要望がありましたので、今少し相場分析を行います。

波動分析、スペクトル分析、値幅分析を行います。相場を経験された方を中心にお話ししていきます。ご了承ください

これからNY時間に向けて、、、。があるか?

2020-08-31 20:01:31 | 為替相場観
本日最後のブログ
ドル円売り仕込みは80%仕込み終了ですが、

本日、月末のリバランス、、、。
ドル売りに注意だ

【以下参照】

欧米の機関投資家は、月末にポートフォリオのリバランス(調整)を行うことが多いので、月末のロンドン・フィクシングの時間帯は大口のフローが集中することがあります。
 
たとえばポートフォリオのベンチマーク(MSCIインデックスなど)が変更されたときなどは、パッシブ系(インデックス追随型)のファンドはそれに従ってポートフォリオを入れ替えねばなりません。
 
また為替レートが大きく動くと、各国資産の時価総額が変動し、ポートフォリオのバランスが変わってしまうため、出過ぎた部分を売ったり、足りなくなった部分を買ったりします。これもなるべく裁量を入れないようにということで、ロンドン・フィクシングを使って行われることが多いのです。
 
またロンドン午後4時に会社で売買できない投資家(日本の機関投資家もそうですが)は、「ロンドン・フィクシングのレートで1000万ユーロ買いたい」というような注文を銀行に出すこともできます。
 
「ロンドン午後4時にアット・ベスト(成り行き)で買いたい」という注文だと、間違いなくロンドンの為替デスクにぼったくられてしまいますが、一言「ロンドン・フィクシングで」と言っておけば、カモにされる心配もありません。
 
ロンドン・フィクシングなら記録も残りますし、裁量や不正がなかったことの証明にもなります。客観性や透明性を重んじる機関投資家にとっては、こういうことがとても大事なのです。
 
こうしてロンドンの午後4時には世界中からフィクシング・レートで取引したい投資家の売買が集中するわけですが、さすがにロンドンは世界の為替市場の中心だけあって、フローが売り買いどちらかに極端に偏ることは稀ですし、意図的に動かしに行こうという不届きな輩も少ないようです

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