「素晴らしい名馬です。みんなで褒めてあげてください」
若干、声を詰まらせながらの武騎手のインタビュー
テレビ越しに見ていて身震いしないわけがありません。
いつものようにゲートに入って
いつもよりもちょっとだけ上手く出走して
いつものように後方から競馬を見守って
いつものようにスッと前に出て
いつものように遅れて武の手が動いて
いつものように少しだけ鞭が入って
画に描いたような“持ったまま”のフィニッシュ
ハーツのトラブルで、中山での雪辱レースとはならなかったけど
十分すぎるほど、日本国民へのクリスマスプレゼントレースとなりました。
ディープインパクト号はこの後
中山から栗東に帰ることなく
そのまま北海道、ノーザンファームへ向かうようです。
インプレッサ買ったら北の大地を走りたいって夢があったけど
行き先がもう一つ増えたな。
どれくらい離れてるか知らないけど
勇払郡のノーザンファームで英雄に会って
日高町のシンボリ牧場で皇帝に会えたら最高だね。
馬券の収支は8,900円投資の9,800円バック。
I-PATの残高が少なかったのは誤算だけど
2006年の総決算としてはプラス収支は上出来。
それもディープが勝ってのプラスだからね。
パスポート、メジャー、メイン辺りが連対してりゃ
収支は上向きだったけど…
大事なのは収支より名馬の花道。
有馬記念には様々なジンクスがあるみたいだけど
真の名馬には関係ないようです。
3歳の春、府中で出会い、武騎手が2本指を立て
3歳の秋、京都で再会し、武騎手が3本指を立て
4歳の秋、府中で再び飛行を目の当たりにした
日本競馬の至宝、ディープインパクト
お疲れ様でした。
本当にありがとう。
3年後の秋、出馬表に君の名前が小さく並ぶのを
ボクたちは楽しみにしてるよ。
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