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茶道 旅箪笥による芝点・炉

2019-04-10 10:03:56 | Weblog

以前に、掲載した茶入と水指だけが、箪笥中に飾ってある場合でなく、茶碗、茶入れ、柄杓、蓋置き、水差しなど全て箪笥内に飾って客を迎えた場合は、以下のようなお点前になります。
①こぼしだけは持ち込みとなります。こぼしを左ひざの脇へ置き茶道口で総礼。
②こぼしを左に下げて箪笥の前に進み、こぼしを左に置く
③箪笥の蓋を常の如く開けて、左脇に、手掛かり分を出して立て掛ける。
④蓋置を取りあしらってこぼしの中へ置き、柄杓を持ちだしてこぼしに伏せてかける。
⑤中棚を、載っている茶碗、茶入ごと引き出して箪笥の前に1㎝程あけて置く。中棚を引き出すときは左右の順で棚の中央をつかみ左右とずらし二度目に左右とずらしたら少し棚を引き出して棚の左右の縁を持って下す。
⑥柄杓を構え蓋置を取り、行の位置に向かって座り直し、蓋置を畳3目の位置に置いて。柄杓を引く
⑦いまいを正しこぼしを上げて、茶碗、茶入れを行の位置に向けて縦に並べ置く
⑧袱紗を捌いて右手に持ち中棚をその位置で左を上げて二の字に拭き、持ち上げて棚と炉の間に斜めに置く
⑨茶入れを清めて中棚の左に置き、その上に茶杓を清めて置き、茶筅をその右に置く
⑩茶碗を引いて柄杓を構え湯で茶筅通しをするなどから移後常と同じ
................
⑫末客まで茶を飲んで茶碗が帰ったら................湯ですすぎ、茶筅通しを行い、その湯をあけて茶巾で茶碗を常の様に拭き前に置いたら茶巾を取り、手のひらの上で茶巾を返し、対角の隅を持ってこぼしの上で二度に折りたたみ良く絞って広げてふくらに折って茶碗に入れ、茶筅をその上にしまう。
⑬茶杓を清めて茶碗に返して乗せ袱紗をこぼしの上ではたいて抹茶の汚れを落としこぼしを引く。
⑭袱紗を腰に付け茶入れを右に寄せ、そのあとへ茶碗を置き、柄杓で水を汲んで茶釜の湯に足し、湯返しして茶釜の蓋をしてから柄杓を蓋置に引く
⑮水差しの蓋を閉じ、中棚に茶碗、茶入れが載ったまま箪笥に元の様に押し入れる。この時の左右の手は取り出すときの逆順で棚中央で左右で持った手を左右と引く
⑯柄杓をとって節の上を右手でもち、無効向きにして棚の切込みに架け、蓋置を左柄の上に扱い右手で柄杓の柄を押すようにして箪笥の下棚に押し込み、左手で箪笥の蓋を取り右手で上を持ち左手を蓋の中央に添え
押込んで右手で鍵をする。
⑰こぼしを水屋に運び、水注ぎを持って出て箪笥の前に座り、箪笥の蓋をあけ水指を前に取りだして水を注ぎたし箪笥の蓋を閉めて、水注ぎを水屋へ持ち帰る。
⑱空手で茶道口で挨拶し、客も総礼して終わる。
【茶道口でこぼしを置いて総礼】

【箪笥のに向いてこぼしを置き箪笥の蓋を開ける】

【蓋置と柄杓を仮置き】

【中棚を箪笥の前に下す】

【柄杓を引く】

【茶碗と茶入れを行の向きに並べ中棚を二度拭く】

【茶入と茶杓を清め茶筅と共に出した中棚の上に並べる】

【茶碗を引いて柄杓を構え釜の蓋を蓋置に乗せ茶巾を蓋の上に
そのあと茶筅通しなど常の様に行う
菓子を勧め茶をはき、水差しの蓋をとる】

【茶を点てて勧める】

【湯加減の挨拶など常のようにあり、
戻った茶碗で茶筅通し後茶巾でぬぐったら茶巾を絞ってふくらにたたんで茶碗に返す】

【茶筅と共に清めた茶杓を茶碗に組む】

【茶入を動かし茶碗を置いて元の形に戻す
柄杓で釜に水を差し湯返しして柄杓を引き水差しの蓋をする】

【中棚を箪笥に押し込み柄杓を架け蓋置を柄杓の柄を押して下棚へしまう】

【箪笥の蓋をしてこぼしを水屋へ運ぶ】

【水注ぎを持ち込んでもう一度箪笥をあけ水指を持ち出して水を注ぐ】

【箪笥に水差しを戻し蓋をして水注ぎを水屋へ持ち帰る】

【空手で茶道口で総礼】



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