流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

EV電気自動車用モーターのエアギャップとローターを空冷するダブル遠心ファン設計

2021年08月09日 | EV電気自動車用流体システム設計

EV電気自動車に使われるモーターの冷却の為に、ステーターとローターのエアギャップと磁石ローターを空冷出来る2段遠心ファンの設計例です。

これまでのモーター冷却は、ステーターは冷却出来るけれどもローター部を直接冷やすことが難しく、特に磁石ローターでは消磁力の可能性もあるほどにローター部に熱がこもることが懸念されます。

この設計事例では、ステーター外部は水冷で冷却出来ている状態で更にローター部はファンによる空冷をすることでローター部への熱のこもりを解消出来る冷却設計となっています。

 

宇宙船工学の構築作業:

ロケットエンジンターボポンプ駆動用タービンの作動原理を次のようにまとめました。

熱機関であるタービン出力の要点は、エンタルピーエネルギーの変化量にあります。

 

今日の昼食は、最高に美味しい妻の手作りカレーです。

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