ジャンプ４４号 銀魂 第二百三十訓

第２３０訓　『己の居場所は己で作るものなり』

とうとう“ダンボールをマイホームと呼んで暮らす侍”（第一訓）に成り果てたマダオ。
借金がかさんで部屋も借りられないのに、別居中の妻ハツが会いに来ることに！

　銀さん「いやでもなんか今までで一番しっくりきてるよ
　　　犬・ラジオ・ダンボール　宿無し三種の神器を完璧にはきこなしてんじゃん
　　　ついに天職を見つけたな」
　長谷川「いや天職っていうか無職なんだけど」

銀さんとマダオが訪れたのは、かぶき町の救世主・不動三蔵じーさん営む不動産屋。
おとぼけじーさんに見えてあんな問題物件を押し付けるあたり、さすがかぶき町で生き抜く食えない男。
なんせ部屋は血まみれ、ダイイングメッセージつき。
銀さんよっぽど面倒らしく、血痕生々しいソファに腰を下ろして一緒に部屋を勧め出す。

　銀さん「長谷川さん　部屋も女と同じだよ
　　　いいですか　よく聞いてください」

凄いので以下略。そっか、イイ部屋はみんなアバズレか。そう考えると新築物件は……これも以下略。
ああもう銀さんのセリフが杉田声で耳にねじ込まれるよ。

部屋にまつわる怪異が判明し、ムダに格好よく鍵を押し付け合う３人。
するとマダオの犬が敵意むき出しでラジオに吠え出した。

コロセ　コロセ　コロセ

そして数日後、部屋を訪ねたハツは新たなダイイングメッセージを発見するのだった……
復縁、更に遠のいちゃったね。
面白かった～。不動産業界歴50余年の救世主が単行本の表紙を飾らないことを祈りつつ、次週も期待！