動画を撮るとき手ブレを極力少なくするように気をつけています。そのため通常は、カメラを三脚やジンバルに乗せて撮るようにしています。
しかし、三脚などが使えない、間に合わない場合などはしかたなく手持ちで撮ります。極力ブレないように気をつけて撮りますが、どうしてもブレは生じてしまいます。
ところで少し前、sony ZV-1F のために自撮り棒 Ulanzi MT-16 を購入しました。自撮り棒というのは名の通り、自身を撮るにはとても都合がよいアイテムです。こういった撮り方以外にも高いところや低いところからの撮影や、少し突き出して撮るなどいろいろ便利な使い方ができます。
それともう一つ、ブレを軽減するアイテムとしても使えます。この自撮り棒を体に固定する三脚として使います。
接眼ファインダーで見る場合は顔に軽く当てて撮りますが、背面の液晶ファインダーで見る場合は、少し体から離して構えます。前者は一応手と顔の2点で支えることになりますが、十分とは言えません。後者は手を少し伸ばして支えることからブレは大きくなります。ストラップをピンと張り支えとする場合もあります。
私は自撮り棒を三脚としても使います。カメラに自撮り棒を取付けます。自由雲台はややゆるめに固定して、少し力を加えれば角度が変えられるようにします。自撮り棒の足は少し長めに伸ばしておきます。足の先は開いておきます。
開いた足を右胸から右肩辺りに押し当ててカメラを構えます。そのまま、雲台と棒に少し力を加えてカメラを構えやすい角度と長さにします。
つまり、胸の土台に三脚を立てたということになります。これでブレがかなり軽減できます。
これは動画の場合に限らず、写真の場合にも有効で特に望遠の場合など機動力を確保しながらブラさず撮れる、という優れものだと思います。
(Canon PowerShot SX70HS に取付)
スマホはなかなか構えにくくブラしやすいので、この方法はかなり有効だと思います。もし試しておられないならぜひ試みてください。
おおっ!これはすぐれモンですねぇ。ご紹介ありがとうございます。
私の場合は、動画より静止画が多いのですが、たまにコンデジで動画を撮影するとブレまくります(笑)
全て手持ちだから仕方ないのですが、これならコンパクトだから持ち歩くのは苦ではないですね。
身体や顔に当てるだけでもぶれは軽減されることでしょう(*^^*)