ペ・スビン応援したい!

韓国スターペ・スビンさんを応援して 11年になりました。
初めて見た韓国ドラマ・朱蒙のサヨンは、大好きです

昨日届いた 一年前のブログ記事より…

2014-05-01 10:42:42 | 日記



一年前のブログの記事から…






こちらは…

三人の俳優さんが演じられた

正祖のお話でした。




放送史劇で最も愛される王…正祖

日記 2013/04/30 23:54



写真=MBC,KBS公式ホームページ

SBS '風の絵師'イサン 他

放送史劇でこのように
愛される王がいただろうか。
人生に屈曲が多かっただけに
話も豊富な王政調は朝鮮の
数多くの王たち中でも
ブラウン管とスクリーンで
最も広く知られる王だ。
老論と少論の葛藤が
局地に達した政治的背景は
勿論、祖父英祖と
父 思悼世子の葛藤など
個人史まで複雑なので、
どんな部分を光を当てるか
それにより千差万別の
人物になるということも
正祖の魅力だ。

俳優ヒョン・ビンも
映画'逆麟'を通じて
正祖を演技する。


…後略…


そうでした!

スビンさんの

正祖役で すっかりファンに

なってしまった私…

今年は 除隊した

ヒョンビンが

復帰作第一弾として

選んだ作品が

こちらの〈逆鱗〉

やはり…正祖役

読み返してみて

改めて

一年前から この映画

〈逆鱗〉が話題だったんだと

知りました。

韓国では30日に

公開されましたね!

日本では

いつ頃の公開でしょうか?

王様繋がりで…

関連記事のご紹介を

致します。





「逆鱗」ついにベールを脱ぐ!

イケメン王の生存記を描いた

エンターテインメント時代劇

OSEN |2014年04月23日









映画「逆鱗」

(監督:イ・ジェギュ)が、

魅力的な王、正祖(チョンジョ)の

24時間の生存記を描いた

エンターテインメント時代劇として

その姿を現した。


…中略…


「逆鱗」は正祖即位1年

王の暗殺を巡り繰り広げられる

生きるべき者、死ぬべき者

生かすべき者たちの24時間を

描いた作品だ。映画のモチーフは

1777年7月28日に起こった

丁酉逆変(王の暗殺を企てた反乱)だ。

映画は正祖の暗殺という

カウントダウンにあわせ、

その流れに沿って行く。


…中略…


「逆鱗」は龍の首に

逆さまに生えた鱗で

つまり、王の怒りを

買うことを意味する。

逆鱗に触る者は必ず死ぬ。

韓国で30日に公開し

15歳以上観覧可能である。

元記事配信日時 :

2014年04月22日17時40分







元記事はこちらです

http://news.kstyle.com/m/article.ksn?articleNo=1993457



そして…

もう一つ 面白い記事を

見つけたのでご紹介致します。

時代劇を中心にして

扮装室長をされていらっしゃる

チョ・テヒさんの

インタビュー記事です。

ペ・スビンさんが出演された

映画〈~道~白磁の人~〉にも

関わっていらしたようです。










「逆鱗」チョ・テヒ扮装室長

繊細な技術で生まれ変わる

ヒョンビンの新たな顔



2014/4/30








[写真:Kstyle]


大作の時代劇映画には

必ず同じ名前が登場する。

チョ・テヒ扮装室長だ。


19歳の時、

ドキュメンタリー番組を通じて

時代劇の専門メイクアップ

アーティストを初めて目にし

その人の手によって新たに

生まれ変わる俳優の顔に

魅了された。その頃はまだ

メイクは女性だけの物くらいに

考えていた時期であった。

チョ・テヒ室長は

「おじさんたちが扮装を

施している姿が不思議だった」と

当時を振り返った。

突然湧いた好奇心が

彼の人生を変えた。

最終的に自らその現場に

飛び込むことを決心した。



始まりはイム・グォンテク監督の

映画「春香伝」だった。

そこで彼は自分の未来を

見つけたのかもしれない。

当時60歳を越えていた

ホン・ドンウン先生が

拡大鏡をかけて時代劇の

メイクをしている姿を見て、

匠の精神を感じた。

その瞬間から彼は映画の現場から

離れられなくなった。



時代劇のメイクを専門的に

学んでみたいという意欲を胸に

テレビ局に入社したが、

すぐに映画の現場に戻った。

映画「雲を抜けた月のように」

「平壌城 Battlefield Heroes」

「神弓 KAMIYUMI」

「風と共に去りぬ」

「王になった男」

そして韓国で

30日公開の映画「逆鱗」まで

名前を聞いただけでも

映画の規模が想像できる

大作時代劇映画で、

彼は俳優たちの顔に

自分の人生そのものになった

夢を重ねた。



現在イ・ジュンイク監督の映画

「思悼(サド)」の作業で

忙しい日々を送っている彼と

江南(カンナム)のスタジオで

お会いしたいとお願いした。

忙しい中でもイ・ジュンイク監督の

撮影現場はエネルギーに満ち溢れ

楽しく仕事をしているという

彼の表情からは、

自分の仕事に対する情熱が

にじみ出ていた。



―フィルモグラフィーの

ほとんどが時代劇だ。


チョ・テヒ

僕の初めての映画は

イム・グォンテク監督の

「春香伝」(1999年)だった。

10日間ほど実習を行った。

ドラマ「明成皇后」(2001年)と

「太陽人 イ・ジェマ ~

韓国医学の父~」

(2002年)、そして

俳優キム・ヘスが演じた

「張禧嬪-チャンヒビン」

(2003年)の扮装チームにも

参加した。

その後テレビ局を退社し、映画

「雲を抜けた月のように」(2010年)

「平壌城 Battlefield Heroes」(2011年)

「神弓 KAMIYUMI」(2011年)

「風と共に去りぬ」(2012年)

そして「王になった男」(2012年)を

経て「逆鱗」(2014年)に至る。

まだ撮影に入ってない

イ・ジュンイク監督の

「思悼」にも参加する。


―ずっと時代劇の仕事を

続けてきた。それだけ時代劇に

魅力を感じているのだと思うが

特別なきっかけがあったのか。


チョ・テヒ

「春香伝」の時

僕はスタッフの中で最年少だった。

初めて参加した作品で、

エキストラの扮装を担当していた。

主演俳優は

チョ・スンウさんだったが

撮影しているうちに

同い年だったこともあり

彼の方から「友達になりましょう」

と言ってくださった。

本当に気さくな人柄の俳優だ。

当時僕の目には

イム・グォンテク監督の存在が

不思議に映った。でも、

何よりもその時扮装を

担当していたホン・ドンウン先生の

印象が強く残っている。

年齢が70代半ばだったにも

関わらず、拡大鏡をかけ

メイクを施している姿を見て

巨匠だと思った。

仕事に対するプライドも

強い方だった。扮装一筋で

生きてきた方の深い精神が

脳裏に焼きついた。



―その後、テレビ局に入社したのか。


チョ・テヒ

映画「猟奇的な彼女」に

しばらく参加して、

その後KBSに入社した。

時代劇の衣装メイク技術を

学びたかったが、

映画界で限界を感じて

テレビ局に移った。

その時参加した作品数は

1年に多くて1、2本しかなかった。

入社して色んなことを学んだが

一度映画界で仕事をしたから

なのか、結局映画界に

戻りたくなり、最終的に

テレビ局を退社した。

その後80もの映画会社に

作成した履歴書を渡したが

どこからも連絡は来なかった。

やはり、映画界はやや

保守的で下積みから

始めなければならない

ところだった。



―それでも最終的には

映画界に戻って

自分の地位を固めた。


チョ・テヒ


映画界で時代劇を

専門的に行っている人が

あまりいなかったからだ。

特に髭をつける技術。

メイン監督がいらっしゃり

僕はアシスタントと

いう形で採用され、

仕事を始めた。



―保守的な映画界で

地位を固めるまで苦労したと思う。


チョ・テヒ


何よりも人脈が重要であり

非常に狭い世界だ。

特に、映画の演出部門では

最年少だとしても皆

監督志望者だ。

皆映画学科を卒業し、

数年間自分の作品を撮った

経験のある人たちで、

何年か後には自分の作品で

デビューすることができる

人たちだ。制作部署も同じで

その現場での人脈が重要だ。

もし真面目に仕事して

いなかったら

あっという間に噂が広がる。



―業界で扮装を担当する

人たちに対する待遇はどうなのか。


チョ・テヒ

メインになるまでは大変だ。

でも上位5%は

たくさんの恩恵を

享受することもできる。

自分が使いたいと思う

高価な材料を使うことが

できるような利点がある。

今この業界で一番活発に

活動されている方の中には

70年生まれが多い。

その地位まで達すると

経済的な部分も

解決できるみたいだ。



―初めて扮装メイクに

魅力を感じ、自分の仕事に

しようと考え始めたのは

いつ頃なのか。


チョ・テヒ


19歳の頃だった。

テレビで時代劇の扮装を

するところを見た時、

おじさんたちがメイクを

担当していた。それが

不思議だった。美容分野では

すでに男性も活躍していたが、

扮装メイクの分野まで男性が

活躍しているとは思わなかった。

悩んだ末、実際に学ぶことを

決意した。最初に感じたことは

技術的なことも重要だが、

やはり扮装は他人の顔に

触れる作業だから人との関係、

つまり俳優との関係が

重要だと気付いた。



―これまでパク・ヘイル

イ・ビョンホン、

ヒョンビンなど

トップスターの時代劇扮装を

担当した。


チョ・テヒ


パク・ヘイル、イ・ビョンホン

チャ・テヒョン、ヒョンビン

みんな初めて時代劇に

挑戦した時だった。



―初めての時代劇で

俳優たちが感じる不安も

大きかったと思うが。



チョ・テヒ


ほぼ20年ぶりに

髭をつけるとあって、

みんな期待半分、

不安半分の気持ちだったようだ。

そういう俳優たちとは

十分に話し合う。たくさん

スケッチをして見せたり、

いろいろ試してみる。

撮影に入ると修正が難しいので、

テストする過程で十分に

チェックしなければならない。

ほとんどの俳優たちは

最初の一ヶ月くらいは

時代劇の扮装に馴染めないが

徐々に慣れてくる。

慣れてくるとまるで自分の

髭のように感じるようになる。

慣れるまで平均して

一ヶ月ほどかかるみたいだ。



―髭にも色んなデザインが

あると思う。



チョ・テヒ


その通りだ。

「王になった男」も「逆鱗」の

正祖(チョンジョ)も、

その俳優の顔の形に合わせた

髪型や髭をスケッチして見せ

サンプルは30個以上作った。

そんな風にしてたくさんの

見本の中から選ぶ形式で

やっている。



―さらに時代劇の場合は

時代考証も考慮しなければ

ならない。



チョ・テヒ


そうだ。新羅、高句麗、

百済の三国時代が一番派手だ。

装身具の大きさもとても大きく

衣装も華やかだ。

朝鮮時代に入ると

それは弱まる。

特に英祖(ヨンジョ)の時代は

カチェ(朝鮮時代に

女性の髪を豊富に

見せるために被った

かつら)禁止令が出て、

チョンモリという

後ろに束ねた髪型が

生まれ、女性たちのかんざしが

発達し始める。朝鮮時代の中でも

髪型は変わる。初期は豪華だが

だんだん質素な髪形に変わる。



―時代考証と同時に創造性も

発揮しなければならないが

どの程度のレベルまで維持するのか。



チョ・テヒ


チェックをしてくださる

教授の方々がいらっしゃる。

以前は厳しく指摘されたが、

最近は創造性もある程度

認めてくださる。

今回の「逆鱗」では

チョ・ジェヒョンさんの

扮装でオリジナリティーを

発揮した。簡単なヒントだが

避けるべきものを加えた。

大胆に想像力を働かせた。



―アクセサリーも

すべて関与しているのか。


チョ・テヒ

そうだ。今回の作品でも

かんざしのために

彫刻の専門家と遺物を

復元する専門家はもちろん、

工芸品を作っている方たちを

訪ねてたくさん話し合った。

その方たちと話し合った上で

かんざしを製作する。

かんざし一つ作るのにも

手間がかかっている。



―中国や日本でも

時代劇物が多いが、

韓国とはまた違うようだ。



チョ・テヒ


それぞれ違う。

中国の場合、人材が豊富で

エキストラ1000人が

出演するとしたら、

扮装メイク担当者も

30~40人採用される。

ところが、韓国は

8人の扮装担当者が

すべてをカバーしなければ

ならない。また、中国は

かつらがとても発達している。

日本のかつらも

日本だけのスタイルで

進化している。日本の

大きなかつら製造会社を

訪ねてみたら、30人程度の

職員がかつらを作り、

テストしていた。

韓国はそれほどではない。

でも髭に関しては確実に

韓国のレベルが高い。

日本で扮装メイクをしている方が

一筋の髭を一本一本付けるのを

不思議そうに見ていた。



―日本との交流が多いようだ。

チョ・テヒ


「のだめカンタービレ」の扮装を

担当した方と継続的に交流している。

また、「道~白磁の人~」という

日韓合作映画に参加したことがあり

その後も日本の方と

交流がある。当時、日本の

ある俳優が僕が作業した

付け髭を見てとても感心していた。

やはり、韓国の手際は

最高レベルだと思う。


―時代劇の扮装は

時間がかかるだけに、

俳優にとっても

大変な作業で

忍耐を要すると思う。



チョ・テヒ


そうだ。髭を付けて

髪を結うことは

本当に大変な作業だ。

自分にテストしてみたら

苦しかった、ハハ。

昔は一度に付けれる髭が

あったが、今はあまり

使っていない。リアルさを

出すために1本ずつ付けるので、

さらに俳優の負担が

大きくなった。

昔よりは素材が

肌に優しいものに変わったが

それでもまげを結うと

依然としてたくさん髪が

抜けたり、額に跡が残る。

だから、もう少し肌に優しい

素材に変えようと努力している。



―「王になった男」の

メイクが話題になったのは、

主演女優ハン・ヒョジュさんの

メイクがとてもナチュラル

だったからだ。ほぼすっぴんに

近かった。ナチュラルに

見せる方がより難しいと思うが。



チョ・テヒ


そうだ。最近の観客は

濃いメイクだと違和感を

感じるので、ナチュラルに

見せようと努力しているが、

それが非常に難しい。

特に時代劇はメイクを

ナチュラルにすると

不利な点が多い。

現代物のような感じを与える

可能性があるからだ。



―「逆鱗」の場合はどうなのか?

今回も自然なメイクなのか?


チョ・テヒ


「王になった男」ほどではないが

それでもナチュラルな方だ。

俳優のほとんどが素顔に近い。

でも、「王になった男」の

作業をしている当時、

実はこの部分について

とても悩んだ。

最初は僕も半信半疑だった。

女優がアイラインを引かず、

まつげもつけなかったら

体の具合が悪いように

見えるかもしれないという

懸念もあった。だが、従来の

メイクに対する疲労感のせいか、

新鮮できれいに見えるという

意見が多かった。

「逆鱗」の場合は

「王になった男」ほどではないが

やはりナチュラルな雰囲気を

強調した。基本的に

最近の女優は皆きれいなので、

素顔のまま映っても

清楚に見える。観客が

違和感ない程度の

トーンを維持する必要があると思う。



―これまで多くの

トップスターと一緒に

作業してきた。

彼らと人間的に

近く作業しただけに、

彼らのことを

よく知るようになったと思う。

彼らとのエピソードを

聞かせてほしい。



チョ・テヒ


今まで作業が大変だった

俳優はいなかった。

皆僕を信じて任せてくれるので、

ストレスを受けることもなかった。

作品が終わっても

連絡するほど仲良くなる。

パク・ヘイルさんとは

最近も連絡している。

「神弓 KAMIYUMI」の

時に初めて付け髭を付けて

最初ぎこちないようだったが、

後で馴染んで

気に入っていたのが記憶に残る。



イ・ビョンホンさんは

俳優として10年以上見てきた

僕にとって依然として

芸能人のような存在だった。

昔から好きだった俳優だから

さらにそうだった。

イ・ビョンホンさんの顔は

角張っていてとても男らしい。

一緒に「王になった男」の

作業をした時、

従来の王といえば定型化された

デザインの髭や

髪形をしていたが、

今回は大胆にあごや

頬まで髭を付けてみようと

試みた。最初は王の品格に

相応しくないと

心配した方もいたが、

本物の髭のように

自然に付けたら大丈夫だった。

今後の作品の扮装にも

リアリティを生かしたい。

あ、イ・ビョンホンさんから

ハリウッドの

扮装システムについても

話を聞いた。アメリカの

扮装システムについて

知りたいと話したら、

イ・ビョンホンさんが

「G.I.ジョー」の扮装車を

写真で撮って見せてくれた。

非常に大きなサイズで

口が開くほど驚いた。

写真で見るだけでも

とても羨ましかった。

韓国の扮装システムも

早く発展してほしい。



リュ・スンリョンさんは

多くの作品で

一緒に作業して

本当に仲良くなった。

気さくで優しい感じの

お兄さんだ。



童顔である

チャ・テヒョンさんは

「風と共に去りぬ」の会議の時、

あまり真面目に見えない

キャラクターにしたいと話した。

それで、どう扮装したら

真面目に見えないだろうと

悩んだ。長い髪とまげの

2つのコンセプトで悩み、

テストして似合う方に

比重を置こうと思った。

そして、まげのほうが

似合ったので、

映画序盤の20%は

長い髪にして残りの80%は

まげにした。

観客がチャ・テヒョンといえば

思い浮かべるイメージから

外れないように可愛く付けた。



ハン・ヒョジュさんは

先ほど話したように、

できるだけ化粧を薄くした。

ハン・ヒョジュさんは

大胆だなと思うほど喜んで

OKしてくれた。

髪型のコンセプトも

色んな意見を出したら、

「一度やってみましょう」

「あんなふうにも

やってみましょう」と言った。

実は「王になった男」で

王妃のメイクは

最初からできるだけ薄くすると

話していたが、監督から

もっと薄くしてほしいと

注文された。だが、それさえも

ハン・ヒョジュさんは

大丈夫と言った。その代わり

ヒョジュさんの場合は

かんざしを独特なものにした。

従来の時代劇で

使われたことのあるかんざしは

できるだけ使わなかった。

時代劇の盲点の一つが、

以前映画で使った

かんざしを違う映画で

再び使うことだ。

僕はそれが嫌いで、

90%以上は新たに製作した。

「王になった男」の時は

イ・ビョンホンさんの

龍の形をしたかんざしを

作るために韓国の有名な

彫刻家のところを全部回った。

みんな非常に忙しい方で、

映画作業については

よく知らなくて興味もない方が

多い。でも、幸いにもある方が

話を受け入れてくれて

1kgを超える龍のかんざしを

製作してくれた。

そして、それを軽くするために、

再び軽い材質で

作れる方を探し回った。

そしたら、今度は

金の色が出なかった。

それで、再びカラーリング

してくれる方を探し

すごく苦労した。

それでも、完成物を見ると

胸がいっぱいになる。

俳優たちもポスターに

きれいに写ったし、

映画でもそのかんざしの

比重が高く取り上げられて

いるのを見て嬉しかった。



「逆鱗」のヒョンビンさんは

礼儀と謙遜が身についた

正しい青年だ。

顔のラインがとても細くて、

昔の王特有の重厚な感じよりは

洗練された感じにしようと思った。

かんざしの長さも

最大化させた。かっこよさを

強調するためだった。

もし、テレビだったら

フレームに入らなかっただろうが、

映画では大きくても全部映る。

今回もかんざしや

アクセサリーの90%を

すべて自分でデザインして、

時間がかなりかかった。

特に今回は、韓服の

アクセサリーのために

手縫いで作業をしてくれる

おばあさんを訪ねた。

独特のパターンを作る方だ。

高齢の方で、面倒くさいから

断ると言うおばあさんに

一生懸命頼んで製作してもらった。

たまに、連絡が繋がらない時も

あって本当に焦った。

それでも、とても素敵に

作ってくれた。たまに文句も

ぶつぶつ言われたけど。

ハハ。このように、

毎回各分野の専門家と

意見を共有して作業している。

この作業は決して一人ではできない。

例えば、まげを一つ作るとしても

自分でデザインをしても

後は共同作業である。



「逆鱗」の

ハン・ジミンさんは

まるで天使のような方だ。

女優なのにこんなに

気さくな性格なんだと

思った。ヒョジュさんと

ジミンさんは本当に

気さくな女優だ。



―最後に、扮装で

最も重要なことは何だと思うのか?


チョ・テヒ


技術は2番目だ。

1番目はやはり人の心構えだ。

僕の場合、特別なことが

ない限り、作品に入る前に

出演俳優が演じた作品を

すべて探して見る。そして、

これまでやった扮装を

パートごとに分けて、

電話で好きだった部分と

嫌いだった部分を徹底的に

調査する。また、日常的な

部分までも事前に調べて

撮影現場に行く。

これにより、約2時間の

扮装時間でお互いのことを

よく理解できるようになる。

でも最近、扮装の仕事をする

後輩を見ていると、

90%以上が途中で辞める。

撮影現場は冬は非常に寒く、

夏はとても暑い。

自分が思った

華やかな作業ではない

現実に直面し、わずか1~2ヶ月で

辞めてしまう。あ、不思議なのが

女性の後輩はそれでも耐えるのに、

男性の後輩はなかなか耐え切れない。

本当に残念だ。だから、

最近は映画の撮影現場に

男性スタッフがあまりいない。

僕の記憶では、室長級の

男性扮装スタッフは

3人か4人ぐらいだ。

一度挑戦しようと決めたら

簡単に辞めずに粘り強く

頑張ってほしい。少なくとも

2~3年は学ぶという

心構えで取り組んでほしい。


元記事はこちらです
http://news.kstyle.com/m/article.ksn?articleNo=1993538






人の心構えが一番大切

良い言葉ですね

こういう 職人さんが

いらしてこその

時代劇 そして 映画

なのでしょうね。

一つを極める事は

どの国でも

どんな物でも

共通の苦労があり

それを乗り越えた者にしか

良い景色は見られないと

いうことですね。

この方のお仕事に注目しながら

作品を観てみたいと思いました。

m(_ _)m