ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧神岡町神宮寺を往く-4(その3)

2020年07月22日 | 旧神岡町を往く

<「本郷野」:「神宮寺駅」前の通り>

歩いた日:2020年6月18日(木)

●歩いた所
 ・神宮寺:中川原道南、館の西、館の北、家後、蓮沼、本郷野、下栗谷田、荒屋入、荒屋、中瀬古川敷、新屋野、本郷道南、本郷下、神宮寺、屋敷南

●歩いたログ(足跡)(道のり5.9km)

(以上の地図:国土地理院)

 (📷005の地点から)さらに少し行くと「神宮寺駅」である。

(「神宮寺駅」)

 まだ新しい駅舎である。昔の駅舎は黄色の線が引かれたところの右奥にあった。調べると現駅舎は2008年に建てられており、その際に移転したようだ。
 旧駅舎があった場所の奥に観光案内板がある。

(「神岡」地域の観光案内板)

 案内板には「少年野球発祥の地」、「飴売り節の里」とある。「飴売り節」の文字を見て、昔、職場の同僚が歌ってくれて、非常に面白い歌詞だったことを思い出す。改めて調べるとこんな歌詞。

(出だし)
 アー わたしゃ商売 飴売り商売 鉦コ叩いて 毎日まわる 
(2番)
 アー 神宮寺新町 日暮れに通たば(通ったら) 姉と妹と 門立ちなさる
(3番)
 アー 姉もよいども 妹に劣る 妹ほしさに 御立願かける  (さらに続く)

 今の女性が聞いたら怒り出すかもしれない。
 ところで、「神宮寺新町」は以前ブログに掲載した「北楢岡」のことで、「北楢岡公民館」が担当機関となって「秋田飴売り節全国大会」が開催されているらしい。

 案内板には「神宮寺」のシンボル「神宮寺岳」、この後立ち寄った「宝蔵寺」など、旧「神岡町」の見どころ、寄りどころが紹介されている。

 さて、最初は気付かなかったが、駅舎の周りを一周できるように道がある。その道をたどって一周した後、駅からまっすぐ延びる道を南に向かう。旧国道に出る少し手前で振り返る。

📷006:「本郷野」の駅前通り

 道の突き当りが「神宮寺駅」である。旧駅舎はこの突き当りに見えていたがが、今は左手に移転したので、奥には三つの看板が小さく写る。右手の看板が前掲写真の案内板である。
 道左手の和風の大きな建物は「福乃友酒造」。古い酒蔵の統廃合が進むなかでここは頑張っている。以前妻と訪れ中を見学したことがある。
 立っているそばにこの辺の案内地図がある。

(「神宮寺」中心部の案内地図)

 駅前通りと旧「国道13号」(この地図には「国道13号」と表示されているので、少し古い地図のようだ)との十字路脇に現在地の表示がある。昔の「神宮寺」を知っている人には、店舗などの懐かしい名前とともに街の移り変わりがわかるかも知れない。
 余談になるが、「福乃友酒造」の右隣に「東北醤油」の文字が見える。醤油が付いているので元々は醤油や味噌をつくる会社なのだろうが、今は「味どうらく」という万能つゆが看板商品である。「秋田」ではどこのスーパーでも売られており、我が妻も含めて「秋田」の母さん方には、「味どうらく」が必需品である。

(その4に続く)


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