ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧大曲市大曲を往くー2(その5)

2017年04月12日 | 旧大曲市を往く

●歩いた日:2017317日(金)

●歩いた所:大曲川原町、船場町、緑町、あけぼの町、金谷町、花園町、浜町

●歩いた足跡(ログ)(道のり:8.1km

(以上の地図:国土地理院

●S23年航空写真(国土地理院)

 かつての「金谷橋」、架け替えられて「大曲橋」となった橋のたもとに出て北にカメラを向ける。

📷009:「雄物川」の堤防と河川敷

 ここの堤防の上の道は、下の車道とつながっているので除雪されている。 左の河川敷が花火の観客席になるところ、道の奥に、先ほど半分渡って引返した「姫神橋」が写る。

 右側に杉林の一部が写っているが、航空写真の「4」に当たる場所である。「雄物川」はこの林のすぐ西側を「1」の板塀の家の方に向い、その先で東に緩くカーブして流れていた。

 帰りは、旧「雄物川」の右岸沿いを行くことにし、「金谷町」を通り抜け、住宅街のなかの道を北に向かう。途中、広い道との十字路を過ぎたところで、振り返ってカメラを向ける。

📷010:「花園町」の道

 道の奥の杉木立は、前の写真に写る林である。屋根の上には雪が残るが、路上はすっかり消えて、春の装いである。

 この道は、旧川筋沿いに走る水路と並行しているが、「花園児童公園」の先で行き止まりになっているので、県道36号線(旧国道13号線)に出て北に進む。

 帰る途中、「グランドパレス川端」のすぐ南にある神社に寄ってみたいと思い、いったん県道から外れてそちらに向かう。

📷011:「浜町」の神社

 鳥居脇の大木(銀杏?)を見ても 、由緒ある神社であると思われるが、社名を確認することができない。かつての渡船場近くの川縁に位置するので、船の安全を祈願したものだろう。

 右の建物は「浜町会館」であるが、鳥居横の出入口上には「願王地蔵尊」と書かれている。地蔵様には、子安地蔵、延命地蔵などは聞いたことがあるが、「願王」とは、どんなことを願う地蔵様だろうか、「王」だから、どんな願いも受けてくれる?。

 再び県道に出て、最後に「大盛橋」の上からもう一度「西山」にカメラを向ける。

📷012:「ブルーノタウト」が眺めた「西山」

 昭和の初めに日本に亡命したドイツ人建築家、「ブルーノタウト」が「大曲」を訪れた時、橋の上から眺めた月夜の「西山」の冬景色を絶賛している。その橋は、上流に架かる「丸子橋」のようだが、月夜の雪深い山の景色を「想像しながらカメラに収める。

 橋のすぐ下流でカーブしている辺りが、かつての「雄物川」との合流地点である。

 橋から引返し、堤防沿いの道を車に戻る。

(終わり)

●ブログに掲載した足跡(ログ)の累計(累計の道のり:123.9km)

  次回からは、「仙北平野」を一時中断し、再び「田沢湖スキー場」から「秋田駒ヶ岳男岳」を目指した記事を掲載する予定です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ★旧大曲市大曲を往くー2(そ... | トップ | ★田沢湖スキー場、再び(その1) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旧大曲市を往く」カテゴリの最新記事