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TAOコンサル『美術史からの思索』

「ルネッサンス~東洋美術」
「ぜひ見ておきたい展覧会」

我が書斎&アートサロンでの西洋美術史講座・

2008年02月02日 | ルネッサンスなど西洋美術を見る眼
 魂を世話する会のSさんとのお付き合いはこの4,5年のことだが、素晴らしい方である。

ルーブル美術館付属大学にて美術史学・博物館学を修めた西洋美術史家で、専門は15世紀イタリアルネッサンス美術である。キャリア・能力からすると国立美術館のキュレーターとして活躍していい人材なのに、自らをアピールするでもなく慶応大学アヴィニオンCで講義する程度だが、ファンは多い。

 私も30年近い美術コレクションや、アートNPO活動のなかで大勢のコレクターやアート関係者と交流を持ったが、美術を手段にする人ばかりが目立ち、彼女のように美術のことを純粋に考えている人はほとんどいない。お人柄も知的かつチャーミングで、人間的な魅力に溢れている。

 そんなSのこと、美術の素晴らしさをもっと多くの人に伝えられないかと、美術講座をお願いしたところ、快くお引き受けいただいた。今回の参加メンバーは壺中夢倶楽部の仲間たち16人、その第一回をアートサロン『流れる星のサーカス』で開催したのであるが、皆その講話に惹き込まれ、予定時間を2時間過ぎても話が尽きなかった。(山)


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