アルプス渓流便

中央アルプスと南アルプスに囲まれた長野県の天竜川漁協より渓流釣りのお便りをお届けいたします。

渓流解禁まであと1ヶ月

2011年01月17日 | お知らせ
2011年度の渓流解禁日まであと1ヶ月となりました。

暖冬だった昨年、一昨年とは違い、今年は雪は少ないものの寒い日が続き、川も凍っている場所があります。
天候不順が続く昨今ですが、今年はどんな状況になるでしょうか。

昨年、10月にイワナとあまごの稚魚を放流しました。
11月には、あまごの発眼卵、12月にはイワナの発眼卵を埋設放流しました。

例年ですとこの時期は、水温も下がるので孵化まで1ヶ月以上かかるのですが、昨年は12月になっても水温が高く、あっという間に孵化して泳ぎ始めていました。
来年、再来年と年を越して大きく成長してくれる事を期待しています。

解禁に向けて、あまごの成魚を500kg放流します。



さて、組合からのお知らせとお願いですが、駒ヶ根市の太田切川に設定してありましたC&R区間ですが、本年度より解除することになりましたのでお知らせいたします。

区間解除とはなりましたが、今までどおり、「節度のある釣り」のご協力をお願いしたいと思います。
決して、乱獲する事がないようにお願いします。


皆様方のお子様やお孫様が成長した時に、「魚がいる川」を残してあげてください。

私たち、天竜川漁協も魚がいる川作りを目指して活動していきますので、ご理解とご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。



限りある資源です。大切にしましょう。
皆さんで守って残してください。