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流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

空飛ぶ車用に設計した超軽量大推力ターボファンジェットエンジン

2018年10月09日 | ドローン・空飛ぶ車の設計

空飛ぶ車用に設計した超軽量で大推力のターボファンジェットエンジンです。

このターボファンエンジンの直径は400mm、全長は500mmと小型のジェットエンジンです。

エンジン推力は167kgであり、重量は26kgと超軽量です。

ジェットエンジンの内部構成は、ガスジェネレーター部は2段遠心インペラで圧力比12のコンプレッサーが900℃の燃焼ガスを供給して1段の軸流タービンがそれを駆動します。

ターボファンは2段の軸流タービンの駆動力を減速機で減速してファン部を回転させます。

ターボファンバイパス比は12と大きく、全体の熱効率は高いエンジンです。

この空飛ぶ車用のターボファンエンジンを2台または4台使って、積載重量が大きくて長距離を飛ぶことの出来る空飛ぶ車が設計可能となります。

<今日の仕事>

設計作業を中心に行います。

今日はターボポンプ担当女性エンジニアの液体酸素ターボポンプの幾多の改良設計と性能流体解析の結果として、設計仕様をほぼ満たす高効率の液体酸素ターボポンプ設計が出来上がったので、それの最終調整をいっしょにやっていました。

よってその担当女性エンジニアには明日からは、彼女が詳細流体部設計をした燃料ターボポンプの性能流体解析に入ってもらい性能を確認していきます。

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