流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

電動推進飛行機用プロペラファンの設計 自作プロペラファン設計ツール使用

2018年01月07日 | 宇宙航空産業機械

電動推進飛行機用プロペラファンの設計例です。

この電気飛行機用プロペラファン設計は、次図のようなC++言語とOpenGLを使って自作したプロペラファン設計ソフトウエアを使用しています。

C++言語での開発環境はその当時はC++Builderを使っていましたが、最近はVisualC#かvisualC++なのでそれにこのツールを移行する作業を行いたいと思っています。

この電動推進プロペラファン設計ツールは図のように自分で使う為のシンプルな構成となっています。

メニュー項目は3つだけで、ファイルに関するもの、プロペラファン設計過程全部に関するもの、補助機能の備考となっています。

画面構成では左側に3つのPanelを配置しており、一番上が設計計算結果の数値を表示するテキスト領域、中段がプロペラの子午面断面を表示する画面、そして一番下にはスパン方向部分翼毎の詳しい計算値を表示する表形式表示画面となっています。

画面内右の大きな表示領域は、設計計算されたプロペラファンの3次元形状をOpenGL機能でリアルタイムに全周から見ることの出来る画面となっています。

プロペラ設計計算では流線法(翼間流れとスパン方向流線曲率法を組み合わせたもの)使っているので、3次元表示のプロペラブレード面に計算用の3次元メッシュが見えています。

<今日の流れ>

今日は午前中は自宅ですが、午後は外出の予定です。

外出先は結局会社になり、事務所の片づけと模様替えを行うように思われます。

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