流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

ペルトン水車流体解析シミュレーション用解析メッシュの作成例

2017年04月26日 | 流体解析シミュレーション

ペルトン水車流体解析シミュレーション用解析メッシュの作成例です。

ペルトンランナバケットは曲面形状の複雑な形なので、細かいメッシュ生成が行われています。

それと圧力水噴射ノズルのニードルとノズル出口部も細かいメッシュにしています。

ケーシングの内部空間もモデリングされていますから、高速水ジェットがランナバケットで跳ね返ったあとの流体挙動も良く分かることになります。

<今日の流れ>

今日はノズル噴射系のシミュレーションを中心に作業を行います。

ノズルから空気中に液体が噴射される場合は、空気との間に液体の自由表面が出来ますので、非定常解析の割と難しい解析となり、解析時間も長くかかります。

解析の合間は噴流機構の詳細な構造設計を行い、最終部品形状を明確に構築していきます。

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