人間関係で悩み続ける大学生が感じること

人との関係や自分との関係において、
人一倍、生きにくいと感じたり、
辛い・苦しいと思ってしまうことの多い人々へ

物事は刹那的

2006年12月27日 01時39分57秒 | 人間関係
人間にとって一番幸せなことは、ちゃんと自分の感情を吐き出せることだと思う。
吐き出したい気持ちや、何かを伝えたい感情を抱いた時に、ちゃんと自分の言葉で言うことが出来て、ちゃんとそれを受け止めてくれる人がいる環境ならば、どんなことがあろうともとりあえず、幸せに生きていかれると思う。

何でそういう風に思ったのかと言うと、大学に入ってから、その両方を体験したような気がするから。

自分の感じていることを思うように言葉に出来なかったり、またはうまく表現出来たとしても、イマイチ自分が思うほど相手には通じていなかったり。また、理由は分からないけれど、どうしても自分の思うままに、感じるままに、人前で振舞うことが出来ない環境だったり。

自分にとって苦しいな、辛いなって思う環境がある。
そのことを自分の性格のせいだとは思いたくないから、「環境が悪い、あの人がむかつくから、あいつがいなければ」と、責任を自分以外の周囲に持っていくことが、無意識のうちにある。
また、「やっぱり自分がダメだから…もっと積極的になれないから…」と、謙虚さを装って必要以上に自己嫌悪に陥って、自分自身のせいにしようとする時もある。

けれど、そうじゃない。
自分が憂鬱になってしまう原因はたくさん、ある。
環境「のみ」が悪かったり、自分「のみ」に責任が存在するからではない。
原因は複数ある。
環境が悪い部分もあるし、自分が悪い部分もある。
嫌いな人がいるからという部分もあるし、嫌いな人に対するストレスのたまらない接し方を身につけられていない自分の部分にも責任がある。原因は複雑に絡み合っている。
一つだけでは決して、ない。
憂鬱になってしまいやすい人って、心が弱い人って、物事を広く見ることが出来ていない人が多いと思った。
視野が狭い。
短期的にしか判断出来ない。
そういう他人を客観的に見ることが出来た時に初めて、「もしかして自分はこういう風なのか」と実感した。
「他人のふり見て我がふりなおせ」というわけではないけれど、本当にその通りだと思った。

2 コメント

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Unknown (mypace)
2007-01-10 20:19:00
人って、関わらないとだんだん無関心になっていく。その中でもまだ気にかけてくれる人が本当に欠けがえのない人だと思う。嫌な環境の中にいても、そういう人がいるというのは、「救い」になると私は思う。

嫌な環境の名称を聞くだけで不安定になってしまうと思うので言わないけれど、そういう人がいるということは事実です。忘れないでほしいと思います。
Unknown (しんじ)
2007-01-14 16:12:04
>>mypaceさん
そうですね、自分にとって辛いと感じる環境においても、それでも自分のことを気にかけてくれる人がいるというのは、mypaceさんの言われる通り、それだけで大きな救いになると思います。
ただ、そのことに自分自身が気づけなかったり、心がいっぱいいっぱいになって周囲の人のことを考える余裕がなかったりすると、なかなか「救い」となることを見つけ出すのは難しいのかも知れないと思います。

いつでも、どんな時でも、視野を広く、心に余裕を持って生活していきたいですね。