こんな時こそ…

自宅に帰ってきました。
本当はお仕事の関係でまだ神奈川にいなければならないのですが、家族が心配で…。

東北にいる仲間が心配でしたが、みんな無事とのことです。
「良かった」と思う反面、「何が出来るんだ？」って。

何かしてあげたい…。誰もがそう思うはず！
でも、何が出来るだろうか。

現地に行って捜索　⇒　素人に何が出来る？装備は？遺体を冷静に見れるの？
そばに行ってボランティア　⇒　手助けにはなるだろう、しかし、自分の分の食料は？毛布は？寝場所は？
食糧、水、燃料援助　⇒　誰が運ぶ？どこから運ぶ？　輸送の燃料は？　道が解るの？

神戸の震災を経験した同僚がいます。
彼が言うには、「震災直後に素人が現地に行っても出来ることは限られる。行くことで負傷し、治療を受けている方を大勢見た！」

そうなんですね。解りますよ、直後も大変なんですが、復興って何年も掛かるってことですよね。

歯がゆい思いが残りますが、ここは冷静に。

こんな時こそ、自分が今出来ることをやればいいじゃないでしょうか。
そう、節電、食料買占め禁止、燃料の買い溜め禁止。
必要な人に必要な分を。

ＴＶでコメントをごたごた並べている人。
感情だけでリポーターを追い立てるアナウンサー。
ヒステリックな芸能人。
被災地上空を飛び回るだけの取材ヘリ。

必要な分を必要なだけ。

たくさんの人がいろいろな思いをＷｅｂで発信してます。
前向きな人、後ろ向きな人、こんな時こそ笑いが必要だという人。
少ない知識で大きなことを語る人。

こんな時こそ、正しいことを。

原発の対応も、現地の隊員は命がけでしょうし。
言うのは簡単、やるのは大変。

無責任なコメントいらない。
「現地の取材するなら、非難してる人たちの顔を映してやればいい」って、サンドウィッチマンが言ってたみたい。
それが、安否確認になるって。そうかもしれない。

『こんな時こそ』ですよ！！

会社は自宅待機とのことですが、私の場合はちょっと違うんで、どこかで事務所に行かないと。
一応対策本部ってのも立ち上げてますので。

それから、もう一つの大切なお仕事も。要求実現！したいな。「こんな時こそ」