ソフトテニス部日記3

最後は真面目がいちばん強い!

努力の塊

2014-08-25 20:52:08 | 日記
メンタルが強いとか弱いとか
よく言われます
実際、自分もよく使う言葉です

でも、メンタルの強さとは
弱気だとか、強気だとか
そういったことではないように思います
強気だからメンタルが強いとか・・・
そのあたりが誤解されているようです

そういう薄っぺらいことではないんですね

強気なだけの選手は
上手くいかないときは、すぐに折れてしまい、下を向いて
結局、良い時と悪い時の試合に大きな差が出る、
そんなムラのある選手になってしまいがちです

これでは応援される選手にはなれないし
メンタルが強いどころか
めちゃくちゃ弱い部類の選手です

それでは、メンタルが強いというのは
どういうことなのでしょうか?


それは間違いなく



「我慢ができるかどうか」だと思います


スポーツなんて
上手くいかないことや
理不尽なことなど

そんな理屈ではどうしようもないことばかりが起こります

そんなときに
理屈抜きで我慢できるか
そんなときこそ
忍耐強く自分の最大限の力を出せるか

これがメンタルの強さだと思うのです

だとすれば、
メンタルを鍛えるにはどうすればいいのでしょうか?

世間ではメンタルトレーニングのいろんな文献やネットのサイトなどが沢山出回っています

実際、自分も何冊か本を買い込んで勉強した覚えがあります

でも、その結果思うのは
いわゆる「メンタルトレーニング」なんていうものが必要なのは
ある一定のレベルを超えた選手だ、ということです

一般?の選手にとって
一番のメンタルトレーニングは
日々の練習の中の「努力」です


努力を続けてきた選手は
簡単には心が折れません

心が折れることによって
今まで積み上げてきた大きな「努力の塊」を
なげだすことがどうしてもできないからです
そんなもったいないことは
絶対にできないのです

だから、勝敗は別にして
最後まで絶対にキレない試合をします
ムラのある、波の激しい試合なんか
絶対にしません

だから周りにも信頼されるのです


逆に小さい「努力の塊」しか作ってこれなかった選手は
いとも簡単にそれを投げだしてしまいます

我慢が出来ない、
辛抱が出来ない

で、粘りのない淡白な自滅の試合をしてしまうのです

つまり、メンタルの強さとは
「努力の塊」の大きさで決まるのだ
と自分は思います

本に書いてあるような
いわゆる高尚なメンタルトレーニングは
その次にくるものじゃないか?
と、思います

まずは、理屈ではなく、
でっかい「努力の塊」を
日々の練習の取り組みからつくっていきましょう



研修大会

2014-08-25 05:28:06 | 日記
ここのところ、本当に天候が不順で
急な豪雨に悩まされているチームも多いと思います

いや、それよりも
広島をはじめ、大きな被害を受けられた
そんな人たちもたくさんおられます
心からお見舞い申し上げると同時に
今、悩みながらもテニスができることに
感謝しなければと思います

さて、夏休みも終わりになりました

テニス漬けの毎日の最後の仕上げに
研修大会にいくつか出場させていただきました

2年生は他府県での団体形式の研修大会ではベスト8
地元での最大級の研修大会ではAチームがベスト16で雨天順延
Bチーム以降は残念ながら勝ち上がることは出来ませんでした
1年生は自分は見ていませんが
地元での最大級の研修大会ではAチームがベスト8、Cチームはベスト16だったようです


課題はあいかわらずです
さらに強調された形で残るようになりました

ただ、成果は間違いなくでてきています

以前よりも格段にラリーが続くようになりました

いよいよ、前衛を鍛えていく素地が出来つつあります

ミスのないサーブレシーブ
ラリー(展開)の充実
そして前衛の強化

これが基本となるうちのテニスです

あとは
レシーブのバリエーション
カットサーブを含めてのファーストサーブの強化
などを加えていきます

みなさんがんばってください






最後の練習

2014-08-19 19:30:12 | 日記
夏休みも終盤
お盆休みが終わって
練習が再開されました

2年のほとんどの選手は二泊三日の
研修大会に参加

どんな試合だったのかはわかりませんが
自分たちが決めた理想のチームをつくるために
ずっと、どんなことがあっても続けて欲しいことはたくさんあります

それが続けられたのなら、この遠征は次につながるはずです

さて、残されたメンバーですが
2年の一部と1年生

いろいろと怒られまくりましたが

本当によく頑張りました
そして、かなり良くなってきました

まだまだ、勝てるレベルにはありませんが
その方向に進み出したと思います

人数が多いというのは本当に動きにくいし
みんなの気持ちが揃いにくいという難点がありますが
全員が頑張り始めたら
ものすごい雰囲気になります

チラッとですが見えた気がしました

2年生の残りのメンバー
本当に頑張りました

モチベーションが上がらない状況で
あそこまで頑張れるのは
なかなかできることではありません

1年生もようやく
引っ張る選手が出てきました
なにより、みんな休みません

だんだん、人間関係のレベルも上がってきたのではないでしょうか?

LINEなんかで文句言い合ったりするような(笑)
そんなつまらない関係から

一緒にしんどいところを乗り越えながら
本当の信頼関係がつくられて

このまま、いいチームへと進んで行って欲しいと思います


マナー

2014-08-16 23:45:47 | 日記
最近になってソフトテニス界でも
マナーのことをいろいろ言われるようになってきました

昔はけっこうケンカ腰のスポーツだったような(笑)


そこで今回は試合中のマナーについて
自分なりの考えを書いてみたいと思います

まず、マナーについて
全ての根本になるのが

「相手に感謝する」ということ

この姿勢なしに
形だけマナーよくプレーしても
それは全く意味がないことだと考えます

テニスは相手がないとできないスポーツです
なら、どんな相手とテニスをしたいですか?
最後まで諦めず、元気にハツラツと
爽やかな態度で試合ができる選手と
試合したら楽しいですよね

そんな選手に自分がなっているでしょうか?
これがマナーの根本です

だから、
ミスすると下を向く元気のない選手
やる気の感じられない選手
すぐふてくされた態度をとる選手

これらの選手は全てマナー違反です
相手にとって、勝っても気分悪いですから

これが根本ですから
もう終わりなんですが、
せっかくだから細かいことを書いてみたいと思います


コート内での態度
常に胸を張って立ちましょう
コート内は軽くかけ足で行動
パートナーに笑顔を忘れないこと
あいさつや相手ペアに声を掛ける時はハキハキと爽やかに


ポイントをとったら・・・
明るく爽やかに思いっきり喜びを爆発させましょう
でも、相手に向かっての発声やガッツポーズはダメです
ケンカ腰の声もダメですね
明るく爽やかに思いっきり!です
ペアでお互い向かい合って、または空に向かってとか、考えましょう
そして、最後にパートナーと明るくハイタッチ!
これで次のポイントにいい気持ちで入っていけますね


ポイントをとられたら・・・
相手のいいプレーでポイントをとられたら、相手を認め、見習いましょう
そして闘志を燃やしましょう
自分がミスしたときは、下を向かないことを心がけましょう
パートナーがミスしたときは、明るい笑顔で駆け寄って声をかけましょう
ミスしたときは、ショックです
パートナーに申し訳ない気持ちも湧いてきます
それを全てプラス方向に変換して次のポイントに向かう方法を身につけましょう
たまに、ミスが続いて劣勢になると、声もかけず駆け寄ることもしなくなるペアがいますが、
こんな選手は何をやってもものにはなりません


試合の前
待機でコート後ろに入ったら、本気でボール拾いをしましょう
よく、コート後ろでおしゃべりや打ち合わせに夢中でボール拾いをおろそかにするペアがいますが言語道断です
自分たちの試合が大切なら他の人の試合も大切にする
当たり前のことです
また、本気のボール拾いはボールの動きを本気で追いかけることになりますから
試合に入っていきやすいという面もあります


応援
プレー中の声かけは警告の対象です
「入ってるよ!」「ナイスボール!」とか、言いたい気持ちはわかりますが
この間の試合で相手の保護者の方がそれをしておられましたね
相手としてどう思いましたか?
・・そういうことです(笑)
あと、相手のイージーミスに対する過度の応援はどうかなと思います
こちらのいいプレーの結果、相手のミスを誘った時は大喜び!でいいと思うのですが、相手のダブルフォルトなどで大喜び!は、恥ずかしいですね
中にはファーストサービスを外したら
「もう一本もらおう」「もう一本ラッキー!」なんて言うチームもあります
どれだけ自分たちのレシーブに自信がないのでしょうか
恥ずかし過ぎですね(笑)
応援は味方選手の背中を押してあげるものでないといけません
マナーを忘れた応援は、会場を敵に回し、味方選手の足を引っ張ります


プレー中の気になること・・・
たまにいますよね
アウト、インが微妙な時に「ラッキー!」とか言いながらボールを打つ選手
審判も、自信ないからそれにつられてアウトコールしてしまったり
なんか後味悪いです
相互審判だったりするとさらにうっとうしいですよね
審判が声を出すまではプレーをやめないのがプレーヤーの鉄則です
(だから審判は大きな声でコールしないといけないのです)
相互審判のときは、本当に第三者となってきちんと判定しましょう
たとえそれが3年の夏の最後のポイントであっても、インはイン、アウトはアウトです

あと、プレーが切れた後のボールを力まかせに相手にドカーンと打ち返す選手
ときどき相手に当たったりします
その時に「ひゃー、すみません」って
これも恥ずかしいですね
だいたいこのあたりをするのは弱いチームです(笑)

試合会場にいくと、試合をする前から
強そうなチームってありますよね

そんなチームは間違いなく、テニス以外の態度が素晴らしいのです

せっかくやるのだから、そんなチームになっていきたいですね




ものさし

2014-08-14 23:49:49 | 日記
ドームカップでの3日間は
このチームのものさしを変える体験になったと思います

ものさしにはいろんなものさしがあります

「自分たちなりのものさし」
いわゆる、「私なりにがんばった」というやつです
今まで、彼女達はこのものさしでしか
自分たちのことを測ったことがなかったのではないでしょうか?

自分たちの努力がはたして他のチームに勝ってもいいだけのものになっているのか?なんて、全く考えず、ただ、なんとなく練習してきたのではないでしょうか

当然のことながら、それで人の上に立てるはずもなく、いつも負け続けてきたのではないかと思います

このままいくと「自分たちは弱い」という思い込みが彼女達の身体に染み付いてしまうかもしれません


さて、ドームカップです

ABCチーム、全てのチームが幸運にもドームでの高いレベルでの試合を体験できました
日頃やっているレベルの低いテニスではもちろん歯がたちません
知らず知らずのうちに、彼女らの中で
「このプレーでは勝てない」という意識が芽生えはじめ
ボールに対する集中力や
ボールに対しての一歩めのダッシュのためのステップや
その他、厳しいテニスの入り口に入るためのことをやりはじめたのを
彼女らは気づいているでしょうか?

それこそが、ものさしの変化です

「自分たちのテニスがドームで通用するには、どんなプレーをすればよいのか?」
というものさしに変わったのです

だから、自分たちがまだできないレベルの高いテニスをやろうとしはじめたのです

そのものさしで自分たちを測ってみると
いかに自分たちが甘かったかがよくわかったと思います


ドームのものさしもけっこう長いですが
まだまだものさしには

全市のものさし
府大会のものさし
近畿大会のものさし
全中のものさし

というふうに、かなりの長さをもったものさしがあります

ドームのものさしは
府大会と同じくらいのものさしかなと見ました

つまり、今のうちのチームが府大会にでても、ドームの時と同じ結果になるということです

今後の練習や試合で
自分たちはどんなものさしをもって、それに取り組んでいくのか

それによって、チームが変わるかどうかが決まると思います