流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

今後の再生可能エネルギー業界がどうなるのか考えていました

2013年01月13日 | ビジネス

弊社ターボブレードの業務は、流体機械の開発設計と再生可能エネルギー発電所建設の2つに大きく分かれますが、小水力発電と小地熱発電が今後業界としてどのように推移していくのか今日は色々と考えてみました。

昨年7月に開始された固定価格買取制度のおかげで、小水力発電と小地熱発電も早い投資回収年月が可能となり、その買取価格が次年度にあまり下がらなければ、これから2年間は間違いなく実際に出来る発電所は多数となっていくでしょう。

つまり完全に買い取り価格に依存する発電所建設費用回収期間が重要で、それにより発電所を造る事業主が確実に利益を上げることが出来てこその再生可能エネルギー発電所の建設数の進展となることは確実です。

その昔自分の祖父が昭和2年に水力タービンの設計製作を始めたのも、大正から昭和初期にかけての農村での小水力建設ブームとなった政府の方針があったのと、発電所を造ると事業主の農業の生産性が4,5倍に上がって充分な利益が出たからと聞いています。

つまり今後の小水力発電、小地熱発電の展開は新政権の方針次第と考えています。

今の自分に出来ることは、どのような状況となることには関係なく、小水力発電と小地熱発電の最新技術を開発することにあると考えています。