監督 ラッセ・ハルストレム | |
DATA NY批評家協会賞・外国映画賞 ゴールデン・グローブ・外国語映画賞 | |
CAST アントン・グランセリウス メリンダ・キンナマン マンフレド・セルネル アンキ・リデン ラフル・カールソン | |
イングマルはどんな時でも愛犬シッカンと一緒にいる男の子。ママは病気がちで、パパは仕事で遠くへ行ったきり。お兄ちゃんは意地悪だし叔父さんの家に預けられることになってもシッカンといれば平気。人工衛星に乗せられて地球最初の宇宙旅行者になったライカ犬の悲しみに比べれば、どれもこれもたいした悩みじゃないよ・・・と考える哲学者(笑)です。
ラッセ・ハルストレム監督のスウェーデン時代というと、中学生のときに初めて認識した商業ドキュメンタリー映画「アバ/ザ・ムービー」や、この「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」「やかまし村シリーズ(超カワイイ!!)」などがありますが、これ以降はハリウッドで「ギルバート・グレイプ」「サイダー・ハウス・ルール」「ショコラ」などのヒットかっとばしてます。ジュリア・ロバーツが出ていた「愛に迷った時」、ホリー・ハンターが出ていた「ワンス・アラウンド」、原作がピューリッツァー賞受賞した「シッピング・ニュース」などもお気に入りです。女性の生き方を優しい観点で描くのがうまいなぁーという印象があります◎ | |
わらの中で寝てみたい度 ★★★★★ |
監督 マーティン・ブレスト | |
脚本 ジョージ・ギャロ | |
DATA 音楽/ダニー・エルフマン | |
CAST ロバート・デ・ニーロ、チャールズ・グローディン、ヤフェット・コットー、ジョン・アシュトン、デニス・ファリナ、ジョー・パントリアーノ、ロイス・スミス、リチャード・フォロンジー、ロバート・ミランダ、ジャック・キーホー、ウェンディ・フィリップス、ダニエル・デュクロス、フィリップ・ベイカー・ホール | |
これぞオトコの映画っっ!楽しい、カッコイイ、おもしろい!の三拍子揃ってマス。お見事。本当に何度見てもおもしろい!アクション映画なんですが、プロットとシナリオの完成度が高いんです。子供だまし的、びっくり箱的サプライズではなく、言ってみればヒッチコック的巻き込まれ型なんだけど、その仕掛けは「ニヤリ」となってしまう楽しいもの+理にかなったものばかり。監督はマーティン・ブレスト氏。「ビバリー・ヒルズ・コップ」やアル・パチーノの盲目タンゴ・シーンが忘れられない「セント・オブ・ウーマン」なんかでヒットを飛ばしている方ですが、寡作の人としても有名なんですね。もっともっと彼の軽快なタッチを楽しみたいなぁーと思っているわたしとしては寂しい限りです。最新作は(日本では)お蔵入りになってしまった(wowowでの放映のみ)「ジーリ」ってやつですよね。婚約してアツアツだった頃のベン・アフレックとジェニファー・ロペス主演で・・・たしか公開までに結婚も取りやめになって、この作品もラジー賞(サイアクの映画に贈られる賞(苦笑)ただし、ある意味箔がつくので、受賞者はけっこう授賞式にお茶目に出席しちゃったりする(笑))も受賞したような記憶が。 | |
大人のアクション映画度 ★★★★★ |
監督 バズ・ラーマン | |
DATA アカデミー美術賞、衣装デザイン賞 | |
CAST ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー、ジョン・レグイザモ、ジム・ブロードベント、リチャード・ロクスポロウ、ギャリー・マクドナルド、ジャセック・コマン、マシュー・ウィテット、ケリー・ウォーカー、キャロライン・オコナー、カイリー・ミノーグ | |
映画デビュー作「ダンシング・ヒーロー」からとても気になっていました。この監督さんの作品ってどれもこれも妙な映画なんです・・・。でも、自分の世界を突き詰める勢いと楽しさがあふれかえっていてそれだけで満足できちゃいます。2作目はあの「ロミオ+ジュリエット」、商業的な大ヒットを収め、この「ムーラン・ルージュ」へと続きました。トゥールーズ役のジョン・レグイザモは「ロミ+ジュリ」ではロミオの従兄弟。大きな信頼を寄せているのかいつも難しい役を任せてます。監督はオーストラリア出身でもともとは舞台を作っていたそうです。そういやセットなんかも舞台っぽいですね。演出やカット割りが独特です。
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像さんのお部屋に入ってみたい度 ★★★★★ |
監督 マイケル・ケイトン・ジョーンズ | |
DATA アカデミー美術賞、衣装デザイン賞 | |
CAST マシュー・モディーン エリック・ストルツ ジョン・リスゴー テイト・ドノヴァン D・B・スウィーニー ハリー・コニック・Jr ジェーン・ホロックス ビリー・ゼイン ショーン・アスティン リード・ダイアモンド コートニー・ゲインズ ニール・ジュントーリ デヴィッド・ストラザーン | |
ちょっとメロドラマくさい・・・というか、お説教じみてる部分も無きにしも非ずですが、いいんです、いいんでーす。主人公の中から死人の出ない戦争がらみの映画って珍しくないですか?まあ、はっきり言って戦争物っていうより堂々たる青春群像劇ってやつですね!一番の見所は何と言っても(わたし的に)マシュー・モディーン!抑えの効いたよい演技をしてます(ラストシーンはちょっといや)。第二次大戦中にあと一回の出動で任務完了となる爆撃機がありました。その名も「メンフィス・ベル号」。縁起のいい機で、幾多の戦火の中、無傷で生還し続けていたんです。ベル号に乗り込む10人の気持ちを織り込んだ爽やかなドラマです。
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指揮官たちのシーンいらない度(→ちょっと甘めの採点なのは指揮官がデビッド・ストラザーンだから。でへへ) ★★★☆☆ |
監督 ミーラー・ナーイル | |
DATA ヴェネチア国際映画祭・金獅師賞 | |
CAST ナセールディン・シャー リレット・デュベイ ヴァンソンダラ・ダス イシャール・ナイール シェファン・シェティ ヴィジェー・ラーズ ディロタス・ショーム | |
インド出身ハーバード卒のミーラー・ナーイル女史による、群像劇です。舞台は超インド式婚礼の儀、伝統にのっとってモンスーンの時期に娘の結婚式をあげようとする父親と娘、結婚式のために世界各地から集まった親戚たちのゴタゴタ。娘のアディティはTV局に勤めていて、勤務先の男と不倫関係にあります。そろそろ潮時・・・と、父が探してきた顔も見たことのないアメリカに住むインド人男性と結婚することを決意。2人の結婚式を中心にさまざまな家族の問題や、恋愛が描かれてゆきます。
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雨の結婚式もよいなぁ度 ★★★★☆ |