昨日、一昨日と白馬のスキー場に行ってきて、やっとCYCHOに乗る事が出来ました。一昨日はかなり硬い雪、昨日はフカフカの雪、この両方の雪質を滑る機会に恵まれ、こういう板なんだ~と実感でき、いい練習になりました。
自分は専門的な用語なんかが判らないので自分が感じた事しか書けませんが、ご参考までに。
2日乗って、この板はオフロードバイクみたいだ~って思いました。一般のカービング板はロードレースのハングオンしながらコーナーを回っていくようにエッジに乗り弧を描いていくのに対し、CYCHOはテールをスライドさせながら曲がっていくモトクロスバイクのコーナーリング、ドリフト走行みたいな感じです。上の写真でも判るようにサイドカーブが有りません。横の1080もそれほどカーブがきつくは無い板なのですが全然違います。その為板のカーブで曲がる事は出来ないので、最初小回りは向かないのかな?と思っていたのですが、軟らかい雪ではそんな事はありません。思い通り板を操作出来ました。
このテールをスライドさせながら滑るのが実に楽しく、滑りを見ていたジャンさんからはスプレーが綺麗に上がっているとのコメントを頂きました。
センターが太い(104mm)為、抜群の安定性で不整地では躊躇無く突入でき、余談ではありますが、林道のようなダラダラと続くような所でも疲れず休憩しながら滑れます。
ただ硬い雪ではこの板のいい所が発揮できません。特にターンでは、後足をちゃんと踏んでいないと前足を軸に180度回転してしまいます。ちょうどバイクを少し傾けて片足だけ地面に着き、お尻を上げてエンジンをふかすとリアタイヤが空回りし前輪を軸に車体が回る感じに似ています。疲れてきてちゃんと板に乗れていない時、何度かクルっと回ってしまいました・・・
やはり太かろうが、細かろうが基本は一緒でャWション、板への荷重はシビアです。
とまあ、今回感じた事はこんな所です。以前オフロードバイクに乗っていた自分には感覚が似ているこの板は実にいい感じ。これを乗りこなせたら、パウダーは楽しいだろうな~って感じです。次はもっとこの板の特性を引き出せる滑りが出来るように乗り込みたいと思っています。