだそーです。


そして逆に中国のラッキーナンバー。

「六」「流」と発音が同じなので
順調に運が流れて行くイメージで
良い感じがするんだそうです。
「六」と「流」はどちらもliu(リウ)と読みます。

「八」は形が良いし、
「発」と発音が似てるので縁起が良いんだそうです。

「九」は一ケタで一番大きな数字なので
成功のイメージがして縁起が良いんだそうです。


●『結婚式のご祝儀は偶数のお札で』

これは日本と逆なのが面白いですね。
日本では偶数は「割り切れて」しまうから不吉で、
だから奇数の数のお札をあげると良いって
言われていますよね。

中国では逆で、
偶数は「二人が寄り添っている感じ」がするので
カップルには縁起が良いそうで、
だから結婚式のご祝儀は偶数のお札をあげると良いんだそうです。

プラス、上記の
中国人が考える縁起の良い数字もミックスさせて
6や8の数量のお札をあげると
特に喜ばれるんだそうです。

なるほど~!

中国の方にプレゼントをあげる時など
参考にしてみようと思いました。

そんな感じで
今日は中国の迷信のお話でした(^^)


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