寒すぎるよ～

最近わしは、明け方寒くなるとむさくるしいのを我慢してダディのベッドへ移動している
朝、マミイが起きるとき、わしがそばにいないのはかわいそうなのだが、なんせ寒い
マミイはこたつに足を突っ込んでいるので暑いぐらいらしいが、わしはマミイの横で寝ると決めていたし、お布団の上だし寒いのだ
調子に乗ったダディは
「わしのほうがすきなんじゃろう」
勘違いも甚だしい

夕べは床暖を切り忘れて寝ちゃったので、朝までマミイのそばに
ただマミイの朝は早くから何度も目覚ましがなって、わしの安眠を妨害するので、最初の目覚ましなったら、ダディのベッドに移動した

月末のせいか、マミイはまた遅い
愛息子のセコム犬の働きぶりを知っているマミイは、ダディに時間が来たらおやつが出てくる装置を作れとお願いしている
もうマミイが帰る時間は遅すぎて、お腹すいたわしは‘マテ'が拷問のように感じる
訓練だと言って、‘オテ'までさせるが、早く食べたいわしは両手で一気に‘オテ'をする
どうせ、反対側の手もさせるんだから、時間短縮だ
‘フセ'だの、‘オスワリ'だの注文が多いんだよ
これは、わしの労働の対価としてもらうおやつなんだから、そんな作法はどうでもいいのだ

今日はマミイ久々にチーズマフィンを作った
わしの食べない犬用チーズの存在を知っているダディは、普段は意地汚いくせに、今日はマミイが食べるまで待っていた・・・
マミイは信用されてないなあ
わしにも当然お裾分け

しまった
今日はお腹空いてたし、夕ご飯完食しちゃってお腹いっぱいなんだよな
もう少しして小腹が空いた頃に
わしの新しいおやつ隠し場所にこっそり行ったのに、食べ物にだけ鼻が利くマミイが追いかけてきてばれた

やばい
マミイに横取りされる前に一気食いだ

マフィンは死守できたが・・・
わしの非常食のガムとササミジャーキーはマミイに横取りされた

わしの非常食を盗んでおきながら、マミイは
「なんでこんなとこに隠すの汚掃除追いつかないから汚すな」
怒られちゃったよ


ダディは新しいおもちゃに夢中らしく、マミイに聞きながらゲームをしている
わしと遊ぶほうが面白いだろうに
マミイは疲れてるせいか、こたつにもぐって居眠り中
普通の居眠りってのは、５分ぐらいだろうに、マミイは朝まで寝る
起こす役は誰もが拒否するので、朝まで熟睡できるだろう



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