ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★歩くスキーでGPS遊び

2017年01月20日 | 四季のたより

●歩いた日:2017120日(金) 

 正月明けから続いた大寒波も去り、ここ何日かは比較的穏やかな日が続いています。おかげで雪寄せをすることもなく、また、ここしばらく家の中でパソコンに向かっている時間が多かったので、万歩計は11000歩位の日もあり、少し体を動かさなければ、と思っていたところでした。

 今日の天気は、予報では「曇時々雪」でしたが、午前中は薄曇りながら陽が射す天気になったので、この冬初めて「歩くスキー」を取り出しました。

 私の「歩くスキー」は次のようなものです。

 長さが125㎝の幅広のスキーです。裏には、シールが最初から貼り付けになっております。「歩くスキー」というより、「スノーシュー」ならぬ「スキーシュー」とでもいうようなものです。

 写真のようなバインディングを付けたので、どんな靴でも大丈夫です。トレッキングシューズでも長靴でも実に手軽に遊ぶことができます。

 最初は、冬の山、といってもあまり傾斜のきつくないところへ出かけ、下りは少しスキーで滑る気分も味わいたいと思って購入しました。さっそく、「旧田沢湖高原スキー場」から「駒ヶ岳」の八合目小屋、「旧千畑スキー場」などに出かけてみましたが、こうした場所では、このスキーではどうしても無理があることがわかってきました。

 というのは、傾斜がきついところをまっすぐ登れないのは仕方がないとしても、滑り降りるのがものすごく大変でした。りっぱなエッジが付いているのに、足首が固定されていない靴で、かかとも上がるので、エッジを効かせることができない、従って、曲がれない、止まれない状態になるのです。テレマークスキー風な滑り方を少し練習してみましたが、結局、専用バインディング、靴でなければ無理なようで(このスキーの動画をみるとかなり滑っているので、私に技術がないだけでしょうが)、山に行くときはカンジキにしました。

 しかし、傾斜の緩いところを歩くには最高で、足で蹴りながらクロカンスキーで走るように進むこともできるので、いい運動になります。

 平地を歩くときは長靴で楽しんでおります。こどもの頃の長靴スキーを思い出します。

 今日は家の近くの田んぼを歩き回ってきました。暖かい日が続いたので、雪が締まってまったく沈みません。

 天気がよかったので、薄っすらとですが秋田市郊外の真っ白な「太平山」が望まれました。ちなみに、ここから「太平山」までは40㎞弱で、「駒ヶ岳」とほぼ同じ距離です。

 広々とした田んぼの中を自由に歩き回るのは、道を歩くのとはちがう独特の解放感があります。いつもGPSを持って歩くので、今日は、GPSの軌跡を見ながら、「正月」の文字を描いてみました。「正」と「月」の間のログは敢えて消さずに残してあります。

 冬は、雪で道が狭くなり、歩くには少し危険なので、晴れた日は、「仙北平野」の道のないところをスキーで思いのままに歩きたいと思います。道を往く時には見られない風景に出会えるかも知れません。

 


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