ソフトテニス部日記3

最後は真面目がいちばん強い!

メンタルの話1

2014-11-30 16:03:36 | 日記
今日はいろんなメンタルの話をしましょう。
自分はなかなか切り替えができないタイプです。その日の試合がダメだと、帰りもずっと不機嫌です(笑)
そこで選手がヘラヘラしてたりすると本気で怒ります。

特に大会形式では当然最後は負けて終わることが多く、負けの中で手応えがつかめればいいのですが、そんな試合はなかなかありませんから、やっぱり悔しさを抱えて帰路につきます。

でも、自分はそれでいいんじゃないかと思います。悔しいのを忘れたり、誤魔化したりしてはいけないですね。
悔しいから苦しくても次の一歩が出るのですから。

切り替えが必要なのは帰り道ではありません。次の日の練習前です。ここではすべて思考をプラスにしておく必要があります。悔しさを覚えておくのは大切ですが、マイナス思考のまま練習に入るのはダメです。
あと、何よりも切り替えが必要なのが「試合中」なんです。

これが一番難しいです。
「放課後お楽しみクラブ」なら、そんな悩みをもつこともないと思いますが、ひとたび勝ち負けや自分自身の成長を目標とする「競技テニス」に踏み込んでしまうと、いろんな悩みが山ほど出てきます。

それがまた、選手を成長させます。苦しいだけの部活では意味ありませんが、困難を乗り越えるとか、思い通りにいかないことを我慢するとかいったことは、間違いなくその人の人間力を上げてくれるものです。

メンタルについてはいろんなことを書いても書ききれません

今回はこのへんで



滋賀県研修大会

2014-11-29 22:35:51 | 日記
前任校で毎年参加させてもらった研修大会に、新しい学校で初めて参加させていただきました。
この大会は発展途上のチームから、全国レベルのチームまで、いろいろなチームが集まる大会で、結構面白い対戦もあり、見ているだけでかなりの勉強になる大会です。
結果は予選リーグをなんとか1位で抜けて、決勝トーナメントを1回勝って、2回戦で負けました。

とにかく、技術が未熟です。
技術が未熟だということは、メンタルも未熟だということ。
本当に弱かったです。
まあ、とりあえず、メンタルの話は後に回します。

さて、技術面ですが、テスト直後ということもあるかもしれませんが、そんなこと言い出したらキリがありませんから言いますね。

とにかく、できていないことだらけです。

できていないところを、だいたいまとめました。
ライバルがこれを見たら、まずいかな?と思ったのですが、よくよく考えてみると、うちをライバルとして認識しているチームはないと思うので、オープンにしてしまいます(笑)

・サーブレシーブ
ファーストサーブが打てないし入りません。
いまだにダブルフォルトの恐怖と戦いますからストレスたまりまくりです。
でも、ファーストサーブは思い切って打てる子も出てきました。結果として、ファーストを思い切って強く打っても、ダブルフォルトの数は変わりませんでした(笑)ならばファーストは思い切っていきましょう。

レシーブはストレートの中ロブにも取り組んでますが、そうっと打ってる感じです。
しっかり振って欲しいですね。

・後衛
今までのシュート一辺倒のテニスから、ロブを使ったテニスへと変わってきています。クロス展開からのストレートへのロブを中心にして、いろいろ試しているなというのはわかります。
ただ、そのためにシュートボールに今までのような思い切りがないように思います。要はメリハリなんです。それから攻撃のロブはシッカリ振りましょう。

・前衛
まだまだ、「予測して、動いて、決める。」が出来てません。相手のミスショットを決められるかどうかのレベルで四苦八苦です。スマッシュを積極的に追えるようになるとテニスが変わるんですけどね。ランニングボレーよりずっと大切ですよ。あと、グランドストロークも意識を持って練習しましょう。朝の乱打をもっと大切に。サーブのとき攻められて繋ぐところから前衛のプレーは始まることが多いです。そこで繋げずに終わってしまうポイントが多かったですね。



とにかく、すべてのプレーに安定感が全くありません。今日見てて、安心して見れるボールは一本もありませんでした。
今日の試合で、「春までにこれができるようになりたい!」とか、「ここを克服したい!」という目標はできましたか?
明確な目標無しに上達はありえません。今日からがスタートです。頑張りましょう。

また、今日、呼んでくださったスタッフの先生方、相手になっていただいたチームの皆さんに感謝します。

次はもっと強くなって、再チャレンジしたいと思います。

ありがとうございました。


再開

2014-11-27 23:22:10 | 日記
今日はテスト最終日!
さあ、部活再開だと思ったら
今日は地域の清掃ボランティアの取り組みがあり、テニスはその後になってしまいました

地域の清掃を部活単位でやっていく取り組みなのですが、皆楽しそうに頑張ってやっていました
道行く人たちもいろいろ声をかけていただいたり、道具を貸していただいたり、とても気持ちのいい午後のひとときになりました
また、この子らの挨拶がとても気持ちが良くて、あれ、絶対に一人ではできないだろうなというくらいのしっかりした挨拶ができていました
集団の力というのはマイナスにはたらくと、中学生の嫌な部分を出してしまうものですが、このようにプラスにはたらくと、本当に素晴らしいと思います
これが部活のいいところですね
今日は地域の人たちに、素晴らしい中学生の姿を見せることができたと思います



みんな、ごくろうさま

勝ちの価値

2014-11-21 19:59:57 | 日記
今日は長文です
すみません



テスト前です

しばらくは朝練習の準備もお休みです

放課後の練習も無くなりましたので、
みんなの顔が見られないのが寂しいです

自分は立場上、放課後に時間が取れることが多いので
少しでも時間があれば、とにかくコートに行くようにしています

それは、ちゃんと頑張っているか見張りに行くのではなくて
自分がこのチームを好きになるためです

やっぱり毎日顔を合わしていると好きになっていくものですから

家族と同じです
「情が移る」という感じですね
昔の人はうまいこと言うものです

ずっと、やり方は変わりません
こんな感じです(笑)



でも、最近特に考える事が多くなりました

「勝ちの価値」についてです

自分はこれまでに勤めてきた3つの学校で、地区大会優勝、近畿大会出場を何度か経験させていただきました
何年か前には全国大会にも連れて行ってもらいました

全国で頑張っておられる顧問の先生とはレベルが違いますが
ある程度の勝ちを経験しました

特に前任校では、たまにジュニアの子が入ってくれるようになりましたから
(ジュニアといっても小学校時代に府で8にも入らない、楽しんでテニスをしてきた子ばかりですが)
比較的高いレベルの中で勝てるようにもなりました

でも、自分の中で
「テニス経験者だから勝って当たり前」という思いはいつも心のどこかにありました

そして、「この勝ちは価値があるのか?」とずっと自問自答しながら進んできました

誤解を招きそうですが、選手にとっては価値があるに決まってるんですよ
顧問にとって、という話です


それで、行き着いたのが
「応援されるチーム」です

勝ったときに相手から
「あのチームに負けるなら仕方がない」
と思ってもらえる
勝ったときに周りから自分のことのように祝福してもらえる
初めて試合を観る人に対戦相手ではなく
うちのチームを応援してもらえる

そんなチームができたら
それで勝ったら
それが最高の価値ではないか?と考え

そこにこだわるようになりました

もちろん全てができているとは思いませんが
過去のチームはその目標に向かって
本当にいいチームをつくってくれました

レギュラーだけが頑張ってるんじゃない

一人残らず、目標をもって、生き生きと頑張っているチームにすることで
また、テニスだけではなく、人として成長できるチームを目指すことで

「勝ちの価値」を最高のものに近づけてくれていたと思っています


レギュラーが強くなるより、
下位の選手が必死で頑張る姿の方が尊い
そのスタンスが揺るがないように

それがチーム一丸だと思うし

そういうチームが勝つのが素晴らしいのだと思います

まさしく勝ちの価値です



たくさんの顧問の先生がおられます
自分なんて、その中で全くたいしたことのない顧問です

でも、強い選手だけ見たり
見込みのありそうな選手だけ見たり
選手が強い年だけ頑張ったり
勝つためにはチームがバラバラになっても構わない


偉そうな話ですが
そんな指導者を見たり、聞いたりする機会が時々ですがあります

本当に残念になります
腹が立つのを越えて
本当に滑稽(こっけい)に思えることすらあります


自分はそうなっていないだろうか?
チェックしていかないといけません

歴代の卒業生の皆さん
自分が間違いそうになったら
注意してください


お願いいたしますm(_ _)m



最後は真面目が一番強い

言い換えれば

下手くそでも不器用でも、
真面目に頑張る選手が報われるチームをつくるんだ

ということです


なんか、まとまりがなくなってきました

言いたいことは山ほどあるのですが

とにかく頑張ります

感覚

2014-11-16 21:49:45 | 日記
練習場所がないときに
うちの学校の校舎裏のスペースは
けっこうありがたい場所になります

テニスコート一面程度の空き地なのですが
整備をしたら案外綺麗な地面なので
けっこう使えます

まあ、そこに40名の選手が入って練習するのですから
大したことはできません

でも、だからこそ「基本をやるしかない」
そういう諦めがつきます(笑)

今日もコートがない状態の練習

コートがなかったら練習をしない
それが普通だ、という感覚をぶっ壊したいですね

そこで工夫と努力を積み重ねて
やっと、勝負の神様はこっちをチラ見してくれます

今日は朝早くから昼過ぎまでで終わる予定でしたが
残って練習したいという選手がいたので延長して練習をしました

勝負の神様はチラ見してくれたかな(笑)

さて、やった内容は基本ばかりです

簡単に言うと「攻めと守り」
攻めの時にどんなボールを打つか
守りの時にどうやって繋ぐか

それをひとつひとつ取り出して、反復あるのみです

成長はしています
間違いなく

4月に見た彼女らとはまるで別人です

技術もですが、顔つきがちょっと違います(笑)

勝負する顔に近づいてきてます

ただ、最後に立ちはだかるのは「感覚」と言う名のカベなんです

「意識」ではなくて「感覚」

日本語の使い方は自分が勝手に決めてますから違うと思いますが
自分の中では

意識は脳みその中にあって
感覚は心や身体に染みついた本能的なもの
というとらえかたです

だから、意識は変えられるけれど
感覚は変えるのがとても難しい

うちの選手の感覚の中に

「無理だ」というツマラナイ感覚が
染みついているように思えてならないのです

このボールを返すのは無理だ
この相手に勝つのは無理だ
この状況で頑張るのは無理だ

この感覚を

絶対に返してやる!
絶対に勝ってやる!
絶対に頑張る!

に変えるのが一番大切かなと思います


絶対に勝てるし、頑張れるんです
「感覚」を変えれば


もう、勝ちのイメージは自分の中にちゃんとあります
昔のブログで書いたけれど

もう、頭の中で何回優勝したか(笑)

と、思ったらテスト前です>_<