明け方、P子(8歳)の叫びが。
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娘の成長は親にとって、何物にも換えがたい喜びである。
しかし身長が140cmに近づくとなると、田舎町では話が違う。
突然、子供服が可愛くなくなるのだ。
120cmまではピンクや水色、フリルやリボンをちりばめたデザインがふんだんに揃う。
130cmも、数は減るが何とか見つかる。
しかし140cm以上は黒。ガイコツに十字架、変なチェーン。
そんなのしかない。なんで!?
田舎にヤンキーが多いのは . . . 本文を読む
体育の授業は今年初のプール。
運動音痴なP子だけど、水泳だけは大好き。
予報では午後から雨。1時間目なら何とか持ちそう!
体温を測って水着をチェックし、いそいそ出掛けていった。
ところがどっこい、忘れて行ったよ水泳カード。
体調や体温を記入するもので、これを提出しなけりゃプールには入れない。
届けようにもとっくに授業始まってるじゃん・・・不憫・・・
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午後は小学校にP子のお迎え。不審者対策の避難訓練なのだ。
大したことはせず、全校児童が帰り支度で校庭に並ぶだけ。
「○分かかったので今日は×点」的な講評もなく、点呼をとってハイおしまい。
それでも待ってる保護者は暑さでグッタリ。なにゆえ今日に限って30度?
家まで往復40分、畑に囲まれた通学路じゃ日陰ひとつありゃしない!
しっかし、のどかだなぁ。
訓練だから“○月○日○時に登録済の引き取り人が . . . 本文を読む
Q子のリハビリセンターでの歩行訓練も、もうすぐ1年。
担当がイケメン療法士さんに替わり、ドキドキの初回。
どうしよう? 何着よう? ワンピースでセレブ母を装うか、ジーンズでフレンドリー母と行くか・・・
(オッス、オラ悟空! コイツ、何だか様子が変だぞ。
どうも格好いい兄ちゃんに慣れてねえみてえだ)
6畳の作業室に先生と3人きり。気絶しそう!
視線は合わせず、言うことがあっても「機嫌がいい時は立 . . . 本文を読む
朝も早よから横断歩道で旗振り当番。
次々子供達が通り過ぎる。
時おり付き添うお母さんの姿が。
学校まで遠い班は、行きも帰りも大人が交替で付き添わなきゃならないのだ。
「いっそ車で送りたいくらいよ」
雨にも風にもマケズ1時間以上・・・お疲れ様です!
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Q子が歩行訓練で通っているリハビリセンターに異変が。
若き女性職員たちのメイクが濃くなったのだ。
理由はただ一つ。春になって大量のイケメン療法士が採用されたこと。
若くて爽やかなだけじゃない、全員が顔で選ばれた?と疑うほどの高水準である。
お年寄りだらけのセンターでは宝の持ち腐れだよ、と見るたび意味不明の感慨を抱いてしまう。
とはいえ大して話す機会もなく、
「あらあら若い子は華やいじゃって、可 . . . 本文を読む