「文学少女」を書いてる時に思い出したこと
小学校一年生のときに、カマキリに関する衝撃的な写真を本で見た
あの茶色っぽい卵が孵るシーンで
まあものすごい数が連なって出てくるってのが
まず衝撃
すごい小さいけどみんなちゃんとカマキリの形してるんだよね
あと
その小さい子カマキリ達は
まあホントものすごい数なんだけど(2回目)
その半数以上は
風に吹き飛ばされて
アリなんかに食べられるらしい
このことも
多分知ってからずっと覚えているので
当時の私にとってかなり
衝撃だったんだろうな
今ならたしかに
その全てが生き延びたら
食物連鎖がやばくなるとか(日本語合ってる?)
分かるんだけどね
今考えると
最初だけ逆なんだなって思った
あ もうひとつ思い出した
小2のとき
生活の時間(理科の手前みたいなやつ)で
捕まえた二匹のカマキリを
同じ虫かごに入れていると
しばらくすると
一匹になっていた
あー。
初めて共食いを目の当たりにした
その時、気づいたら既に食べられていた のか
食べられているところを目撃した のか
定かではないけれど後者のような気がする
気づいたときに半分食われていた気もする
まあそうだとすると改めて思うのは
子どもって残酷。
成長して思い出そうとすると、その頃何を考えていたのかわからないような頃の子ども
そのカマキリの件だって
私も周りの子もきっと恐れではなく好奇の目で見ていたから
意味もなく道端のアリを潰すとか
小さい生き物に対する虐めは自分にも経験があるし
「昔は残酷なことをしました」なんて話でも聞く
ひとつ覚えていること
家の近くでアリを石で潰していたら
近所の年上の兄ちゃんに
「だめだよ」と言われて
握っていた石をぱっと離した
べつになんてことない出来事だけど
小学校低学年の頃で人から言われた「言葉」を覚えている数少ない記憶