ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧仙北町横堀を往く-5⑤

2024年07月21日 | 旧仙北町を往く

<「福嶋」の風景>

●歩いた日:2024年6月18日(火)

●歩いた所

 ・堀見内: 藍野、置上、北藍野、谷地、西福嶋、下東中屋布、堰端、福嶋、南福嶋、南谷地

 ・高 梨:八嶋、下八嶋、車瀬(旧仙北町高梨)

●歩いたログ(足跡)(道のり7.6km)

(以上の地図:国土地理院地図に加筆)

 (📸010から)さらに進んで県道に突き当たり、左に折れる。県道を東に向い、左手に見事な屋敷林を持つ家の前を過ぎてさらに行くと、右手に空地のような土地が広がっている。大きな屋敷の跡だろうか、などと思いながらその広場を眺める。この場所を後で古い航空写真で見てみたい。

 空地の脇を南に延びる細い道がある。家々の間を右、左と緩くカーブしながらその道を進む。

📸011:「福嶋」の一角

 右端のブルーシートで覆われたビニールハウスの右奥が空き地。そこから手前に来たところ。

 歩いて来た道沿いには「福嶋」の家々が建ち並ぶ。明らかに古い道筋である。

 引き返して左手に延びるに道を進み、再び「県道305号」に出る。県道を西に少し行ったところで振り返る。

📸012:「福嶋」の風景

 右端の電柱のところを右手から県道に出、手前に来たところ。先ほどは、車が見えるところの道を左手から来て、県道を奥に向かった。

 県道左手に見える屋敷林は、とおくからでも目立つかなりの大木で、地主などの旧家を思わせる風情である。

 県道をしばらく西に進む。この辺り、県道の北側は「西福嶋」、南側は「南福嶋」である。

 やがて、先ほど「仙北中学校」の方へ向かった道との交差点に至る。その交差点の脇に店舗風の大きな家がある。店は今は閉じているようだが、英会話教室の看板を掲げている。外でプランターに水やりをしているおじいさんに訊いてみると、娘さんが教えているとのこと。農村の子供でも身近なところで英会話を学べることは、非常にありがたいことだ。

 英会話教室から先は、先ほど歩いて来た道なので、左に折れて南に向かう。

📸013:「西福嶋」の風景2

 奥から来たところ。道奥右手、ベージュの壁の大きな建物が英会話教室を開いている家。

 その左手、県道沿いに建ち並ぶ木立の向こうに「仙北中学校」の校舎が見える。

 左端に大きな屋根の建物が見える。📸004のところで「武道館のような」と記述した建物である。

 歩いて来た道が微妙にカーブしている。昔の道の名残なのだろうか。

 さらに南に進む。道の東側は「南福嶋」、西側は「谷地」、「南谷地」である。「丸子川」のもう一つの支流、「矢島川」にかかる橋に至る。

📸014:「八嶋橋」から西を望む

 橋の上から西側、下流を望んだ写真。

 川は「矢島川」だが、橋の名称は「八嶋橋」。橋の南側の地名が「八嶋」で、橋の名称はそれに由来するようだ。ただ、ログ地図には「矢島川」とあるが、橋のプレートには「矢嶋川」と書かれている。

 「八嶋」は「旧仙北町」の「高梨」で、この辺は「矢島川」が「横堀」と「高梨」の境になっている。

(⑥に続く)


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