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本山寺の秋

2010年12月08日 19時40分00秒 | 写真
本山寺は、持統天皇10年(696年)の時代に役小角が葛城山で修行中に
北西に紫雲のたなびくのを見て霊験を感じ、
北摂の山に来て自ら毘沙門天像を彫り、
堂を建てて修験の道場として開山したのが始まりと伝えられている。

ここまでは神峯山寺の社伝と同じで
その後、宝亀年間(770年頃)に光仁天皇の子・開成皇子が諸堂宇を建設して
本格的な仏教寺院として創建したと伝えられている。
北摂三山寺として、根本山と号する神峯山寺、
南山と号する安岡寺とともに北山と号して天台宗に属しているとか

天正10年(1582年)の山崎の戦いの際に高山右近の兵火に罹り焼失したが、
慶長8年(1603年)、豊臣秀頼が鐘楼、楼門などを再建。
宝永年間(1705年頃)に5代将軍徳川綱吉の生母・桂昌院が
大改修を加えた。現在の中の門は
、伏見桃山城から移築されたとのこと
ここも善峯寺と同じ桂昌院さんの御威光が大きいようだ
歩いていると 境内で焼く落ち葉の煙に光が降り注いで
陽柱になっていたが 気づくのが遅く私には一部しか撮れなかった。






いつも来ている寺ながら 紅葉はずいぶんと異なる。





これは2週間前の本山寺
















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