=人は悪い部分も良い部分もあるのさ=
「CRASH/クラッシュ」
2006年アカデミー作品賞、脚本賞を獲った作品
サンドラ・ブロック /ドン・チードル/マット・ディロン
/ジェニファー・エスポジト /ウィリアム・フィットナー /ブレンダン・フレイザー/テレンス・ハワード /サンディ・ニュートン /ライアン・フィリップ
ロサンジェルスでの追突事故「CRASH」から始まる
そこに登場する人物それぞれが物語りの主人公でほんの少しだけ絡んでくる。36時間という時系列にそってそれぞれの物語が進む。刑事だったり、警官だったり、TVプロデューサーだったり、鍵屋だったり。ハッピーでないラブアクチュアリーみたいな感じかな。
夢物語でないリアルな物語。でも、ほんのり幸せを感じれる
出演者たちの豪華さはオーシャンズ12どころじゃない。主役級の役者がぞろぞろと、でも特別扱いはなしで並列でそれぞれが主人公。その中でアカデミー助演男優ノミネートされたマット・ディロンがスッゲー良い永遠の不良少年かと思ってたけどマットも42歳。サスガに歳が顔に出てるけど、この作品ではそれが凄く良い。正悪合わせ持ち、強くて弱い心を持ちまさにこの映画を象徴する役柄を見事に演じきってくれてます。
前半は”アメリカってのはホントどうしょうもない国だなぁ”って思ってしまうくらいに人の”暗部”を描く。歴然と人種差別があり、カラード同士でも諍いがある。黒人はアジアン系を馬鹿にしアラブ系を嫌う。アメリカ映画の華やかさはそこにない
でも、それがこの国の現実なのかと思わされる。どんなに社会的地位が高い職業に就いても黒人は黒人なんだと
人は全て良い人なんて居ない。その反面全て悪い奴もいないのかもしれない。良くあろうとして傷つけたり、酷い奴でも良い行いをする事もある。まさしくそれこそが”人間”なのかもしれない。
そのキッカケを作るのも実は”他人”と言う名の人間だったりもする
実に良く出来た脚本だと思う。人の弱さと強さと裏表がジワリジワリと伝わってくる。全ての人が共感できる部分があるはず
愛とはなんだろう?親は必死に子供を守ろうとするけど、実は子供に守られて居たんだなぁ。社会において生活するものとして正しい判断でも、男として大事な人を傷つけてしまう。
いろんな事を感じ、考える。
人は時に理性を失い、凶行に掻き立てられる時がある。自分の大切にしていたモノを傷つけられた時、自分を見失ってしまう事もある。簡単に銃が手に入るアメリカではそんな時に取り返しのつかない事態を引き起こしかねない。銃社会の暗部をも描いている。正気に戻り自分のおろかさを後悔しても取り戻せない現実もあったりする。人を殺す為の道具が街でどうどうと売られているアメリカはやっぱりおかしな国なんだと思う
映画においての”音楽”の重要性
毎度毎度感じるけど、この作品においても音楽が凄く大事な要素をになっている。それぞれの場面でながれる音楽が時にジワーっと、時にすーっと染みて入ってくる。
DVDでビデオ屋さんに並んでいるはずです。
是非みておいて欲しい作品です。
キットなにかも感じると想います
この映画のDVD ミラクルさんにプレゼントしましたが、未だ見終わってないんだろうなぁ
「CRASH/クラッシュ」
2006年アカデミー作品賞、脚本賞を獲った作品
サンドラ・ブロック /ドン・チードル/マット・ディロン
/ジェニファー・エスポジト /ウィリアム・フィットナー /ブレンダン・フレイザー/テレンス・ハワード /サンディ・ニュートン /ライアン・フィリップ
ロサンジェルスでの追突事故「CRASH」から始まる
そこに登場する人物それぞれが物語りの主人公でほんの少しだけ絡んでくる。36時間という時系列にそってそれぞれの物語が進む。刑事だったり、警官だったり、TVプロデューサーだったり、鍵屋だったり。ハッピーでないラブアクチュアリーみたいな感じかな。
夢物語でないリアルな物語。でも、ほんのり幸せを感じれる
出演者たちの豪華さはオーシャンズ12どころじゃない。主役級の役者がぞろぞろと、でも特別扱いはなしで並列でそれぞれが主人公。その中でアカデミー助演男優ノミネートされたマット・ディロンがスッゲー良い永遠の不良少年かと思ってたけどマットも42歳。サスガに歳が顔に出てるけど、この作品ではそれが凄く良い。正悪合わせ持ち、強くて弱い心を持ちまさにこの映画を象徴する役柄を見事に演じきってくれてます。
前半は”アメリカってのはホントどうしょうもない国だなぁ”って思ってしまうくらいに人の”暗部”を描く。歴然と人種差別があり、カラード同士でも諍いがある。黒人はアジアン系を馬鹿にしアラブ系を嫌う。アメリカ映画の華やかさはそこにない
でも、それがこの国の現実なのかと思わされる。どんなに社会的地位が高い職業に就いても黒人は黒人なんだと
人は全て良い人なんて居ない。その反面全て悪い奴もいないのかもしれない。良くあろうとして傷つけたり、酷い奴でも良い行いをする事もある。まさしくそれこそが”人間”なのかもしれない。
そのキッカケを作るのも実は”他人”と言う名の人間だったりもする
実に良く出来た脚本だと思う。人の弱さと強さと裏表がジワリジワリと伝わってくる。全ての人が共感できる部分があるはず
愛とはなんだろう?親は必死に子供を守ろうとするけど、実は子供に守られて居たんだなぁ。社会において生活するものとして正しい判断でも、男として大事な人を傷つけてしまう。
いろんな事を感じ、考える。
人は時に理性を失い、凶行に掻き立てられる時がある。自分の大切にしていたモノを傷つけられた時、自分を見失ってしまう事もある。簡単に銃が手に入るアメリカではそんな時に取り返しのつかない事態を引き起こしかねない。銃社会の暗部をも描いている。正気に戻り自分のおろかさを後悔しても取り戻せない現実もあったりする。人を殺す為の道具が街でどうどうと売られているアメリカはやっぱりおかしな国なんだと思う
映画においての”音楽”の重要性
毎度毎度感じるけど、この作品においても音楽が凄く大事な要素をになっている。それぞれの場面でながれる音楽が時にジワーっと、時にすーっと染みて入ってくる。
DVDでビデオ屋さんに並んでいるはずです。
是非みておいて欲しい作品です。
キットなにかも感じると想います
この映画のDVD ミラクルさんにプレゼントしましたが、未だ見終わってないんだろうなぁ