噴射推力8トンとなる4連ノズル型ロケットエンジンの液体酸素ターボポンプ断面計画図を詳細に説明しました。
耐キャビテーション性能が高く、軸方向スラスト力が無視出来るという特徴を持つ液体酸素ターボポンプです。
主要構成要素は、
・両吸込みケーシング(消失型ラピッド鋳造による製作)ステンレス製
・耐キャビテーションインデューサー(5軸加工による製作)ステンレス製
・両吸込み遠心インペラ(金属3Dプリントによる製作)ステンレス製
・主軸シール用の炭素環シール
遠心インペラが内部に組み込まれるように、ケーシングは軸方向への分離方式に設計しています。