●歩いた日:2016年4月28日(木)
●歩いた所:大村、上野、横張田、関根、上谷地、堅田、中谷地、花園(後の二つは旧仙北町高梨)
●歩いたログ(道のり:7.8km)
(地図:国土地理院)
📷007:「中谷地」の道
昼までまだ時間があるので、四つ角から田んぼ中の道を南に向かう。しばらく進むと、大きな木立と生垣のあるところの右手に細い道があるのでそちらに入る。ログ地図には記載がないが、ここは「中谷地」で、「旧仙北町高梨」の「戸地谷」地域である。
細い道を少し進んで振り返ったのがこの写真。中央奥の高い木立の脇から入るこの道は、昔の雰囲気を感じさせるので、S23年の航空写真で確認すると、この道ははっきりと写っている。
余談だが、「上谷地」、「中谷地」があるので、「下谷地」もあるだろうと別の地図で探したら、ここから大分南のところに見つけた。
📷008:戻って「上谷地」の遠景
細い道から広い道に出て西に少し進むと、ログ地図に鳥居の印のある「八幡神社」のそばに乗合タクシー乗り場の案内板がある。それを見て、ここが「花園」だと知る。この後、「花園」を一周して、「上谷地」に引返す途中に、その遠景をカメラに収める。
木立の中に大きな家が何軒もあって、ゆったりと落ち着いたたたずまいである。雨模様の日であるが、道端の緑が萌え出し、秋の景色にはない違う温かみ感じられる。
📷009:「堅田」の蛇行跡付近
「上谷地」まで戻り、昼近くなったので車を置いてある場所へ急ぐ。途中、頭首工が見えてきたところで、田んぼへ下りて写真を撮る。
ここの田んぼが、S51年の航空写真に「窪関川」の蛇行の痕跡を残していたところ。今歩いてきた道より大分低いことがわかる。立っているところが、かつて川が流れていた辺りと考えられる。二本の木の手前を左手の家に行く小道があり、ログ地図にも描かれているが、この道が改修前の道の名残りと思われる。
📷010:「堅田」の道
歩いてきた道に戻ってまた少し進む。「窪関川」に架かる橋の手前で、老木が立ち並び、その下に墓や祠のある光景に出会ったので、写真に収める。
この木々のすぐ向こう側の下を「窪関川」が流れていたはずである。川沿いに鬱蒼と茂っていた木立の中に、先祖や神を祀った昔の人たちの気分が感じられる風景である。
お昼近い。車を置いてある場所は、橋を渡ってすぐのところである。
(旧大曲市四ツ屋を往く-1、終わり)
(ブログに掲載したログの累計)
二か所目の記事掲載で、赤い線も二か所に増えました。これからどんどん増やしていきます。
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