未来への絆 【江戸っ子畳職人物語】

この物語は畳の仕事や日々の暮らしを通し
      家族の愛と信頼を
  余すところ無くブログ化したものでる。

ブログ引越のお知らせ。

2017年08月09日 21時35分33秒 | 今日のお仕事

「四代目ブログ」※新しいブログはこちらよりお願いいたします。

 

http://tatamiya-kanai.com/blog/

 

日頃より、御愛好頂き、誠にありがとうございました。2008年01月29日に始めたこのブログも2017年8月9日に新しいブログへ引越いたします。

 

大変にお世話になりました。新しいブログでも、自分らしく畳の事がたくさん伝えられるように努力して参ります。

 

ありがとうございました。

 

四代目 金井功


モノマチ9【ワークショップ予約について】

2017年05月20日 10時32分08秒 | モノマチ

画像に含まれている可能性があるもの:7人、、スマイル、座ってる(複数の人)、室内

久しぶりの投稿になります。
モノマチ9まであと1週間です。

今年のワークショップは2つ。
毎年大人気のミニ畳製作に手縫いをプラスしてじっくりと作ってみたいと思います。...
そして畳の縁で作るくるみボタンです。

✳︎ミニ畳製作は手縫いがあるので大人のみになります。
所要時間は約2時間です。

✳︎くるみボタンはお手伝いいたしますので、小さいお子様でも大丈夫です。

✳︎ミニ畳のワークショップは予約制とさせていただきます。
5/26(金)14:00〜
5/27(土)10:00〜
5/27(土)14:00〜
5/28(日)10:00〜
5/28(日)14:00〜
の全5回、各回定員6名とさせていただきます。
ご予約方法は
①お電話 0338513802
②当社メール info@tatamiya-kanai.com
③Facebookメッセージ
にて承ります。
ご希望の日時とお名前、携帯電話の番号をお伝え下さい。

皆様にお会いできるのを楽しみにしております!

株式会社 金井畳店

✳︎写真は昨年のはちモノマチです!


平成29年 熊本産地研修 【より深く向き合うために】

2017年03月03日 15時03分45秒 | 熊本県畳表産地研修
こんにちは。
 
 
平成29年3月1日2日、熊本県八代市に行って参りました。
昨年の四月大きな地震が発生した熊本は、一年経とうとしている今現在でも大きな爪痕が残っていました。
 

 
畳屋さんにとって畳表(畳のお顔部分、ゴザ)の生産地でもある、熊本県はとても大切な場所です。
今残る爪痕を現実に目にし、胸の締め付けられる思いになりました。被災された多くの皆様が、いち早く元の生活に戻れるように、心から応援しています。
 

 
以前より研修などでも一年に一回は必ず訪れる熊本。今回産地を訪れたのは、今年の冬に仕事をするお寺様の畳で使われる畳表を、実際に織られている姿を自分の目で見つめる事と、イグサの生育から見守り愛情をかけて育て、熱い情熱をもって織り上げられる生産者様にお会いする為に、訪れました。
 

 
今現在、産地では盛んに畳表が製織されている時期でもあり、今のタイミングでの御注文によって半年以上畳表を寝かせる事も出来、畳にする際に畳表がより追熟した状態で届けられることが出来ます。
 
 
 
畳表(畳のお顔部分にあたるイグサで出来ているゴザ)を寝かせることによって何が生まれるのか?は別の機会にゆっくりお話させて頂きます。
 

 
畳表は材料商や様々なルートで購入することは可能です。普段も信頼のおける産地問屋様にお世話になり、一年を通じて高品質な畳表をお客様に御提供できることが可能ですが、「畳表」という農産物として流通され畳店のもとへ届くのがほとんどです。
 
 
 
今回製織される段階で実際に生産現場を自分自身で見つめることで、生産者様のこだわりや、お人柄に触れる事により、畳を作る際にもっと深く向き合えると考えました。
 
 
 
何より畳を作りながら生産者様のお顔が浮かんでくる事は、職人として、とても大事だと思っています。
 
 
 
畳は一人で作れるものではないと以前にも綴った事がありますが、綺麗ごとではなく、本当にそう思います。生産者様がいて、産地を守ろうと踏ん張っている産地問屋様始め多くの皆様の想いが詰まった「畳表」を精一杯向き合う事で、沢山気持ちの詰まった畳をお客様にお届けしたい。その一心です。
 
 
 
この畳でお客様にお喜びいただけることが、この仕事に向き合う全ての人が笑顔になる事だと信じています。
 

 
穏やかな雰囲気の中に、とっても深い情熱を感じる事が出来ました。多くの事を学ばせて頂き、お会い出来てとても光栄でした。大切にお届けさせて頂きます。
 
 
 
 
い草生産農家の吉田一哉さま
平成25年 第39回熊本県い草・い製品品評会 農林水産大臣賞
平成26年 い業大会 全国い生産団体連合会会長賞(い製品)
 

 
お世話になりました皆様には、お忙しい中、大変にお世話になりまして本当にありがとうございました。
また必ず伺います。

【5日で5000枚の約束】台東区様と約束。

2017年02月20日 22時33分17秒 | 【畳】畳職人として

こんばんは。本日2月20日 台東区役所において【5日で5000枚の約束】プロジェクトとして、台東区様と防災協定を結ぶことが出来ました。

 

 

【5日で5000枚の約束】とは?

全国の畳店が自ら手を挙げて 「届ける枚数」を約束し、それらを迅速に届ける仕組みを確立する。

災害時に何か支援したいと思っても、すぐにはできないものです。
「私ひとりだけがやってみたところで…」
「かえって迷惑、失礼になるのではないだろうか…」
そんなふうに思われたことはないでしょうか。

ニュースで流れる、
避難所となった体育館の冷たい板の間での様子を見ながら
私たちは複雑な気持ちになります。
畳屋としてなんとかしたい。
どこからか声がかかるのを待つのではなく。どうしてほしいと言われる前に。

"5000枚の約束。"は、そんな想いを共有する畳店のネットワークです。
「約束の枚数」を増やしながら、自治体等との連携も図っていきます。

「いざというときには、これだけの仲間がいます。いつまでにこれだけのことをやります」
そんな、前もっての約束と仕組みがあれば、「畳屋としての想い」も実現するはずです。

 

私がこのプロジェクトに参加したきっかけが、先に発生した九州での大地震でした。日頃お世話になっている畳表生産農家様の住む地域が大変な現状になっているのを目のあたりにして、畳店として何か出来うることはないかと考え、このプロジェクトに参加させて頂きました。

 

畳屋さんのできる事=畳を作ること。私が純粋に思った気持ちです。

 

実際に畳が届けられるまでにはいくつかのハードルがあるのですが、起きて欲しくない災害に対して、万が一発生した際に、順序を的確にとらえて、避難される方が少しでも畳の上で優しく過ごせるように、全国の仲間で協力して畳を届ける。

 

届けたくても、勝手に届けるわけにはいきません。あくまで、行政様の要望があってこそ発動される約束。

 

そのために、本日台東区の連絡畳店として、協定締結式に出席して参りました。

 

皆様のお力のおかげで、無事に協定を結ぶことが出来、ほっとしているのと同時に、身の引き締まる想いです。

 

今後は責任をもって、台東区様と連絡を密にとり、積極的に地域防災訓練に参加し、このプロジェクトを少しでも多くの区民の皆様に知ってもらえるように努力して参ります。

 

お世話になりました皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 


2017年も宜しくお願いいたします。【取材掲載情報】

2017年01月16日 23時14分06秒 | 【畳】畳職人として

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

昨年来より、更新が滞りましたが、ゆっくりですがまた発信して参ります。

 

社長に就任して2年の歳月が流れ、沢山のお客様に御愛顧頂き、感謝で一杯です。これからも、お客様に喜ばれる畳をお届けすべく精進いたします。

 

ここにきて、凄く感じているのが、私どもが努力するのは当たり前ですが、多くの人の支えがあって、今があると強く感じています。昨年来より掛け持ちしていた仕事が、やっと落ち着き、自分一人ではできなったことや、今回の事で大きく成長させて頂いたと、家族ともども、感謝で一杯です。本当にありがとうございます。

 

沢山の御縁に支えられ、今の金井畳店がある事を、感謝の気持ちを忘れずに、これからも頑張ってまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

 

支えられての流れから、昨年来より多くの取材をお受けさせて頂きました。畳業界の事や、畳職人の仕事の事、少しでも多くの皆様に知って頂きたいために、勉強させて頂きました。驕ることなくこれからも精一杯励み、畳をたくさん感じてもらえるように頑張ります。

 

明日、TBSラジオにて「伊集院光とらじおと」http://www.tbsradio.jp/ij/ 「伊集院光のらじおとものづくりと」http://www.tbsradio.jp/tag/ij-lixil/ にAM10:40より放送予定です。畳を切る音などが聞けると思います。

お時間がございましたら、お聞きください。

 

昨年御縁があり、取材をお受けいたしました。重ねてご覧いただけましたら幸いです。

 

2016/7 毎日新聞様 「東京 和のたくみ 畳職人 金井功」http://mainichi.jp/articles/20160719/mog/00m/050/001000d

2016/10 Japan Made様 取材掲載 【金井畳店 JAPAN MADE 動画 】

2016/12 週間ジョージア様 【働キング 畳職人 金井功】https://weekly-g.jp/c03worker/s01hataraking/hk147/

 


はちモノマチワークショップのお知らせ

2016年05月18日 23時28分53秒 | 今日のお仕事

 

はちモノマチワークショップのお知らせです。

(写真は去年のワークショップの様子です)

★ミニ畳製作★

5/27(金)①13:00~ ②15:00~ ③17:00~

*初日の27日は物販等は午前中からやっておりますが、ワークショップは13時からの3回です。

5/28(土)5/29(日)①10:00~ ②11:30~ ③14:00~ ④17:00~

28,29は両日ともに上記の4回です。

*ミニ畳製作は力を必要としますので中学生以上とさせて頂きます。

*コースター製作は随時募集しますのでお問い合わせ下さいませ。

 

国産の畳の香りを感じながら一緒に楽しみたいと思いますので是非いらしてください。

 

株式会社 金井畳店

       


はちモノマチのお知らせ

2016年05月17日 16時14分54秒 | モノマチ

 

2016.5.27(FRI) 28(SAT) 29(SUN)

はちモノマチまであと10日!

ただ今準備に追われております。

 

今年もやります、ワークショップ!!

毎年人気のミニ畳製作、コースター製作です。

今年は新色の縁もございます。

コースターは大きさが例年と違います。

自分で選んで、作って、畳の香りを一緒に感じましょう。

ご予約は明日から承ります。

時間等も明日の更新時にお知らせいたします。

 

今年は「マチビンゴ」「モノマチ名人ラリー」にも参加いたします。

みなさんと一緒に「はちモノマチ」を盛り上げたいと思います!!

お待ちしております。

 

株式会社 金井畳店

 


平成28年熊本県生産地研修【製織を体感】

2016年02月14日 16時54分18秒 | 熊本県畳表産地研修
平成28年2月11.12日 畳表の国内最大の生産地になります、熊本県八代市に、品質の見分け方、製織体験研修会に参加して参りました。
 
 
年に数回訪れるい草の生産地、八代に行って今回も非常に内容の濃い研修会になりました。
 
 
畳のお顔部分にあたる畳表(ゴザ)は機械で織り上げられているのだから、みな同じだと思いますか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
畳表になる前の途方もなく考えられた細かな作業の繰り返し、畳になっている時はそんな工程はお客様には浮かびにくいかと存じます。
 
 
 
すべての作業に意味があり、その全ての作業は生産者様によっても変わって参ります。
 
 
 
今回製織工程の勉強をさせて頂く中で、これほどにも畳表という農産物に向き合う一端に触れる事が出来、大変に感銘を受け、少しですが学ばせて頂きました。
 
 
 
い草の力、出来上がりをイメージした中で、どれだけ近付ける事が出来るのか?毎日の気温、湿度、自然と向き合う中で生まれる畳表。
 
 
 
この時期には外仕事(イグサ田に向き合う仕事)と平行に、ご家族皆様で粉塵舞う作業環境の中、いかにイグサを織る織機に、イグサを設置する前に、向き合う作業が大事なのかを学びました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
畳表の製織工程の中に、仕上げ作業という工程があります。最終の工程に近いのですが、私も経験させて頂き、とても難しく畳表に傷を付けてしまいました。製織する過程で生まれた微細なアラを、特殊な技術を、もって仕上げます。凄く根気のいる難しい作業です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
普段何気なく触れている畳表にはこんなにも気を使われて美しい仕上がりになっていると言う事に、改めて感謝の想いに溢れました。
 
 
 
産地に行くたびに新しい気持ちが宿ります。
 
 
 
今回研修には家内も同行しました。
 
 
 
家内にとって初めての熊本県八代市でした。産地に触れる事により、また大変に有意義な研修を受けることが出来て、想いも新たに変化した様です。
 
 
 
 
 
 
実際の産地を見る。この事は非常に大事な事だと感じています。畳は一人で作られてはいないという事を改めて認識し、大切に届けたいという気持ちがより強くなりました。
 
 
 
お世話になりました、生産者様はじめ全ての皆様本当にありがとうございました。

平成27年 ありがとうございました。

2015年12月30日 16時31分26秒 | 今日のお仕事
お客様各位
 
 
平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
年末年始の営業日を下記の通りご案内申し上げます。
 
 
年始は1月9日より営業させて頂きます。
 
 
甚だ勝手ではございますが何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。
 
 
本年中のご愛顧に心より御礼申し上げますと共に、明くる年も変わらぬ お引き立てのほど
よろしくお願い申し上げます。
 
 
株式会社 金井畳店
 
今年も一年、誠にありがとうございました。多くのお客様に御愛好頂き、出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。頂いたご縁をこれよりも精一杯精進して、お客様に喜んで頂ける畳をお届けできるように、来年も頑張ります。
 
今年を思い返せば、外国の家族と一週間寝食を共にする機会から始まり、祖母が他界し、会社を引き継ぎ代表となり、尊敬する畳職人の大先輩たちから教わる機会を頂き、初めてのデパートでの催事。背伸びして講演する様な考えた事もないような挑戦もありました。
 

25年頑張ってくれた職人さんの引退を経て、初めての父と2人での年末。

 

色々な事に挑戦し、また変わっていった一年だった様に感じています。

 

やりきった充実感と新しい年に抱く希望。感謝の気持ちを忘れずにこれからも精一杯頑張りたいと強く思います。

 

大変にお世話になりました。

 

新しき年が皆様にとって明るく素敵な年になります様に!!よいお年をお迎えください。
 
株式会社 金井畳店 四代目 金井 功

平成27年【い草・い製品品評会】勉強会と講演に挑戦。

2015年10月19日 23時17分48秒 | 【畳】畳職人として

 こんばんは。

 

平成27年10月熊本県八代産地研修に行って参りました。本年二回目の熊本産地での勉強会。品質の見分け方を中心に品評会に出ている畳表を見学したりして勉強して参りました。
 
 
 
 
 
 
 
また本年は大変に貴重な機会を産地問屋様に頂きまして、まだまだ未熟な若輩者の自分が諸先輩がたを前にして、色々お話しさせて頂きました。
 
 
最初お話しをいただいた際に、本当に自分なんかで良いのか非常に悩みましたが、お受けした以上、声をかけていただいた以上、精一杯勤める事でお答え出来たらなと思い、沢山勉強させて頂きました。
 
 
人前で話すというのは非常に緊張することだけど、話す内容をたくさん考え、調べ、テーマに沿ってお聴きくださる方がわかりやすいように考え努力した事は、自分が自分の考え方から新たに学べる機会をいただいたと思います。
 
 
最初は2人きりで学び始め、今現在の考え方に至るまでに様々な人に教えてもらい、自分が伝える側になり、自分に教えてもらえる事、本当に感謝しております。
 
 
産地に足を運ぶたびに新鮮な気持ちになり、生産者様や産地に携わる人に触れると、また心も新たに明日から頑張れます。
 
 
勇気を持って準備し、経験を次に繋げ、チャンスを確実にものにし、広げていく事。
 
 
今回一番自分が学んだことでした。
 
 
若輩者が背伸びさせて頂きました。
 
 
お世話になりました肥後物産の皆様、本当にありがとうございました。これからも頑張って参ります。
 
 

畳を替えてプレゼントをGETしよう!!2015秋

2015年09月01日 14時46分49秒 | 今日の祭り

畳替えをしてプレゼントをGET!!しよう。【健康畳店会企画キャンペーン】くまモンWキャンペーンのお知らせです。

 

 

何故くまモンなのか?良く聞かれるのですが、畳のお顔部分にあたります畳表(たたみおもて)の生産地は熊本県八代市。現在日本で栽培されるイグサの最大の生産地です。その熊本県のゆるキャラ【くまモン】と祭ります。

 

 

キャンペーン概要

 

対象

 

健康畳店会キャペーン参加店にて応募期間中に熊本県産畳表で施行された方が対象になります。

 

応募方法

 

応募専用ハガキを施行店よりお渡しいたしますので、郵便番号・住所・氏名・年齢・電話番号・ご希望コースを明記の上、所定料金の郵便切手を貼って、応募締切日までにご投函ください。 その場で当たるスクラッチくじは応募専用ハガキに付いておりますので10円玉で軽く擦って下さい。

 

応募期間

 

第3回  2015年3月3日~5月31日  応募締切:2015年6月8日(月) 消印有効
第4回  2015年9月1日~11月30日  応募締切:2015年12月8日(火) 消印有効


当選発表

 

厳正な抽選の上、当選者を決定し賞品の発送をもって発表にかえさせて頂きます。

 

キャンペーンに関するお問合せ

 

健康畳店会事務局 TEL0568-68-7111 受付時間10:00~16:00(土日祝を除く)

 

注意事項

 

  • 本キャンペーンのご応募の際にご記入いただきました個人情報(郵便番号・住所・氏名・電話番号等)は、お客様の同意なしにキャンペーン業務の契約先以外の第三者に開示・提供することはございません。
  • 当選者の長期不在や、賞品お届け先ご住所や転居先が不明等の理由により、賞品のお届けができない場合はご当選を無効とさせていただく場合がありますので、予めご了承ください。
  • ご当選者の当選の権利を第三者へ譲渡することはできません。
  • その他、ご応募に関して不正な行為があった場合は、当選を取り消させていただく場合がございます。
  • 賞品の仕様は、予告なく変更になる場合がございます。
  • ご当選された賞品の返品・交換はできません。
  • 健康畳店会ならびに関係者は、本キャンペーンには応募できません。

 

 

熊本県産畳表を使用してキャンペーン期間内に畳替えをされたお客様へ、施工時にその場でくじをひいてもらい、空くじ無しのプレゼントが当たります。また、施工時に応募ハガキをご提示・ご確認頂き弊社にてハガキを投稿させて頂きます。後日、抽選で当選すれば豪華賞品がゲット出来るWキャンペーンになっております。

 

詳しくはご遠慮なくお問い合わせ下さい。祭り好きの江戸っ子畳職人。くまモンと一緒に頑張ります。宜しくお願いいたします


新宿伊勢丹デパート祭!!

2015年08月12日 08時32分37秒 | 【畳】畳職人として

 

おはようございます。
 
 
 
7月22日~8月11日まで新宿にある伊勢丹デパート本館4Fにおいて催事をさせて頂く御縁を頂きまして、この夏家族で奮闘しました。
 
 
 
モノマチで活動していたことが、まさかデパートの催事まで繋がるとは驚きの連続でした。初めての事なので右も左ももわからず家族で喧々諤々と、正直悩みましたが、目の前に畳をアピールするチャンスがあるのであれば、みんなで頑張ろうと言う事で、自分たちにできる事、精一杯努めさせて頂きました。
 
 
 
この催事にあたって、一番うれしかった事は、沢山の人に畳の香りや手触りなどを触れて頂いた事です。デパートという空間の中でい草の香りをかいで、「凄くいい香り」「綺麗ないぐさね」など多くの言葉を頂きました。畳が本当に少なくなってきた現在、畳を好きと感じて頂ける人が大勢いたことは、とっても勇気を頂いたし、凄く感動しました。もっと頑張ろうと素直に思えたのも多くのお客様とお話して触れ合うことが沢山出来たからです。凄く貴重な体験をさせて頂きました。
 
 
 
また、嬉しいことなのですが毎日店頭に立つ妻が、畳の事をお客様とお話しさせて頂く中で、わからないことは学び、そして畳を一生懸命発信してくれたことは、凄く嬉しかったです。畳に対しての知識も格段に広がり、また家内はアパレルブランドの販売員でもあった昔の経験が、昔を懐かしむように毎日活き活きして楽しそうでした。今回ご縁を頂いて、またデパートの売り場に立てたは事は本人は非常にうれしかったんだと思います。
 
 
 
妻の情熱に引っ張られるように、父や母も協力してくれました。
 
 
 
三代目の会長は、週末いぐさのコースター作りのワークショップを行い、多くのお客様と一緒にコースターを作ってくれました。大変に好評で、伊勢丹デパート側からも特に喜んで頂いたと聞きました。なれない、やったこともないような場所で、会社を代表して協力してくれて、本当にありがたかったです。母も自分たちが夜遅くまで飛び交う中、子供たちの面倒をよくみてもらい、本当に感謝ししています。
 
 
 
私はというと、日々の仕事に精をだしながら、製品作りにはげんだり、デパート側のご配慮で、催事スペースにて畳の手縫い実演をさせて頂きました。普段目にすることのない畳作りを、限られたスペースの中で、拙い手技ですが午前午後と半畳板入れ畳の表替え作業を一枚づつ行いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
畳を切る作業は売り場にご迷惑がかかる事を配慮し、自宅で板入れ畳の土台をあらかじめ制作して、当日デパートで新しい畳表(たたみのお顔部分にあたるござ)畳縁(畳の淵にある帯)を畳床に縫い付け、畳に仕上げる作業を行いました。
 
 
 
多くの方が足を止めて下さり、「懐かしい」「いい香り」「すごーい!!」など多くの言葉を頂きました。なかでも印象的だったのが
 
 
 
畳屋さんは相当握力があるな!!」と言われたお客様がいらして、どうやらあの厚みのある畳を指先の力だけで縫われていると勘違いされたようです。実際に畳を縫う作業は強い力を要しますが、手には「手当」と呼ばれる、手を保護する「手当がね」と呼ばれる金属で手を保護し縫い付けています。
 
 
 
畳を針で縫うという作業が、驚きとともに新鮮に写られたようです。機械化が進む中で、あくまで畳制作の基本は手作業と学び、この基本は揺るぎません。昔でしたら当たり前に写っていたことが、今は驚きに捉えられる事、良い意味で凄く刺激を頂きました。
 
 
 
多くの出会いと、沢山の人に畳を少しでも感じて頂けたことが、本当にうれしくまたもっと頑張ろうと思えた忘れられない貴重な経験となりました。お世話になりました伊勢丹の皆様、一緒に頑張った、江戸指物の茂上様、貴重な経験を本当にありがとうございました。
 
 

平成27年 熊本県八代市いぐさ刈り取り研修

2015年07月12日 00時52分25秒 | 熊本県畳表産地研修

 

【イグサのつるっとした感触や鎌で刈り取った時の「シャクッ‼︎」っていう音。】

【い草を乾燥させる際に乾燥室から出てくる独特の香り。】

【乾燥室から出てきたばかりのほかほかのイグサの熱さ。】

【ぬかるんだ田園を歩く感触。】

【八代海からくる潮の香り。】

【蒸し蒸しとした湿気の強さ。】

【杭の重さ。】

【朝露を浴びたイグサの美しさ。】


わずか少ない日程でしたが、鮮明にその感覚が目に手に鼻に残っています。

産地の様々な人にお世話になりまして、大変に有意義な素晴らしい研修を体験。

畳のお顔部分にあたる畳表の原料、国内最大の生産地、熊本県八代市に行ってまいりました。



ついた初日は田んぼに入りイグサが倒れないように張ってあった網を外して、明日の刈り取りに備える作業、ぬかるんだ田園で足を取られながら、少しづつ外して行きます。わずか数10センチの巾で網を外す意識より自分が倒れないようにするのに必死でした。物凄く手間をかけて立派に育ったい草を踏まないように必死での作業です。

 



 

 

網を外し、網を巻き取り、網を支えていた杭を外して、またぬかるみの中を歩く。普段私が絶対に体験しないような現実、凄く杭も重たかったです。

 



明日の準備をする中で、イグサの刈り取り専用機があるのですが、その機械を入れる為のスペースを一株一株鎌を持って刈って行きます。

 

 

すぐったいぐさの中で一休み!!

 

 

刈られたイグサは長さをある程度選別して、紐で縛ります。少しづつ体験する中で大変に思いましたが、機械がない時代は広い田園を全て手で刈る。とんでもなく大変な事です。あの刈り取ったばかりのつるっとした感触は忘れられない、そして手塩にかけて育てたイグサを刈り取っている時に生産者様の笑顔を見つけました。収穫の実りを喜ばれている笑顔です。



とっても感動しました。



 

まだ真っ暗な朝早くに、物凄く熱を持った空気環境で、染める土と書いて「染土」が舞う真っ白な空間に立ち、イグサを数株づつに分け袋に入れ保管する。そしてすぐさま前日に泥染めしたイグサを一株づつ綺麗に並べて行く。私は気を失いそうになるくらい、大変な環境です。それを生産者様はイグサ刈りの数十日間、毎日のように作業されます。

 

 

美しい朝焼けに美味しいご飯を頂き、すぐさま昨日網を外した田園の刈りとり作業へ、昨日の夕立のせいか朝露か、刈り取られたイグサたちから溢れる水滴は大げさですが何かとっても美しくて、とっても綺麗でした。

 

 

刈り取られたイグサは一株づつトラックに積み込んですぐさま生産者様宅へ、また一株づつ泥染めをして一株づつ明日の乾燥に備え準備します。

 


ほんのすこしだけでしたが泥染めしたばかりのイグサを積み込む作業を体験しましたが、あのビショビショになったイグサの重さも手に残っています。

 

私が体験させて頂いたのはほんの一部にすぎませんし、生産者様によっては違う環境もありますが、サイクル的には同じ作業の繰り返しです。



そのご、様々な時を経て畳表となり、私達のもとへ届いて、畳になりお客様のもとへ届けます。

 

大切に届けたいと想う気持ちが今まで以上に強くなりました。感触や香りや色々な想いが忘れられないんです。

 



私が産地に行って一番変わったのがその想いです。自分が体験する事によってわずかな体験でも心は大きく変わります。



畳って素晴らしい敷物だと思います。


イグサ生産者様をはじめ産地に携わる人、畳を作る人の様々な想いがたくさん詰まっています。



凄く贅沢だと想う今日この頃、明日からの畳も火傷するぐらい熱いたたみを、お世話になりました全ての方に感謝して学ばせて頂いた事を大切に届けます。



本当にありがとうございました。

 

追記で!!

 

 

バイクでまさかの移動(笑)

 

 

共に学んだ仲間です。彼と八代に行くのは四回目。感謝してます!!本当にありがとう。刺激をいつも感じてこの世代や時代にできる事を精一杯頑張ろう!!


モノマチセブン at Tatamiya-Kanai

2015年06月01日 22時34分14秒 | 今日のお仕事

 

モノマチセブン、ご報告が遅れましたが、無事に楽しく過ごす事が出来て本当に大勢のお客様に御来店頂き、誠にありがとうございました。

 

第七回にもなるモノマチに参加できて、沢山のお客様と出会え、とても楽しい時間を過ごせたことに、心より感謝申し上げます。

 

本年はより畳を感じて頂きたいと、ワークスペースを畳敷きにしました。特に作業するワークスペースには畳を特別に柔らかく作り、色の違いや織の違い、国産畳表の風合いや香りをふんだんに感じて頂きました。

 

なかには座ったり横になったりと、短い時間でしたが、畳に触れて頂き、ワークショップでは長い時間正座をすることはとてもつらいかと思われましたが、参加される皆様が、こちらの方が絶対に良いとおっしゃって頂きまして、足がしびれながらも、皆様と楽しい時間を過ごせたと思います。

 

 

クッション材をふんだんに使用し柔らかく作りました。

 

 

畳のお顔部分にあたる畳表にも、様々な種類や織があることや、色の違いなど、実際に触れてもらいながら説明できたことは、畳を感じて頂けるうえでとても良い経験をしたなと感じています。

 

 

今年のワークショップは様々な畳縁もご用意し、参加されるお客様にお選びいただける楽しみと、作りこむ楽しさを強調し、お伝えして参りました。

 

 

狙ったところにへりの柄を出すことは、時に難しい作業になりますが、狙った通りに柄が出たときなどは、一緒になってこの上なく楽しく、そして短時間でそこまで集中するお客様に感動し、とっても嬉しかったです。

 

もう一つ嬉しいことがありました。それは二年前に参加されたお客様が、ご自身で作られたミニ畳を持ってきてくれて、新しい畳表に張り替えて頂いたことです。

 

 

大事に数年間もお使いいただき、実際の畳屋さんがする作業の一端をご紹介できたことは、今までモノマチを経験する中で、一番うれしい出来事でした。畳屋さんの作る畳は張り替えられるのです。こんな小さな畳でもそれを体験できたことやご紹介できたことは、すっごく嬉しかったです。

 

今年も多くのお客様と色々な話をしながら、あっという間の三日間でした。来年も更なる驚きと、楽しさを目一杯表現して、畳を感じて頂きたいと存じます。御来店頂きましたお客様、いつもご理解いただきます地域の皆様に感謝いたします。

 

本当にありがとうございました。

 

 

あまりにも気持ちよくて眠ってしまいました。当日の様子は下記チャンネルにて多数掲載しています。是非ご覧ください。来年も宜しくお願い致します。

 

※写真はお客様より御承認いただいた上での投稿となります。

 

【モノマチセブン at Tatamiya-Kanai 】


モノマチセブン【二日前】

2015年05月20日 23時27分36秒 | モノマチ








こんばんは。
モノマチセブンまであと2日となりました。

今年はお店を『例年とは違うなー!』と思っていただけるような雰囲気にしたいなと思っております。
来店して頂くお客様に畳の香りや、畳ってやっぱりいいな!と感じて頂けるとうれしいです!
畳のよさを再発見しませんか?
お待ちしております。

今日の最後はrelaxation matを!
カラーバリエーションもあり、大きさも2サイズあります。

先日このマットを持って公園に行きましたがサッと拭くだけできれいになりました。
最近はヨガも外でやるところがあるようですね。
ヨガマットとしてもいいですし、暑い夏に寝ゴザとしてお使いいただいてもいいですね。
このマット、持ち運びできるのがとても便利です!

ワークショップ随時予約受付中です。

よろしくお願い致します^_^