前半13話は結構面白かったので人様に勧めていたのですが、後半13話は正直微妙でした。
終盤間際にちんたらやってたおかげで、最後あんまり時間取れてなかった印象でした。敵の印象が薄かったのもあるような気がします。アビスとシンの二人が前半から敵として出没しますが、大ボスの手先のようなイメージがあったせいか(大ボスなど結局存在しなかったのですが)、余り最後の相手に相応しい印象を持ちませんでした。もっと何度もシンとリョーコのように会話シーンがあれば違ったのかもしれません。
また、せっかく舞浜という学校フィールドがあるにもかかわらず、ミーティング類をそちらで行わない期間ができると、結構学校そっちのけで話が進んでしまっていました。これも勿体無い。
ただ、後半戦見てて誰もが疑問に思うのが「死亡フラグ」!これでしょう!?
明らかな死亡フラグを大量に立てておいて、「誰も死なない」という、なんとも締まらないというか。。。
キャラに死ねというわけではありませんが、話の流れ上妙なところもあると思うのですよ。
まず真っ先に死亡フラグの立ったルーシェンとメイ・ウーの二人。
キョウとリョーコの時間を稼ぐために、キョウにキスして外に出るルーシェン。衝撃シーンです。あとで同人誌にしやすそうな展開です。1機でアビスとシンに立ち向かいボロボロになりながらも食い下がる。
メイ・ウー「あなたはソゴルキョウになりたかったのね・・・」
ルーシェン「うれしいんだよ、この痛みが、この辛さが。舞浜、いや違う。俺はキョウを守っている。本当にいいコンビだ、俺達は!」
ルーシェンとメイ・ウーは互いの名前を呼び、ついに撃墜され爆発するゼーガペイン:ガルダ。
そして最終局面。
旗艦オケアノスを失い、非難していた舞浜サーバーで何かを調べていたクリスが立ち上がる。そしてクリスに付き従うようにメイ・イェンも。
二人の乗ったゼーガペイン:フリスベルグがガルズオルムに乗っ取られたオケアノスに到達する。目的はオケアノス自体をQL爆弾として、敵本拠地ジフェイタスもろとも崩壊させること。
ガルズオルムに支配されてしまったAIである艦長レムレスに、それが可能かを尋ねる。「あなたがたも消えますよ」と答えるレムレスに、笑みすら浮かべるクリスとメイ・イェン。
次の瞬間、崩壊するジフェイタス。
ここまでのシーンが連なっているにもかかわらず、最終的に死者0という脅威のスコア。
どうなってるんだ一体、、、とか思ったのですが、一連のキャラクター全てXBOX360のゲームに登場したりしますか?
そうなると、勝手に殺せないやなぁ・・
それを差し引いても、もうちょっと後半戦の盛り上がりは作りようがあったのではないかと。元がよくできているように見えたので、モッタイナイ!
でもまぁラストシーンは概ねよかったのではないでしょうか。
エンディング後、妊娠をしているらしき女性が映り、リョーコの声優さんの声で「早く生まれておいで、世界は光で一杯だよ」という台詞を残して、END.
人間になれて、ハッピーエンドってことで、いいですかね?いいですよね?映ってる背景が朽ち果ててるとか、深く見ると色々考えてしまいそうなので、リョーコも人間になれた→キョウと結ばれた→ハッピーとしておきましょう!
そのうちXBOX買ったらゲームでもやってみるかな。
何が書きたいのかわからなくなってしまったので、ゼーガ話はこれにて終了ー