人間関係で悩み続ける大学生が感じること

人との関係や自分との関係において、
人一倍、生きにくいと感じたり、
辛い・苦しいと思ってしまうことの多い人々へ

もしかして

2006年11月05日 23時01分40秒 | 人間関係

もしかしたら僕はもう、カウンセリングを受け続ける必要はないんじゃないかなあと、最近思うようになってきた。
カウンセリングを受けるようになってから、そろそろ1年がたつ。
最初の1~2ヶ月は先生からどんどん質問されて、それで僕が答えたことを先生は熱心にノートを書いていたけど、最近はもう何も書いていないし、ノートすら持っていない。
いつも、世間話をしているだけのような感じ。
別にノートの有無が自分の状態の良し悪しとは何ら関係ないけれど、最近、気付いてきた。
自分が、自ら、変わるしかないのではないかと。
「他人と接していて、いつもこういう気持ちになる」、「あの人の言動が、何故か自分にとってはものすごく不快に感じて嫌だった」と、自分の感じたことを先生に話す。
そうすると、『それって、あなたのお父さんと同じ言動よね』とか、一言づつポンと言われる。
その言葉に『ああ、そうかなるほど』と思う。

「なるべく人前には出さないようにするけど、彼女の前での自分は、ちょっと油断をするとすごい愚痴っぽくなったり、すごく妬ましくなったり、すごくネチネチとしたりして、びっくりする。こんなうっとうしい自分は自分ではないような気がする」と言う。
そうすると、『じゃあそれは誰?うっとうしいような自分は自分ではないの?』と言われる。
いやそんなはずもないなと思って、ああこれはうっとうしい自分を、ダメな自分を受け入れたくないがための自己防衛的な気持ちを、無意識の内に持っているんだなと思って、『ああ、そうかなるほど』と思う。

こういう『ああ、そうかなるほど』をたくさん味わえば味わうほど、問題は全て自分自身の物事の考え方や、自分自身との付き合い方によって生じているんだなという思いが、強くなっていく。
だから、結局は、自分自身が変わらねば、本質的には何も変わらないんじゃないかなと思った。
「カウンセリング行けば何とかなる」的な、極めて他力本願な生き方が、自分自身の生き辛さを助長しているのではないかと思う。
だから、この先、カウンセリングを受け続けることは、そういう他力本願的な生き方をますます強めてしまうのではないだろうかと思い、現在の僕にとってはカウンセリングを受け続けることはやめた方がいいのではないかという結論に至った。