流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

ShindenKai型ジェットロケット機の最高速付近での機体廻り流れ解析

2018年03月10日 | 宇宙航空産業機械

ShindenKai型の形状を持つジェットロケット機の最高速付近の時速1000kmでの機体廻りの流れを流体解析した結果図です。

次の流れ解析結果図は、機体表面のマッハ数分布を色分布で表して、矢印は速度ベクトルを示しています。

次図は機体への飛行による圧力の分布を色分布で示し、速度ベクトルも見えています。

次図も機体の圧力分布ですが、この圧力値により機体表面の各所にどれだけの応力がかかるかを知ることが出来て、機体の構造設計に詳細に役立ちます。

次図は機体の先端部分の圧力分布を見たものです。

機体先端部は圧力が高くなっています。

次図は、飛行時機体表面の速度分布を見たものですが、完全な機体表面は速度が0なので、わずかに機体表面からオフセットした位置の速度分布を色分布で示しています。

<今日の流れ>

今日は自宅でのターボポンプの基本設計計算をエクセル表を更に詳しく作って行います。