京都日々是望外!

中年無休で食べ歩き
京都を中心に 時々沖縄へ

金戒光明寺

2012年07月14日 | 観光
主催 財団法人京都文化財団、京都文化博物館

~頭に智恵、心に栄養を~
早朝の文化財研修講座
文化財鑑賞と朝がゆ体験参加の為に左京区黒谷町へ

「金戒光明寺」
(左京区黒谷町)

 
北門から入りました。

法然上人がはじめて草庵を営まれた地である。
十五歳で比叡山に登られた上人が承安5年(1175年)四十三歳の時お念仏の教えを広めるために、山頂の石の上でお念仏をされた時、
紫雲全山にみなぎり光明があたりを照らしたことから この地に草庵をむすばれた。これが浄土宗最初の寺院となった。


受付:御影堂(大殿)AM7時15分ー30分

正面の宗祖法然上人75歳の御影(座像)を開帳して、講話:金戒光明寺執事 橋本周現師を聴き、文化財を観賞。


 (写真HPより)
文殊菩薩(渡海文殊形式)

金戒光明寺の文殊菩薩と脇侍の尊像は、運慶作と伝えられています。
往古、当山北西の中山宝幢寺(ほうどうじ)の本尊でしたが、応仁の乱の兵火により廃寺となり近くに小堂を造って祀られていました。
その後、当山の方丈に遷座され寛永十年(一六三三)豊永堅齋が二代将軍徳川秀忠公菩提のために三重塔を建立した時に本尊として奉遷されました。
貞享三年(一六八六)刊の『雍州府誌』には「本朝三文殊の一つなり」とあり、古来より奈良の「安倍の文殊」天橋立の「切戸の文殊」と共に信仰を
集めていました。
獅子に騎乗する文殊菩薩を中心に手綱を執る優填王(うてんおう)・仏陀波利三蔵(ぶっだはりさんぞう)・最勝老人(さいしょうろうじん)
の四躯が京都市の文化財に指定されたのを期に、経年の傷みや剥落が激しく五年をかけて修復されました。
欠失していた善財童子は古式に準じて新調し、ここに渡海文殊形式が整いました。
当山では、法然上人八百年遠忌を記念して一般の方々にも広く文殊様の御利益を頂けますよう、総檜造り本漆塗り蝋色仕様の壇に「白檀かけ」
という金箔押しに生漆塗りを施した背板を取り付けた須彌壇を作り、総高二・八メートルの文殊騎獅像と等身大の眷属四躯を御影堂左脇に荘厳し、
平成二十年四月二十二日御遷座開眼法要をいたしました。

まことある かなわぬみちも かなふなり
ましてほとけの ちかひあるをや(HPより)


虎の間、松の間(写真HPより)を見学して、紫雲の庭へ


 
 
 
紫雲の庭



朝がゆ


清和殿で頂きました。

次回の文化財鑑賞と朝がゆ体験は萬福寺(8月4日午前7時30分ー10時)参加料1000円

金戒光明寺
http://www.kurodani.jp/index.html