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夏の棚物

2019-06-02 01:10:20 | Weblog
いよいよ、夏も蒸し暑さを増し、本格的になって参りました。明日は7月7日で七夕と言っても太陽暦での7月ですから、水戸市での七夕まつりとは、異にしますが、保育園では子供たちの願いを書いた短冊を、親たちも手伝って竹笹に吊るしました。

 

御茶席は棚ものですが、冬とは異なり塗りものは使えないとのことで、杉棚となっておりました。
茶花はヤマブキとオカトラノオが飾られていました。当ブログでの以前のオカトラノオの記事はこちらです。
 http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/27/e2/tatchyan2000/folder/1072013/img_1072013_38845407_1?2006-07-06

 

棚には水差し(下棚)、茶入れが(中棚)すでに飾られており、茶碗(茶巾、茶筅、茶杓の組み込まれたもの)を運ぶところからのお点前です。

 

①茶碗を茶道口敷居手前に置き、一礼する。イメージ 1
②茶碗を風炉と棚の中央手前に運び置きつける。
③棚ものであり二足回りで道具たたみを出て水屋に帰る。
④こぼし(蓋置き、柄杓を組み込んだもの)を運び道具畳中央に座る。
⑤茶碗を仮置き(右手前を取り、中央を左右と取り、左手前を取った手で風炉屏風左端手前に置く)し茶入 れを棚から下ろし右に品の字に置く。
⑥茶碗を刈り置きから左手で手前を取り上げ、中央中央と持ち替え右手前を持った手で品の字の左へ置く
⑦風炉の管を右左と下ろす。
⑧居住まいを正しこぼしを膝頭へあげ、柄杓を鏡柄杓に構え蓋置きを畳三つ目ずつの角に置く。
⑨釜の蓋を蓋置きに置く。
⑩茶碗を右点前をとり、中央に持ち替え右手で膝の前に置く。
⑪なつめを左に移し、茶筅を置き茶杓をなつめ上釜付きに置く。
⑫茶筅をなつめの右に置き、茶巾を蓋の上に置く。
⑬柄杓を持ち釜の上に縦柄杓で構構えて置く。
⑭水差しの蓋を取り三手で水差しに持たせ置く
⑮茶碗に柄杓の水をあけ、茶筅通しを行い、水をこぼしにあける。
⑯茶巾で茶碗を拭き、茶巾を蓋の上に置く
⑯茶入れを茶碗と膝の間に置き蓋をあけ茶杓で抹茶を茶碗に取り出す。
⑰柄杓で湯を茶碗に注ぎ茶筅で茶を点てる。
⑱茶碗を客に差しだす。
⑲一口の挨拶を受けたら水差しから水を釜に足す。
⑳帰った茶碗を正面に向け膝前に置く。
①御仕舞下さいの挨拶を受け茶筅通しを行う。
②茶碗の水をあけ、茶巾、茶筅を茶碗に組込み、茶杓を拭く。
③茶杓を茶碗に乗せ、茶入れの左に置く。
④水差しの蓋を二手で閉め、立ち管を左右と行う。
⑤鏡柄杓で、釜の蓋を閉め蓋置きを柄杓の手に持たせ、こぼしを左に持ち、左二足回りで道具畳を出る。
⑥茶碗を仮置きし、茶入れを中棚に飾り茶碗を中央で左手に載せささげて茶道口へ帰り、点前を終了する ため挨拶して終わる。

 

イメージ 2

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