流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

タービンパンク世界での荷物運搬用ドローン

2017年06月19日 | TurboBladeDesign

自分の造語であるタービンパンク世界はタービン技術が一般的な機械にもたくさん使われる世界観ですが、その世界で荷物運搬用の無人ドローンとしてのマシンイメージが次の設計となります。

ドローンプロペラは電動モーター駆動であり、その電源はバッテリーとガスタービン発電機のハイブリッドとなっていますので、長距離を飛べる性能を持つドローンです。

ガスタービン発電機は故障時のバックアップも兼ねた2台を使う方式を取っていて、1台が故障しても電源供給を着陸まで確保し、安全性を高めています。

垂直離陸には4枚の2重反転プロペラで充分な浮力を出しますが、水平巡航時には機体に付いた主翼で揚力を発生して長距離を飛べることとなります。

2重反転プロペラ部2重反転の1台が故障しても他の1台が緊急出力で推力を確保することで、これも安全に着陸までこぎつける能力を持ち、安全性が高くなっています。

機体後部の余裕ある部分にはパラシュートも入られますので、これも急激な墜落を防ぐ安全装置になっています。

<今日の流れ>

今日は学生のインターンシップが弊社にて始まり、朝から頑張ってくれていて、こちらにも良い緊張感を持たせてくれています。

自分は設計受注済みタービンの基本設計もあり、こつこつと設計を進める段階です。

今日からの基本設計も早やめに終わらせて、更にその次の受注タービン設計に入らなければなりません。

インターンシップ学生にはInventorを使ってもらっていますが、自分も今Inventorを勉強中なのでいっしょに学習しているような感じです。

勉強になります。

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