7月20日(日)、石巻市渡波公民館の大ホールで、「UNITE TOGETHER 虹の架け橋コンサート」が開催されました。夏休みがスタートしたばかりの連休中日、この数週間走り回って周知の努力はしたものの、どのくらいの方が来てくれるのだろうとドキドキして待ちます。
それでも雨天の中、たくさんの方が訪れてくださいました。
代表のハトムネさんの挨拶からコンサートのスタートです。
トップバッターは、中国出身で滋賀県長浜市在住のソプラノ歌手 程 万紫さんと、彦根市のウクレレ奏者 織部 キョーコさんの共演です。
前情報では、「ウクレレとソプラノ?」とピンとこなかったのですが、緩やかな共鳴にに引き込まれ、カッチーニの「アヴェ・マリア」では、きっと多くの魂も慰められているだろうと信じることができました。
テノール歌手の近藤 洋平さんと、お母様のピアノ奏者 近藤 雪子さんは昨年の出演に続き、今年も参加してくださいました。洋平さんはまだ24歳の若き歌手です。聞く度に豊かになる声量に、人の力はすごいものだと圧倒されます。
クラシックに限らず、サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」や、坂本九の「心の瞳」など国内外の名曲で皆を魅了しました。
満を持して登場したのは、初参加の JERRYBEANS & yokkoです。
滋賀県を中心に活躍する男性3人組のロックバンド JERRYBEANSは、メンバーがかつて全員引きこもりであったことを公表し、今では引きこもりや不登校をはじめとする人権啓発の講演ライブで全国を飛び回っています。
そして、一緒にステージに立つシンガーソングライターのyokkoさんは、自身の病気や声が出なくなった体験などを通じ、手話を取り入れたパフォーマンスで歌を伝えるアーティストです。
彼らの放つポジティブなパワーは、会場の老若男女をこの笑顔に変えました。
ホールは熱気に満ち、近所の人も、乗り合わせて車で駆けつけてくれた人も、公民館でやっていた俳句の会を抜け出して来ちゃった人も、皆立ち上がってピースサイン!
大トリはやはりこのスターです。
この日来石した京都のシンガーソングライター 佐々木 清次さんは、前回にも増して面白いトークで会場を沸かせ、ギターをかき鳴らして熱唱します。
皆、「笑顔の明日」も「大丈夫」も好きな歌ですが、「負けてたまるか」に励まされたという声をいっぱい耳にしました。
観客の大きな大きな拍手に包まれて、UNITEコンサートは終了しました。
集合写真はUNITE Tシャツで皆カラフルでした。
同じ日に大森地区の仮設集会所で開かれていた「チーム接骨院」の体操教室を終えたメンバーも、ハトムネさんに応援をしてもらってきたお礼を言うため、渡波に到着しました。
ひとつの出会いが生んだ支援の輪に改めて感謝した、素敵なコンサートとなりました。
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