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夏の冷水点て

2019-06-01 23:42:24 | Weblog

冷水での流し点てを写真を交えて記録してみました。
道具畳に水指(広口の夏風のもの)を置き、蓋をかける。
ここでは水指はガラス製のもの、蓋には簾を用いました。

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※注意:茶巾は初め千鳥に折って茶碗に組み込みます。夏らしく涼しげに、お点前は全て草のお点前で行います。
茶道口で総礼の後、茶碗に茶巾・茶筅・茶杓のセットと茶入れを両手で持って道具畳へ入り右寄りに座って茶碗セットと茶入れを置き合わせます。その後こぼし・茶巾台・柄杓を持って入り、居舞いを正してこぼしを膝脇に勧めます。

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茶碗セットを正面水指の手前に置き茶入れをその手前膝頭との間に置きます。

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茶入れを清め右上にその上に清めた茶杓を乗せ、茶筅を並べて右わきに置きます。

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茶碗を少し手前に引き、水指の蓋を開けます。
※注意:簾は先へ先へと折りたたんで開きますが、中折れの塗蓋の時は、左右の蓋の端を持ち右手だけを動かして、蓋を半分開き両手で持った後、左手を親指を下になる様持ち替えそのまま、水指の左に弧を下に弦を上に立て掛けます。
柄杓を構えて茶巾台を左膝の先に置き、茶碗の茶巾をこの上に移し、柄杓を水指の上に架けます。
茶筅通しを行い、茶巾で拭いた茶碗は正面に茶巾は茶巾台に乗せ、茶入れから抹茶を茶碗にすくい茶筅を戻して、茶碗に水指の水を注ぎます。
※注意:抹茶を茶碗に吐く時、茶入れの蓋は草の扱いとなるので、二の字拭きでは無いお道具でも、茶碗と膝の間へ置きます。
※注意:柄杓で水を汲む時の持ち方は常に同じ通常の持ち方とし、竪柄杓・引き柄杓は使いません。

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茶筅を用いて茶を点て、炉蓋の中央へ置いて客に勧めます。

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一口の挨拶が有ったら茶巾台の茶巾を広げ、ふくらに折直し茶巾台に戻します。

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客が茶を飲み干して、茶碗が帰って来たら、柄杓で茶碗に水指の水を注ぎ、こぼしへあけてすすぎ、茶碗を左に持ったまま、客の挨拶を受けます。
お仕舞くださいとの挨拶があれば、茶碗を正面に置き、水指の水を注ぎ、茶筅通しを行い、こぼしにあけて空になった茶碗に茶巾・茶筅の順で組み込みます。
茶杓は袱紗で清めた後に、茶碗の右上に伏せて置きます。

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茶碗セット・茶入れを初めの位置に戻し、柄杓を構えて、茶巾台・柄杓の順でこぼしの下及び上に
片付けます。

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水指の蓋を閉じて、道具を水屋へ運ぶ前にお茶入れ・お茶杓拝見の声がかかります。

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茶碗セットを仮置きし、茶入れを持って炉の草の向きに居舞いを直して、袱紗をさばき茶入れを清めます。

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茶入れ・茶杓を炉蓋の上に並べ置き、正面に向き直って、こぼし・柄杓・茶巾台を水屋にかたずけ、茶碗も水屋にかたずけ、水注ぎを持って出て、水指の水を補充します。

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水注ぎを水屋へ仕舞った後に、拝見から道具が帰ったのを見計らって、もう一度出て来て、炉蓋の方向を向いて客と対坐します。客の問いに答えて茶入れの形・模様・塗り・茶杓の銘等を答え終わったら、茶筅・茶入れの順で両手に持ち茶道口へ引き返します。

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茶道口で正座し、茶入れ・茶筅を左膝頭前に置き、総礼を受けて挨拶して茶席をお開きにします。

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