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科学オタクです。
今は、原付で旅したパワースポットをめぐりを書いてます

原付旅 馬鹿な!若草山に豹男現る!逃げ惑う修学旅行生!の巻

2024-09-08 02:54:00 | 旅行

連続大河ブログ 原付旅

レイラインポイントコンプリートの旅

古都奈良編


馬鹿な!若草山に豹男現る!逃げ惑う修学旅行生!の巻


さて、前回は春日大社に祀られている藤原家の氏神様「天児屋命」についてでした。藤原家の繁栄!鬼滅の刃の産屋敷に通づる、奈良時代の鬼と武士!鬼舞辻無惨と鬼殺隊!はじまりの舞台かも?ってお話でした。


馬鹿な!若草山に豹男現る!逃げ惑う修学旅行生!の巻


さてさて、今回は春日大社をさらに北に向かって進みます。春日大社の北側に抜ける通路から敷地の外に出て道路を渡り階段を登るとそこは「若草山」!小学6年生の秋!修学旅行での思い出のエピソード!お久しぶり!タイム原付旅!はじまり!はじまり〜!


私は当時、三重県伊勢市の普通の小学6年生でした。多分普通。ちょっと自信ないけど…。三重県の小学校の修学旅行といえば、奈良京都が定番でした。そんなド普通の小学6年生のド定番の修学旅行で起きた恐怖のエピソードです。

小学校の修学旅行は基本私服!いじめっ子と言うわけでもガキ大将と言うわけでもないですが、あのジャイアンの黄色いシャツを着てきた同じクラスのT!「ジャイアンじゃいあーん!」とか「おい!のび太野球しようぜ!」出発早々に大はしゃぎでスタート!


そんな、お馬鹿男子を満載したバスは、奈良といえば東大寺の大仏様に向かいます!沢山の修学旅行のバスが渋滞です。トイレ休憩を兼ねて若草山にしばらく停車です。エネルギーが溢れ出ているお馬鹿男子達を数時間拘束していたわけですから、目の前に広々とした空間!走り出さない理由など何もありませんでした。

私達は全速力で若草山を駆け上がります。本当はダンボールをお尻に引いて滑り降りたいところですが、綺麗に清掃整備された奈良公園!ゴミ一つ見当たりません!下りは慎重に!ところが!Tが無謀にも走り出します!ドタドタドタドタ!お腹の皮下脂肪を揺らしながら駆け降りていきます!ご存知の方も多いと思いますが、若草山は緩やかな傾斜ではありますが、ずっと坂ですよね!Tはその巨体と傾斜角と地球の重力によりドンドン加速!このままでは麓の商店街を破壊してしまいます!が、重力加速度に足を前に出すスピードが追いつけなくなり案の定!すっ転んでしまいました。最初前転して次第に横転!ゴロゴロゴロ!麓付近でつま先を軸に回転し、大きく円を描いて上昇!ゆっくり逆回転!やっと停止しました。しばらくTは動けず、じっとしていました。


「ははは!おーい!大丈夫か〜?」みんなで駆け寄りました。その時、奴が現れました!そうです!タイトルにもあった、あの恐ろしい奴です!私達は、そのおぞましい姿を見て「きゃー!」悲鳴をあげ、各々が点々バラバラに奴から逃げ惑いました。「マテ〜!待ってくれ〜」奴も私達を追いかけてきます!そこで担任の先生が止めに入ってくれました!「ふー!助かった〜」

先生は言いました「もう!T君!無茶して〜!これから大仏様に会いにいくのにそんなに汚して〜!くっさ!」そうです。人の姿にジャガーの模様!豹男の正体は、同級生T君です。黄色いシャツが見事に鹿のフンによる黒い斑点!豹男!(獣臭付き)


彼は、先生にこっぴどくお説教を喰らい、修学旅行初日、奈良到着と同時に着替えをして、ジャイアン→豹男→またジャイアンとお色直しを行うのでした。なんでまた、「黄色いシャツなんだよ!」


次回 馬鹿と枕と寝言は寝て言えの巻


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原付旅 藤原家の氏神、天児屋命の巻

2024-08-24 23:52:00 | 旅行

藤原家の氏神、天児屋命の巻


さて、前回は山辺の道の終点で。春日大社のお話でした。春日大社に行ったのは、原付旅では無いのですが、東大寺、二月堂でのお水取り(修二会)の時に私だけ参拝しています。何で一緒に来て別行動?そのお話はまた別の機会に…。


藤原家の氏神、天児屋命の巻




さてさて、藤原家の氏神「天児屋命(あまのこやねのみこと)のお話です♪

古事記の天岩戸のお話、覚えていますか?アマテラスの弟のスサノウが高天原で大暴れ、その責任を自分の事と思って岩戸の奥にお隠れになり、世の中が闇に包まれてしまった。困った神様が相談をして、再びアマテラスに出てきていただく作戦を立てました。


その1!ナガナキドリを鳴せ朝が来たことを知らせる作戦

その2!ドンチャン騒ぎ!ウズメが神楽を踊り、コヤネは祝詞を捧げました。「アマテラス様よりも美しい神様が現れた!めでたい!めでたい!」岩戸の前に鏡と勾玉を用意し、外の様子が気になったアマテラスが外を覗こうとした瞬間!力自慢のタヂカラオが岩戸をこじ開け、フトタマが注連縄(しめなわ)で穴を封印!こうして地上に太陽が戻りましたとさ。

そうです♪この時に祝詞を読み上げた神様こそ、天児屋命(あまのこやねのみこと)!



彼の血筋か後に蘇我入鹿暗殺し、藤原京、平城京、平安京と繁栄させていく中臣鎌足(なかとみのかまたり)!藤原家のご先祖さまなのです♪

藤原家にとって、ご先祖さまをお祀りする春日大社はとても大切な神社ってわけですね。

同時に天皇を護衛する武士の始まりとも言えるんじゃないですかね。当時の敵は、人だけじゃなく、目に見えない疫病や気候変動などによる飢饉などもあったでしょう。そんなよくわからない者たちを「いない」と言う意味の「おぬ」から転じ都を脅かす「鬼」の存在!それらから都を守る戦闘集団「藤原氏」

漫画「鬼滅の刃」で鬼を殺せるのは日輪刀での首の切断、日光を浴びせる、そして藤の毒!きっとここにつながっているんでしょうね。




祝詞を唱えたって事で言霊の神様、作戦を立てたって事で知恵の神様、藤原家の繁栄から出世の神様、色々ご利益ありそうですね!


次回は久しぶりのタイム原付旅!幼き頃の笑える話3部作!


次回 馬鹿な!若草山に豹男現る!逃げ惑う修学旅行生!の巻


原付旅 さすが!春日大社!の巻

2024-08-07 00:51:00 | 旅行

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古都奈良編


さすが!春日大社!の巻


さて、前回までの記事はフツヌシを祀る石上神宮で伝説の剣のお話から始まり、日本最古の道山辺の道のお話、オオモノヌシを祀る大神神社のお酒の話や三輪山の話、伊勢神宮の始まりの地である元祖元伊勢の檜原神社、三輪そうめんのお話でした。実際の時系列ではココで帰路に着いたのですが、またしても過去の奈良のお話に突入です。この記事も結構前の出来事ですが(笑)


さすが!春日大社!の巻


さてさて、日本最古の道の一つである山辺の道(やまのべのみち)を仏教伝来の地「海柘榴市(つばいち)」から一路北へ!三輪山!檜原神社!箸墓古墳!そして、崇神天皇陵!最初に立ち寄った石上神宮(いそのかみじんぐう)をさらに北上します。大抵の観光案内や山辺の道の地図などには石上神宮までしか書いてありませんが、本来まだ続いています。山辺の道の終点春日大社です!




奈良時代の政治の中心地「平城京」からみて、日出る方向に位置しています。

御祭神は四柱の神様。

鹿島神宮の武甕槌命(タケミカヅチノミコト)、

香取神宮の布都主大神(フツヌシノオオカミ)

天岩戸(アマノイワド)で祝詞(のりと)を読み上げたと言われる天児屋命(アマノコヤネノミコト)とその妻である比売神様の四柱!

御蓋山(みかさやま)の麓に鎮座する藤原氏の氏神を祀っていて、全国の約3000社の春日神社の総本山でもあります。

創建は1250年ほど前!平城京を守護し国民の繁栄を祈るため、現在地に本殿が建てられたのが、春日大社のはじまりです。




茨城の鹿島神宮より武甕槌が鹿に乗ってこの地にやってきたそうです。奈良の鹿はこの時にもたらされたとか、今もずっと大切にされています。ちなみに現在、鹿島神宮にいる鹿たちは奈良から来た子達みたいですね。里帰りですね!

春日大社はとにかく灯籠(とうろう)が沢山あります。年に3日だけ全ての灯籠に火が灯される「万灯籠(まんとうろう)」が有名です。2月の節分とお盆8/14、8/15!機会があれば行ってみたいものですね!

社殿の奥の一角に万灯籠が擬似的に体験できるスペースがあります。中に入ると昼間でも真っ暗で沢山の灯りを灯した灯籠が迎えてくれます。そして、壁が全て鏡になっていてどこまでも続く闇と何万もの灯籠が広がっています。是非体験してください。




そして、今、大河ドラマでも活躍している、平安時代の権力者であり、ここ春日大社の天児屋命を氏神とする藤原家!都を平安京に移しても、「春日詣」を行っていたそうです。しかも、政治に関わる役職者を200名も連ねた行列で40kmの道のりを歩いて往復!実はコレは藤原家の同志の権力争いで、「俺の行列に参加するの?それとも敵対するの?」と言う、無言のプレッシャーだったらしいんですよ!

さすが春日大社!

次回 藤原家の氏神、天児屋命の巻


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原付旅 古墳もすごいぜ!百襲姫vs卑弥呼の巻

2024-07-29 12:27:00 | 旅行

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古都奈良編


古墳もすごいぜ!百襲姫vs卑弥呼の巻


さて、前回は三輪そうめんを食べて大分の高千穂峡の「流しそうめん」と鹿児島の指宿の「そうめん流し」京都の貴船の「赤玉出たら打ち止め」のお話でした。また高千穂峡や指宿の話は九州編で記事にしますね!

そして、最近更新遅れていましたが、第五次原付旅に出かけていました。そのお話はこの奈良編のすぐ後の伊勢熊野編とともに記事にしますね

古墳もすごいぜ!百襲姫vs卑弥呼の巻


さてさて、今回は元祖元伊勢の檜原神社のすぐ西!箸墓古墳の古墳のお話です!

箸墓古墳は 倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)のお墓だと言われています。そして、百襲姫(ももそひめ)は、魏志倭人伝に登場する邪馬台国の卑弥呼だとも言われています。




百襲姫は第8代孝元天皇の妹にあたり、すぐ近くにある古墳に眠る第10代崇神天皇から見るとおじいちゃんの妹といった関係です。そして桃太郎のモデルとなった吉備津彦のおねーちゃんでもあります!モモソももたろう!もももも姉弟!桃太郎の記事もよかったらどうぞ


原付旅 桃太郎伝説を調べて考えるの巻 -


百襲姫と大物主のちょっとHなエピソード!はじまり、はじまり〜!

百襲姫は、武埴安彦命(たけはにやすひこのみこと)の崇神天皇に対する謀反を予言したり、卑弥呼同様にシャーマンつまり降霊術により神を我が身におろし、神託を告げる役割の人だったみたいですね。

古事記の中では、大物主と結婚したって事に!大物主は夜にしか現れず、多分コレが「神おろし」ですね。きっと!

昼間にも来てって頼んだら翌朝小さな蛇の姿で現れ、驚いた百襲姫は尻餅をつき箸が陰部に刺さり亡くなってしまいました。箸墓古墳の名前の由来ですね。神がかった変態プレイの末の悲しい結末なのでは?などと下世話なエピソードを想像する私は罰当たり(笑)




魏志倭人伝(ぎしわじんでん)の邪馬台国(やまたいこく)は九州説と大和説とありますが、一説には初代天皇の神武天皇が九州から大和に来てから、再び九州に都を置いていたかもって説とか、ダブルで都を置いていた説も!箸墓古墳の年代と魏志倭人伝の年代がほぼ一致、天津神代表アマテラスの神託を受ける日の巫女「卑弥呼」、国津神代表オオクニヌシの分身の大物主の神託を受ける「百襲姫」同一視されるのも頷けますね。




次回 さすが!春日大社!の巻


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原付旅 そうめんと赤玉が出たら打ち止めの巻

2024-07-15 23:40:00 | 旅行

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古都奈良編


そうめんと赤玉が出たら打ち止めの巻


さて、前回は奈良なのに伊勢の始まりの地の三輪山の麓にある檜原神社から、2人の姫が約90年かけて今の伊勢神宮の場所にアマテラスの永久に鎮座出来るの地を探す旅の足跡をたどったって感じでした。ざっくりですけどね。


そうめんと赤玉が出たら打ち止めの巻


さてさて、今回はまた歩いて三輪山の麓まで戻ってきました。お腹も空いているので、三輪と言えば「三輪そうめん」ですよね。食べましたよ「三輪そうめん流しそうめんセット」釜飯がついて1000円

で!そうめんと類似したもので冷麦や稲庭うどんの様な極細うどんもありますよね。ということで、そうめん蘊蓄を少々!はじまり、はじまり〜!

解説しよう!そうめんとは!小麦粉を塩水でこねて作った生地を油を塗りながら、細く伸ばし乾燥させた麺の事であ〜る!




日本で初めて素麺が誕生したのは、ココ三輪の地。 今から1200年以上前、大神神社の宮司の次男が飢饉と疫病に苦しむ人たちを見て、救済を祈願、神の啓示を受け、その通りに、里で小麦をつくり、水車の石臼で粉を挽き、湧き水でこねて糸状にした食物で人々を救ったそうです。一説には仏教とともに伝来し僧侶の間で食べられていた麺「餛飩(こんとん)」が後の「うどん」に「索餅(さくべい)」が「さうめん」そして「そうめん」に変化していったとか!温かい麦の麺という意味で温麦ができて、冷たい麺で「冷麦」となったそうです。諸説あり!

そうめん冷麦うどんの違いは主に太さで決まるみたいですね。

そして、何と!「流しそうめん」とそうめん流し」は違うそうです!「そうめん流し」はテーブルの上や専用の水槽で回転する水の中を流れるタイプ!そして、「流しそうめん」が竹などで一方通行のタイプだそうです!わー今までどっちも一緒って思ってたわ〜って人多いですよね!私もです!

「流しそうめん」の発祥の地は九州の天孫降臨の地「高千穂峡」!「そうめん流し」の発祥の地は同じく九州の鹿児島「指宿」!この誕生秘話やこの地の神話のお話はまた九州編で!



で!お待たせです!「赤玉」「打ち止め」です!よく昔から下ネタで使われてきました。「男性が一生分の射精をして、これ以上出ない」的な表現で打ち止めなんて言ってたそうですが、本当のところ京都の貴船神社のお膝元、川の上にある「ひろ文」さんでの「流しそうめん」で左から一玉ずつ流れてくるそうめんを箸ですくい食べるのですが、「コレでおしまいですよ」の意味で梅味のピンクのそうめんが流れてくるそうです。コレがないと最後がわからないので、変な間ができたりしたら撮り損ねたり、終わったのにまだかな〜なんて気まずいですよね。で、「赤玉出たら打ち止め」「おしまい」ってことなんですって!

三輪、貴船、指宿、高千穂とどこも水が清らかで、涼しげな場所みたいですね。おしまい!

次回 古墳もすごいぜ!崇神天皇vs卑弥呼の巻


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