Surrender

Mr.Children偏愛者である某校クイズ研究部員の愚痴的日誌…

あぁ 選ばれぬなら 所詮 私など 行きずりの玩具

2008-04-02 23:11:31 | 日常
 「路地裏 僕と君へ」MUCC
バックホーンの次はムックがフューチャー。といってもまだバックホーン熱は冷めない。

今日は久々に書く時間があり、特に何も無かったので、保留しといた管弦の感想。

開演前。
旅行帰りだったのでノースリーブにGパンというクラシック聴きにくんじゃねえよという格好。恥ずかしい。そして一番生々しく聴こえる、という事で最前列の、コンダクターの後ろに座る。爽快。

①歌劇「運命の力」 ヴェルディ
あんま内容覚えてない、でもピッチカートの揃い方が、よく練習したんだなーというのを感じた。しかしこのときに気付いたのだが、管弦は新中3の人数がクイ研より少ない。お互い大変だねぇ。ヴェルディはまあクイズ頻出なのでよかった。

②交響詩「フィンランディア」 シベリウス
この前の企画で「ティンパニーの乱打は銃声を表しているといわれる」というフリで出したけれど、やはり前半のティンパニーの鬼気迫る感じはなんともいえない緊張を上手く描いていた。というか半分以上が祝勝パーティー曲になっているのに少し衝撃。しかし盛り上げ方が上手かった。超頻出。

③交響曲「新世界より」 ドヴォルザーク

§1 第一楽章
4音での主旋律の繰り返しでソロが多い、まあ流石にプロではないからソロは粗さが目立つ。でも全体のまとまりとしては中々。

§2 第二楽章
唱歌「遠き山に日は落ちて」。穏やかな雰囲気が慕情を誘う。ここは感動的に上手かった。やはり技術面を考えるとゆったりとした曲のほうがいいのであろう。木管がよかった。

§3 第三楽章
ここからテンポアップし、一楽章の4音からあの超有名な旋律への引きとなる。ここはあまり覚えてない、しかしヴァイオリンが速い速い。

§4 第四楽章
先ほど「技術的な面」の話をしたが、もはやそんな心配など関係ない。聞いた事がない人のいないほどに有名な冷たいメロディーは、高速の中で本領を発揮する。いやはや皆指が速い速いびっくりした。チェロの新中2を見ていたけど、良くあそこまで覚えて且つ動かせるなー、と素直に関心。弦を弾くスピードも速い事。圧巻。メロディーと技巧に酔っているうちに終幕という感じで名残惜しい。

全体
管弦よく練習してんなー。クイ研もあれぐらい欲しい。クイズではクラシックといえば新世界というほどに頻出。


アンコール オペラ「アルルの女」第二楽章終曲「ファランドール」 ビゼー
事前に部員からアンコール内容を聞いていた為、今回行く最大の要因はこれであった。何といっても私の中ではクラシックの「名もなき詩」、クラシックの中では一番好きな曲。思わず身が入る。
この曲も長調と短調、低速と高速がめまぐるしく移り変わる曲で、そのメリハリが曲の技巧に影響するので、難曲。というか今回全部難曲だ…。
流石にスピードは3分の2程であったが、正確さはあったので、悪くはなかった。というかアレはプロ集団じゃないと無理だろ。


全体。初めてだったけど、いい演奏が聴けたと思う。技術とまとまりが予想以上だった。

以上、偉そうに解説でした。