自分の腕は棚に上げて

日々の徒然を思いついた時にボチボチと・・・ 

高千穂の風景、2020年秋。その2

2020-11-04 | 旅行

f:id:harada0205:20201103155444p:plain オッサン旅、段取り通り進行中。

行き当たりバッタリの旅が好きな人もいますが、私は国内も海外もしっかり予定を組む派。ハワイなんか朝5時くらいから夕食後の買い物時間までしっかり段取ります。

いよいよ今回の旅のクライマックス、秋元集落に向けて出発。

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高千穂の街中から秋元集落へは新・旧の2ルートがあるが、今回は新ルートで行く。

道中は道も狭く、対向できる場所も少なく約40分はかかる。

拝殿が鬼門を向いている、秋元神社。

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去年古びた木の鳥居から石造りの鳥居に入れ替わり、階段上の鳥居は去年のお詣りの日にちょうど取替工事をしていた。高千穂町の山奥にあり、高千穂神社の奥宮ではないかとも言われている。

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この階段上の鳥居が向いている方向が北東方向、拝殿が鬼門に向き合って建っている

。多分この方向の延長に伊勢神宮があるはずだが、偶然にしても不思議だ。

拝殿の上手に御神木のいちょうの枯木があり、紅葉の季節は拝殿廻りが一面黄色になりとても綺麗だそう。

参道入口と拝殿横の御手水は、昔から御神水として信仰されている。

最近はペットボトルに御神水を汲み、道の駅から宅急便で自宅宛に送っている。

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この神社にお参りするようになってから、身の廻りで不思議なことがよく起こるようになった。

この山肌に龍神の神気を感じる。

 

拝殿の裏の岩山には洞窟があり、山伏が修行したと言われている。

この場所に立つと、とても気持ちのいい風が吹いてくる。

深山幽谷で両側を崖に囲まれている雰囲気も神秘的で、いまでも女人禁制だという。

社務所もない山奥の神社だが、200人足らずの集落の人達が交代で掃き清められているそうで大切に祀られていることがわかる。

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拝殿の中には御札、御朱印などが置いてあり賽銭箱に金額を入れて頂く。

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約40分ほど滞在。まだ紅葉していないイチョウの葉が落ちていたので、御朱印帳にそっと挟んだ。

階段を降りると延岡からケーブルテレビの取材陣が来ていて、レポーターはタイ人の女性二人。

タイに向けた番組を作ってると言ってた。

日本人もあまり来ないこんな山奥の神社を紹介して大丈夫なのかとも思ったけど、当たり前の高千穂情報ではインパクトがないのだろう。

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帰り道、オッサンたちが三つ星級と言ってる めし処「しんたく」で昼食。

事前に大阪から行くので開けてほしいとお願いしておいた。

段取り通り12:00すぎにお店に到着。

予約しておいた美味しい昼食をいただき、オネェさん達としばし歓談。

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しんたく御膳、お米が超〜〜〜美味しい。

道の駅まで戻り、ホテルで貰った地域振興券を使って道の駅から新米と秋元神社の御神水を汲んだペットボトルを

宅配便で送る手続きをする。

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14:30には道の駅を出発するつもりが、予定より15分押しになった。

ふと空を見上げ、雲を見て鳥肌がたった。

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帰路の途中、ゴッホひまわり園にも立ち寄ったが16:00にはレンタカーを返却。熊本駅のお土産施設でお土産を調達。

 

16:35熊本発の新幹線で一路  福岡へ向かい、旅の最後の想い出に料亭「稚加栄」の生簀カウンターで軽く呑んで食べて夕ご飯代わり。

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生簀の大きさもスゴイが、このお店は料亭・明太子の老舗で、昔は明太子だけよく買いに来た。

目の前の水槽からすくった魚や貝をササッと捌いて客前に出すスタイル。

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イカの刺身、炙り明太子、サザエの刺身、カニクリームコロッケ。

イカのゲソとかは天ぷらにしてもらった。

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1時間強、19時まで居て、地下鉄で空港へ向かい21時発のPeachで帰阪。

分刻みのスケジュールは2分巻いて終了しました。

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オッサンの旅2020年も終了、また来年。


高千穂の風景、2020年秋。その1

2020-11-03 | 旅行

オッサン旅は、分刻みのスケジュールで。

オッサンの旅なので、ワイワイ言いながら時間を気にせずゆったり楽しむ・・・事はありません。

オッサン旅は段取り命ですから、移動中の車の中では最近の面白いラジオ番組、最新漫才のネタ集などを予めiPhoneにたんまりと溜め込んでおき、眠気防止策としても有効ですのでとっかえひっかえガンガン流し、お口直しに現地のラジオにチューニングを合わせたり。

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今回は早朝に雲海が出そうな天気でしたので、朝5:45ホテルロビーに集合して、車で10分足らずの高千穂の雲海の名所「国見ヶ丘」に向かった。

現地にはジャスト6時に到着。これから6:35分すぎの陽の出まで刻々と変化する素晴らしい景色をなんとか留めたいという思いで

GoPro8やiPhoneでの撮影を慌ただしくこなす。

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国見ヶ丘には50分ほど居たが気温は4℃、かなり寒かった。

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オッサンが夢中で写真を取る姿、恥ずかしい💦。
それにしても見事な雲海が見れた。


ホテルには直接戻らず、ホテルすぐ横の高千穂神社にお詣り。

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朝の境内は清々しい。

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拝殿の下手に夫婦杉があり、拝殿の上手の奥の方に鎮石(しずめいし)がある。

個人的には巨木を見上げることはあっても滅多に触れません。よく氣をもらおうといってやたら触る人がいますが感心しません。

夫婦杉は樹齢800年以上、樹の周囲を手をつないで3周回ると・・・などと言われてますが、オッサン同士見上げるだけで十分です。

鎮石もしっかり囲いがされている。普通はこのように囲いがされてていると手をかざしたり、触ったりしてはいけないとされているが、

鎮石は「触り祈ると悩みや世の乱れが鎮められる」という言い伝えがあるので、朝早く人も居なかったので今回は柵の隙間から触らせてもらった。

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一旦ホテルに戻り、朝食を食べて8時すぎにお詣りツアーに出発。

段取り命のおっさん旅、移動のシミュレーションもバッチリ。

まずは、芸事の神社から。

ホテルからは車で5分ほど、「芸能の神様」としても有名な「荒立神社」からスタート。仕事柄まずはここからスタート。

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拝殿の前には七福徳寿板木(しちふくとくじゅばんぎ)があり、心をこめて木槌で7回板木を打つと願いが叶うと言われている。

願いを込めて叩いてきた。

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小さいけど楽しい空気が満ちている神社。毎回行ってるが、よく手入れされている。縁結びの神様でもある。

拝殿の裏手にあるこの辺りがとても気持ちいい場所。撮り忘れたが上を見上げると樹の葉のない所からハート形に青空が覗けた。

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(去年は有名な興梠宮司にお逢いして一緒に写真も撮っていただいた)

 

次に向かったのは水神様の「八大龍王水神社」。荒立神社から約15分。ここも大好きな神社。

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勝運を授かれるようで、球界などのスポーツ関係者の必勝祈願の名所となっている。

お供え用のお酒も買っておいた。

 

ちなみにGoogle Mapで事前に調べた経路の時間がほぼ正確で、このおかげもあってオッサン旅の分刻みのスケジュールも破綻なく進んでいく。

 

神社に茂っている樹は、龍神を祀ってるからかグネグネの樹ばかり。

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境内の入り口に枝を広げ、根を張っている御神木は「榎」樹齢も500年を超えているようで、支えが無いと折れてしまうのだろう。

本堂の横にも御神木のような樹があり、龍の顔のような枝・幹をしている椨の木(たぶのき)がある。

個人的にはこちらのほうが御神木ではないかと思っている。(椨の木の写真は以前のもの)

神社として祭られている八大龍王だが、もとは仏教系の龍神様なので、本堂にはロウソク灯り線香が焚かれている不思議な神社。

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今年九州地方は数多くの台風襲来で、この神社の樹も結構折れてしまったようだ。

本堂にもお詣りするが本堂横のロープの奥 、本堂の裏に黒い石の小さな石社があり、こちらは古来の拝殿(撮影禁止)。

お酒はこちらにお供えした。湧き水や井戸の水を汲んで帰る人も多い。

朝陽 輝く中で、高千穂の街を巡る。

つづいて「天岩戸神社」へ、岩戸川を挟んで東本宮と西本宮がある。

西本宮には天岩戸遙拝所があり、そこから天の岩戸とされる御神体を拝める。東本宮は御神体側にあり天照皇大神あまてらすすめおおみかみ)が

天の岩戸からお出ましになられた後、最初にお住まいになられた場所だそう。

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本殿裏を進むと杉の巨木の根元辺りから染み出した御神水。その奥に七本杉がある。(7本以上に見えるが、数え方があるんでしょう)

ちょうどこの七本杉の斜め下辺りが天岩戸。

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 この御神水は天安河原に降りていく入り口にあるお土産屋さんで、一度煮沸したのを冷やして飲ませてくれる。(※下に写真あります)

 一旦車に戻り、2〜3分で西本宮へ。

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陽がさしてきて気持ちがいい。遥拝所は今回は行かずに、天安河原に向かう。

 

天照大神が洞窟にお隠れになり、天地暗黒となって八百万の神がこの河原に集まり神議されたといわれるのが「天安河原」あまのやすがわら)。

天安河原に向かう道が整備中だった。

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太鼓橋を渡り、岩戸川沿いを進むと大洞窟・仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわや)がある。

間口30m奥行き25mほどの仰慕ヶ窟は神秘的・幻想的な佇まいで、石を積み願い事をすると叶うとされているが、

見渡す限り小石が積み上がってるさまは邪念が溜っているように感じて個人的には良い感じがしない。

岩戸川沿いのほうが遥かに気持ちがいい。

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仰慕ヶ窟の奥に八百万の神々を祭る社、「天安河原宮」がある。個人的にここでは現地で教えてもらった拝殿裏の石社にお詣りする。

ロープなどで遮られていないので、知ってる人は、そぉ〜っと目立たぬようにお詣りされている。

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※拝殿裏の石社。人がひとり通れるくらい。ここには邪念の溜が少ないように感じた。

 

この時点で10:20(予定の10分押し)

来た道を戻り、いつも立ち寄るお店で開運カードを買い、東本宮の杉の根元に湧いていた御神水を頂く。

冷たくて美味しい!

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いよいよオッサン旅のクライマックスへ、つづく。


九州旅6年目、今年は奥阿蘇経由で高千穂入り。

2020-11-03 | 旅行

 

毎年秋にオッサン同士で九州の旅に行き始めたのが2009年。

最初は宮崎に行ってゴルフ&グルメを楽しんでたが、いつも行っていた料理屋が閉店。

楽しみを神社のお詣りに切り替えて高千穂に行き始めたのが2015年、早くも6回目のお詣りに。

移動・宿泊は安く、その分ご飯はケチらないのがオッサン旅。

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オッサン旅の出発の朝は早く、6:30の空港バスで関西空港第2ターミナルへ向かう。空港バスの中もいつの間にかパネルで仕切られてる。Peachで福岡へ飛び、新幹線(早割半額)を使って熊本へ。

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途中博多駅近くのShinShinラーメンで少し早い昼食。いくつも並んでる店の中で、このお店だけ11時前から満席。豚骨スープは獣臭も全く無く、クリーミーで美味しかった。

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熊本駅前でレンタカー(VOXY)を借りて高千穂を目指すが、今回は少し遠回りして2件ほど立ち寄りながら向かうことにした。

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菊池市「神龍八大龍王神社」

立ち寄る1つ目は、熊本駅前から車で1時間ほどで菊池市龍門の上長野、竜門ダムの直下にある「神竜八大龍王神社」に到着。

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 空は秋晴れの快晴。近くに民家もない、社務所もない狭い境内にある小さな祠に清酒をお供えしてお詣り。

祠の裏側にある御神木の夫婦杉を観て、河原にも降りてみた。せせらぎの音が気持ちよく、しばらく岩の上で水の流れるのを眺めていた。

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奥阿蘇「上色見熊野座神社」と「穿戸岩

つづいて向かったのは奥阿蘇に佇む上色見熊野座(かみしきみくまのいます)神社」。

2011年制作のアニメ映画『蛍火の杜へ』の舞台にもなった神社。広々とした専用の駐車場には県外ナンバーの車がズラリ。

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写真で見た神秘的な260段以上ある参道には100基を超すであろう石灯篭が並んでいて、木漏れ日も届きにくい

苔むした階段を登ると神殿に辿り着く。(日頃の運動不足で少し息が切れた)

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神秘的な異世界画の入り口なんて紹介しているところもあるが、参拝者も多く、もの悲しいような寂しさは全く感じません。

逆に、かなり参拝者がいるのに静寂があることに驚いた。

こんな動画があったので貼っときます。


上色見熊野座神社 Kami-shikimi Kumano-imasu Jinja

 

困難な目標でも必ず達成できる象徴「穿戸岩」

 神殿に到着すると、後方の杉の木の間に明かりが見えるところがあり、そこへ続く坂道も続いている。

そこが岩に大きな穴が開いた「穿戸岩(うげといわ)」。

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上から見ると、参道と神殿と直線上にあり、参道を登るの途中で風を感じたのは、そのせいかもしれない。

硬い岩山を風穴が貫いているところから、どんな困難でもやり抜き通せる象徴として拝まれている。

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 縦横10m以上ある大穴に近づくと、風がビュ〜ビュ〜と吹き抜ける。しばらく風にあたってから、ゆっくりと山を降りた。

快晴の空に少し意味ありげな雲が・・・ 

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時間は16時をまわり、少し急いで高千穂に向かった。

初めて「高千穂の湯」で露天風呂にも浸かり、19時前にホテル着。

高千穂牛のステーキを食べ、日曜の夜もやっていた居酒屋で軽く呑んで早めの就寝。

翌朝は6時前にホテルを出て雲海を見に行く予定。

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  オッサン旅2日目に続く。

 

 

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高千穂の夜は早い。21:30で誰も居ない。


ジョン・レノンの命日にNYを想いだす

2019-12-08 | 旅行
みんな書いてると思いますが、12月8日といえばジョン・レノンが凶弾に倒れたという
一報が飛び込んできた日。
今年もその日になったので、朝からiTunesで聴いて、色々な事を想い出しています。
Dakota ApartmentsにもセントラルパークのStrawberry Fieldsにも何度も行ったし、
Record Plant、Electric Lady Landにも入った事があるし、The Power Station Studio(Avatar Studios)には
取材で入れてもらって話も聞けたし、とにかく色んな想い出がブワァ~っとでてきます。
 
 
  
 
 
 
 
僕にとってジョンの愛聴曲といえば「(Just Like) Starting Over」と「Woman」。
どちらも曲も素晴らしいんですが、音質も素晴らしくLP時代からSPやアンプ、カートリッジ、ケーブルの良し悪しを
この曲で比較してきました。
 
「(Just Like) Starting Over」
https://youtu.be/pZCxyOcvp5A
 
「(Just Like) Starting Over」のイントロの“チーン”という鐘の音、Vo,コーラス、楽器の音に
至るまでバランスも音質も素晴らしいのに加え、いくら聴いても聴き飽きない(これ大事)
ので、機材のチェックに高校時代からズ~っと聴いています。「Woman」も同様です。
(「(Just Like) Starting Over」イントロ&サビのA⇒Aaugのところが大好き)
 
この曲の入っているアルバム『DOUBLE FANTASY』の日本盤のマスタリング・エンジニアは、
NYにあるマスタリング・スタジオ【STERLING SOUND】のジョージ・マリノでした。
(残念ながら2012年没)
 
このマスタリング・スタジオ【STERLING SOUND】には2度行った事があり、
このアルバムを聴く=STERLING SOUNDの想い出と=NYの風景が想い出されます。
社会人になって知ったことですが、高校時代から聴いていたアルバムの中で、
好きな音のアルバムの多くがSTERLING SOUNDの作品でした。
 
初めて行ったのは1998年10月31日に拓郎さんがFORLIFEから発売した最後のオリジナル・アルバム
『Hawaiian Rhapsody』のマスタリングで、STERLING SOUNDトップ・エンジニアのテッド・ジェンセンに
マスターテープを預けに行った時です。
テッド・ジェンセンは、その後2003年にノラ・ジョーンズ『Come Away With Me』で第45回グラミー賞の
マスタリング部門を受賞したエンジニア界のレジェンド。
手掛けたアーティストは、Madonna、Norah Jones、Polis、Eric Clapton、Eagles、Santana、Billy Joel、
Jennifer Lopez、Christina Aguilera、坂本龍一、Sigur Ros、Marilyn Manson、Korn、Iron Maiden、
Slipknot、Metallica、Pat Metheny、Bob James、Bill Evans、宇多田ヒカル、YMO、UA、B’z・・・
イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」は初期の頃の作品だそう。
 
大好きなオーディオメーカーだったMark Levinsonの機材デザイナーとしても関わったキャリアがあったそうで、
音作りの好みが合うのにも納得。
 
多分9月初旬頃にNYへ飛んで、まだ【STERLING SOUND】がBROADWAYの54thのビルの上階にあった頃で、
テッドの仕事部屋の隅に転がってたクッションを勝手に動かして怒られました。(英語だったので雰囲気で怒ってるとわかったので平謝り^^;)
翌日に仕上げるからと言われ、体よく追い出されました。
そんなに広くないロビーや受付周りに、とにかく人がいっぱいいる印象のオフィスだったのを覚えてます
次の日に行った時には一転ニコニコ顔で、リスニング・チェック用の椅子を勧めてくれました。
 
2度目は番組『MUSIC EDGE』のSP企画の取材で、2009年の1月にミートパッキン地区のハイライン沿いのチェルシーマーケット上階に
移ったオフィスにお邪魔しました時。
ちょうどハイラインが開園しチェルシーマーケットがオープンした頃で、まだまだ観光客は少ない頃でした。
(2009年 取材時に撮った写真)
  
 
 
 
この時はテッド・ジェンセンではなく、同じくSTERLING SOUNDトップ・エンジニアのトム・コインが対応してくれました。
トム・コインは宇多田ヒカルのマスタリング・エンジニアをずっとやってた人で、R&BやHIPHOP,DANCE系マスタリング・エンジニアのレジェンド。
最初はインタビュー時間は20分という話でしたが、トムのアシスタントの女性が日本の女性で大阪出身ということもあって、
どんどん話が盛り上がって結局2時間近く色々な話をしてくれました。
途中、アシスタントの女性はトムにばれないように日本語で
「トムはゴルフが好きで、仮病を使ってまでゴルフに行くので、怒るとゴメンねってあやまってくれるの。可愛いでしょ」
と、言って笑ってました。
(トムも残念ながら2017年没)
 
今のハイラインはこんなに賑わって、観光名所になってます。
 
 
このSP番組の取材で残念だったのが、ジョン・レノンが凶弾に倒れる直前まで弾いていたピアノと、最後に押して出たスタジオの扉を持っている人に
事前に取材許可を取りに行ってOKを貰ってたのに、「問い合わせが一杯来ると嫌だからやっぱり取材はヤメ」とドタキャンされた事。
ニュージャージーにある取材場所に許可取りに行ったコーディネーターは実物を見たそうですが、2007年に売りに出されたのを買ったようです。
最後の手段で直接会って頼み込めないかと思って、スーツを着てお願いに行きましたが、受付で面会を申し込んだら
「NO~~~!」と叫びながら車で出て行かれて見れず終い。
 
なんか色々想い出しながら書いていると、NYに行きたくなって来ますね。
カーネギー・デリも閉店したし、すっかり様変わりしてそう・・・
 
             (パストラミ・サンド、肉の量が・・・これでも1人前)  
(ハムサンド、これでもかと挟んでます)

高千穂 お詣り2019

2019-11-03 | 旅行

今年はレンタカーで呼子の朝市に寄って、長崎へ。長崎から島原まで行ってフェリーで熊本に入りました。今年はお天気も上々で、快晴の中7時に一路高千穂に向かって出発。道の駅高千穂に9時前に到着。

今年は高千穂神社から参拝しました。


 

拝殿横には心を鎮めるパワーがあると言われている「鎮石(しずめいし)」があり、
「鎮石」の画像はiPad Proの待ち受け画面にしているので、新しく撮ったものに入れ替えます。

次に天岩戸神社に向かい、遥拝殿から天の岩戸を見てから天安河原へ。

遥拝所を出てきたところにある枯木の銀杏。
今年は全く色づいていませんでした。

晴天続きなので岩戸川の水も透き通ってました。
  

手を浸してもさほど冷たくなく気持ちよかったです。
月曜日のせいか人も少なくゆっくりお詣りできました。



実は拝殿の裏側に小さな祠があって、そちらにもお詣りしました。



続いて、八大龍王水神社。

初めて訪れてからから個人的に大好きな神社です。
駐車場も大きくきれいになり、駐車場の奥に元々の御神水も飲めるようにしてくださってます。

鳥居をくぐって拝殿に向かう途中から、グニャグニャに曲がった木が目立つようになります。

ここに立つと、大きく見守られてるような、気持ちのいい風を感じます。
どこ見ても龍神様が宿ったような木ばかり。



境内は穏やかな気が流れてる気がします。
ここも拝殿の奥に古来の石社がありますが撮影禁止です。
ガイドさんと一緒なら裏にも回らせてもらえますが、普段は入れないようになってます。

次は何故か八大龍王とは縁があるようで、幣立神宮の裏を降りていったら八大龍王を祀ってあったり、熊本・菊地の神龍八大龍王神社にもお詣りしたし、先日行った生駒山上遊園地の中にも白水山   八大龍王   龍光寺を見つけました



1年ぶりの秋元神社に到着すると、ナント! 鳥居が石造りになっていました。


鳥居をくぐり階段を登り始めると、神気がグゥ〜っと迫ってくる感じがします。
毎年出ていた「かんたろうミミズ」は今年は見ませんでした。



鬼門を向いて建つ上の鳥居は、まさに取替作業の真っ最中。
機械を使って独りで作業されていました。
この日は新月だからこの日に作業しているのかと思って聞いてみたら、全く関係ないと言われてました(笑)
それにしても特別な日に遭遇したので本当に記念になりました。
穏やかで、清潔な境内。
地元のみなさんが、日々きれいにされているのだと思います。
穏やかな気が流れていました

御神木の銀杏

拝殿左横の手水舎、龍神様が宿っていそうな山肌。山の中に気が詰まっているように見えます。ここを写真で撮ると、肉眼では見えなかったものが写ってるように見えるから不思議。
湧き出るお水を2Lのペットボトルに汲み、道の駅から宅配でお米とともに送りました。

拝殿右奥の岩。
ここから吹いてくる風は凄くパワーがある気がします。
龍の通り道のような河の跡もあるので、岩の近くに長く居れません。

秋元集落を跡にして槵觸神社へ戻りました。

天から神様が降りてきた場所、槵觸神社。
ここも穏やかな気が満ちていました。 
 
拝殿に向かう坂の途中にある気の通り道と言われてる場所。そのせいか!? 枝が一方方向にしか生えていません。

最後に荒立神社。
小さな神社ですが、芸能の神様だけあって芸能人も多数訪れてるそうです。
願いを込めて七福徳寿板木を7回叩き、令和になって新しく作られた六根清浄の板木も叩かせていただきました。





山の奥の方に、再建された祠にもお詣り。
この日は宮司さんがおられて、拝殿の一番奥(上)まで行ってもいいよとおっしゃっていただきお言葉に甘えて上がらせていただきました。
貴重な体験をさせていただきました。