たたらワークス★漫画・ドラマ・小説のネタバレ感想

『花野井くんと恋の病』12巻あらすじ・感想!ケンカの後の仲直りルール

『花野井くんと恋の病』12巻あらすじ・ネタバレ感想!
ケンカの後の仲直りルール。
初めてのことがどんどん積み重なっていくほたると花野井くんの関係は……。

『花野井くんと恋の病』12巻

I'm addicted to you.
『花野井くんと恋の病』12巻 あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks
著者:森野 萌
カバーデザイン:名和田耕平デザイン事務所
発行:株式会社講談社
発売日:2023年1月13日



★項目クリックでページ内ジャンプ
(goo blogアプリはブラウザ接続で可能)

『花野井くんと恋の病』12巻登場人物

『花野井くんと恋の病』12巻あらすじ・ネタバレ感想




『花野井くんと恋の病』12巻登場人物 

花野井颯生 はなのいさき 
 友達は不要、ほたる以外の人には塩対応
 初ケンカを経て友達関係も変化

日生ほたる ひなせほたる 
 仲直り後「颯生くん」呼びが定着
 花野井くんを“特別”な存在だと認識

浅海響 あさみひびき 
 中2からほたるの友達“きょーちゃん”
柴村月葉 しばむらつきは 
 “しばむー”ほたるの友達でクラスメイト
倉田圭吾 くらたけいご 
 11巻で花野井くんに頼られ……
 12巻で花野井くんと友情を深める

八尾創平 やおそうへい 
 ほたると同じ書店でバイト
 いろいろあってバイトを辞める
里村紗都美 さとむらさとみ 
 ほたる達のバイト先の先輩で大学2年生
 八尾くんに片想い中

●謎の老人・ギンジ(回想)
 小学生の花野井くんのお友達

●日生ともり
 ほたるの妹
 フィギュアスケートをやっている
●日生かがり
 彼氏いない歴=年齢のほたるの姉
●日生家の両親

●穂積先生
 クラス担任(退職予定)



『花野井くんと恋の病』12巻あらすじ 

【そのまえに】11巻あらすじ
無事に仲直りができたほたると花野井くん。
元に戻ったかに見えた2人だったが、花野井くんのほたるに対する距離が遠い。
彼の性格上、反省する為に自粛しているようだと推測したほたるは、手すら繋げないことにモヤモヤしてしまう。


当たり前にあったことがないことに心の距離を感じたほたるは、自ら行動を起こすことを決意。
仲直り後の初デートで、今までできていたこと(手つなぎやハグ、できればキスも)全部できるようになる、と目標を立てる。
ほたるなりに考えた作戦を実行するも…花野井くんという壁は高かった…。
【PR】
花野井くんと恋の病(12) (デザートコミックス)



『花野井くんと恋の病』12巻ネタバレ感想 

【ケンカの後の仲直りルール】ってカップルで盛り上がれることの一つよね?
残念ながらいつの間にか忘れちゃうのよね。
2人で育んできた関係を壊さない為のそういう努力をさ。
でも、ほたると花野井くんはケンカを経てますます関係が深くなっていったわ。
一方で八尾くんはバイトを辞めることに。
全員が幸せになって、全てが丸く収るなんてことはない。
現実は厳しくて、淋しいのだ。


最初の頃、恋する気持ちが分からないと言っていたほたるがね~、今となっちゃ分からなかった頃の自分のことが分からないんじゃないかしら?
ほたるは、イチャイチャ自粛中らしい花野井くんとの距離を詰めたくて、ケンカの後の初デートに2人きりになれる観覧車があるデートスポットを選ぶ。
下心ありあり、やましさありありのほたる。
花野井くんはほたるにとって“特別”な存在になったのよね。


ほたるは11巻で、花野井くんが小学生の頃に出会った佐々木くんだと知った。
12巻のデート中、眼鏡をかけた花野井くんに佐々木くんの面影を見たほたるは

「花野井くんが
メガネかけてる
時って
素を見せて
もらってるみたいで
好きなんだ」
 
(26ページ)

と言う。
ほたるの初恋相手は八尾くんだと思われているけれど、私は佐々木くんだったのではないかと思う。
ちょいちょい公園で見かける男の子のことなんて数年も経たず忘れちゃう。
それを覚えてるってことは、ずっと気になっていたってことだもの。


友達を作らない主義だった花野井くんだけど、圭吾くんに遊びに誘われる。

「そもそも
僕みたいな
陰キャがあんな
陽の塊みたいな奴と
二人きりで何時間もとか
絶対事故る!!!」
(51ページ)

とオロオロしていた花野井くん。
でも、圭吾くんと一緒にいることは素を出せて心地良いと気づく。
あんなにも頑なだった花野井くんに友達ができて良かったなぁ。


一年
経ちますが
いつまで経っても
この笑顔を
向けてもらう度
少し泣きそうに
なるのでした
 

168ページのこのほたるのモノローグを読んで泣いたわ。
仲直り後、ほたるは花野井くんのことを「颯生くん」と呼ぶようになる。
たかが呼び方ひとつだけどそこまでの道のりは結構長かった。
人と人が関わって分かり合うことの難しさが背景にあるから、お互いを“特別”だと認識しあえる関係って尊いよね。
花野井くんの笑顔はほたるに対する大好きな気持ちや愛しさで溢れている。
そんな風に自分を想ってくれていると感じたらとても嬉しくて、胸が締め付けられるほど切なくて、守りたくなるものだと思う。


ずっと一緒にはいられない。
ずっと同じではいられない。
人は変わるし進むもの。
ほたると花野井くんもこれから進路や将来を見据えた決断に迫られるはず。
今後の2人の関係がどうなるのか目が離せないなぁ。
【つづきは】13巻あらすじ・感想
【PR】
花野井くんと恋の病(12) (デザートコミックス)

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

ご訪問ありがとうございました

コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「漫画のあらすじ・ネタバレ感想」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事